毎年、クリスマスのドア飾りを作っています。ここ数年はハンギングプランターに季節の植物を寄せ植えし、クリスマスリースのように飾っています。今年は、赤い実のチェッカーベリーに紅葉が鮮やかなカルーナ・ブルガリスとサントリーナ・雪のサンゴ礁を使った寄せ植えです。小物にクリスマスのオーナメントやピック・木の実をあしらいました。
クリスマスが終わると小物のオーナメントやピックをお正月のものに替え、クリスマス&お正月兼用にしています。
チェッカーベリー〔ツツジ科〕
冬に大きい実がなる耐寒性に優れた、まさしくクリスマスにお馴染みの冬の植物です。中央に少し垂らすように配置しました。
カルーナ・ブルガリス〔ツツジ科〕
カルーナは品種が多く、冬に花を観賞する品種と、紅葉を観賞する品種があります。今回使ったのは、冬に紅葉するタイプ数種です。ライトