〔2022.12.27〕
葉ボタンを使った三日月リース型寄せ植えをこちらに更新しました。
クリスマスが今年も近づいてきました。いままでつくったクリスマス・リースを写真で残っていたものだけなのですがご紹介したいと思います。我が家は毎年玄関にリースを飾っています。寒いこの季節、帰宅する家族やお客様がほっと心が温まって玄関を開けたくなるようなリースを飾りたい。そんな気持ちで毎年作ってきました。
つる(サンキライ)を土台にして作るリースや、植物を寄せ植えしたリース、玄関ドアだけでなく室内ドア、ちょっとした部屋のスペースを飾るリースなども載せています。よろしければ最後まで見ていってください♪
つるの土台に飾りたいものを差し込む 透明テグスで巻くと目立たず簡単
サンキライなどのつる性の植物を束ねた上にコットン・木の実やリボンなどを付け足します。サンキライは赤い実がついているのでリング状にまとめるだけで簡単なリースが出来上がりますね。
つるの間に実を挟んでテグスなどで固定していくと出来上がりです。サンキライはとげがあるので、軍手などはめてとげに注意して丸めていきます。赤い実が思い通りの位置にない場合は、実の束を切り取りバランスよく配置すれば大丈夫です。
こちらも上と同じくサンキライのつるを束ね土台を作ります。
土台がみえないようにモミやスギ、ヒバなどの小枝をずらすように挟んで透明のテグスで巻きながら固定します。
小枝は乾いてくると少し縮むので、きつめにテグスを巻いて固定します。
松ぼっくりは針金で引っ掛けて土台に固定します。
姫りんごは生のものですがよく磨いてつやを出し、つまようじをリンゴのおしりに挿します。
つまようじの部分を土台のつるの間に差し込んで針金で落ちないようにしっかりと固定します。リンゴの向きや位置がポイントとなります。
実をバランスよく差し込んで配置したら、透明のテグスでまきながら固定します。
巻くときはテグスが目立たないよう葉を出しながら巻き込みます。
テグスの初めと終わりをほどけないように結び、形を整えます。
こちらは、サンキライの赤い実を切り取り、つるだけをまとめた土台にモミやスギなど針葉樹の小枝をずらしながら差し込みテグスで固定しました。針葉樹を平たく重ねてボリュームを出しました。切り取ったサンキライの実の他にカラフルな実を全体に配置し、最後はテグスで巻いて固定しました。上と同じく、自然に葉を出してテグスが目立たないようまとめます。
こちらも同じようにして作ったものです。
リースの土台に使うサンキライは、通販でも簡単に入手できます。
価格:10000円 |
うちでは上のように実の付いた枝を2,3本購入してリースを作りましたが、下のような素材を使っても良いと思います。
wreath ドライフラワーリース台 25cm サンキライヒゲつき 価格:968円 |
リースプランターを使ったハンギング寄せ植え
リースプランターに植物を寄せ植えして作るリースも素敵です。
ポインセチアを使ったリース型寄せ植え
クリスマスには定番のポインセチアのリース型寄せ植えです。土が少ない上にハンギングで乾燥しがちなので、しっりと水やりすることが必要です。
実はポインセチアは寒さに弱いので、陽当たりのよい場所なら日中数時間は屋外に出せますが、夕方には室内に取り込みます。案外外に飾るのは不向きな植物です。我が家は玄関が北向きで陽が当たりません。よってせっかく作っても玄関ドアに飾る時間は一日のほんのひと時の間でした。ポインセチアはやっぱり室内に飾る植物ですね♪
葉牡丹を使ったリース型寄せ植え
葉牡丹のリースは、お正月にも使え、外に飾るのにも適していますね。でも生の植物なので陽当たりは大事です。
このリースに使った葉牡丹は、正月以降もベランダで育てました。よろしければこちらの記事も見てください。
下の写真は、2017年の年末に作ったリースです。
葉牡丹だけでなく、春の植物を混ぜて作ってみました。このリースの作り方はこちらの記事に詳しく書いてあります。
ガーデンシクラメンを使ったリース型寄せ植え
2018年はガーデンシクラメンとカルーナを使ったリースを作りました。
こちらは三日月形のメッシュプランターを使って白を基調にアレンジしました。使った植物は以下の4種類です。
- 左上:シロタエギク
- 左下:ガーデンシクラメン
- 右上:カルーナ
- 右下:カロケファルス・プラチーナ
プランターが三日月形ですので案外入りません。シクラメンやカルーナの株は下部1/3を切り取って入れています。
シロタエギクやプラチーナは、1ポットで2~3株に分けられるものを購入するといいです。
ココファイバーを薄く敷いてます。メインのシクラメンとカルーナを入れ、その隙間にシロタエギクを差し込み、プラチーナはバスケットから垂れ下がるように入れています。へりから垂れ下がらせてもいいですし、うまくいかなければバスケットの網目の部分を利用して植え付ければ、前面に広がりのあるレイアウトになります。
最後にクリスマスらしいピックを飾ります。上記のポインセチアのリースと同じピックですが、あるだけでクリスマスの雰囲気になります。リボンや松ぼっくりなどを付けても素敵ですね。
価格:3100円 |
うちでは三日月型とラウンド形2種類のメッシュプランターを使っています。
スキミアを使ったリース型寄せ植え
スキミアの雄株〔つぼみ〕と雌株〔実〕にカルーナをあしらったアレンジです。スキミアは、雌雄異株です。日本のミヤマシキミが原種で、ヨーロッパで品種改良されました。雄株はつぼみが美しくヨーロッパのクリスマス頃を彩ります。雌株の実は日本では『億両』と呼ばれる縁起物だそうです。雄株と雌株あわせると、一つの寄せ植えでクリスマスとお正月どちらもいけそう♪。というわけでカルーナも加えてアレンジを作りました。尚、葉と実が有毒なので、誤食しないように管理してください。
写真は、ピックや木の実をつけてクリスマスアレンジです。なかなかいい取り合わせで満足です♡。
植え付けた植物は左から
- スキミア・レッドドワーフ…雄株
ドワーフは花付きが良くコンパクトな姿のスキミアの矮小品種で、他にピンク・ホワイトがあります。 - カルーナ・オータムパレット〔白〕
- スキミア・ファイチー…雌株
千両や万両よりも実が大きく億両と呼ばれています。雌株には他にスキミア・テンプテイションやリーベシアナなどの品種があります。
使用したデコレーションは
- デコレーションピック
- 松ぼっくりなどの木の実数個
グルーガンや接着剤で針金を木の実に接着し、プランターの金網部分に留めています。
スキミアの特徴や育て方について詳しくはこちらを、三日月形プランターへの植え付けについてはこちらをご覧ください。
スキミアとカラーリーフを使ったリース型寄せ植え
スキミア〔雄株〕2種と小型の葉牡丹、西洋ヒイラギを使ったアレンジです。ポットだけ外してレイアウトしているので、とっても簡単に作れます。時期が終わったら、別々の鉢に植え直す場合は、ポットを並べるだけのほうが都合がいいですよね。
使った植物は次の4種です。
- スキミア・レッドドワーフ(左)
ドワーフは花付きが良くコンパクトな姿のスキミアの矮小品種で、他にピンク・ホワイトがあります。 - スキミア・マジックマルロー(右)
葉の縁に斑が入ります。蕾は気温が下がるにしたがって白からピンク色に変化していきます。 - 葉牡丹 ヴィンテージベインのブーケタイプ
ヴィンテージベインは、葉脈が浮き出ていて、繊細な色合いをしています。1ポットに数株入っている小型の葉牡丹は、寄せ植えアレンジに使いやすいですね。 - 西洋ヒイラギ イレックス・サニーフォスター
モチノキ科の耐寒性常緑中高木です。大きくなります。鮮やかな黄色がとてもきれいです。
使用したデコレーションは
- デコレーションピック(毎年同じものを使っています)
- 松ぼっくりなどの木の実数個
松ぼっくりは、針金をかさの部分に巻き付けて、リースの金網に留めています。木の実はグルーガンを使っています。
尚、育て方やアレンジについてはこちらに関連の記事がありますので、ご興味があればご覧ください
- クリスマスのリース風の寄せ植え:スキミア・葉牡丹・西洋ヒイラギ/ハンギングプランターを使って
- スキミア〔ミヤマシキミ〕の花(レッドドワーフ)と実(ファイチー:別名『億両』)を寄せ植え:雄株と雌株を一緒に育てる
- 葉牡丹の葉がきれいに色づかない:葉牡丹の寄せ植えの育て方(踊り葉牡丹に仕立てる)
ホワイトカラーの葉ボタンを使ったリース型寄せ植え
2種類のホワイトカラーの葉ボタンをメインに寄せ植えしました。華やかで清々しい雰囲気です。使用した植物については、次の通りです。
- 葉ボタン
- ベイビーチュール〔高見園芸〕5株入り×2ポット
- フレアホワイト 4株入り×4ポット
- カロケファルス プラチーナ 2ポット
- 多肉植物 セダム
- タイトゴメ〔斑入り〕1ポット
- ドラゴンズブラッド 1ポット
尚、寄せ植えを作った手順についてはこちらに詳しい記事があります。
葉ボタンの寄せ植えのシンプルな三日月リース
今年は、葉ボタンの寄せ植えポット1つと木の実を三日月型リースにレイアウトし、クリスマス・お正月に合った小物をあしらいました。詳しくはこちらを見てください。
チェッカーベリーとカルーナ・ブルガリスを使った三日月型リース
2023年は、赤い実のチェッカーベリーに紅葉が鮮やかなカルーナ・ブルガリスとサントリーナ・雪のサンゴ礁を使った寄せ植えです。小物にクリスマスのオーナメントやピック・木の実をあしらいました。詳しくはこちらを見てください。
工作で自作するリース
グルーガンで簡単に作れるリース
このリースは、段ボールをリング状に切り抜き、シルバーのリボンを巻いた土台に、グルーガンで木の実や花の雑貨を接着しました。土台が平たいので接着が容易です。
リースの下にパールのビーズで編んだ帯紐をたらし先には星のオーナメントをつけてクリスマスの雰囲気を出しています。
白い花はアロマオイルを染み込ませて飾る雑貨で、以前「フラン・フラン」で購入したものです。リースにしてみたら香りも楽しめるので一石二鳥ですね。このリース、実は9年くらい前に作ったものです。ナチュラルで落ち着いた感じで今でもクリスマスの時期にリビングのドアに取り付けてます。似たものを2個作ってドアの内外につけています。
グルーガンはリースに限らず、ちょっとしたパーツの接着に使えますので、一家に一台あると便利ですよ。
価格:1680円 |
刺繍枠を利用したリース
刺繍枠に木のハサミをボンドで接着しました。カードや厚みの薄い飾りを挟んで飾るリースです。ちょっとした壁のスペースがクリスマスの雰囲気になります。
市販の刺繍枠は金具をうまく隠れるように取り付けるのがポイントです。
刺繍枠 刺しゅう枠 φ21cm S2-5 日本竹品工業 桧製 真鍮製調整金具付き 日本製 6サイズ 円形 丸 価格:880円 |
以上、いかがでしたか? お家で楽しむ手作りのクリスマス。皆さまもよいクリスマスとなりますように!
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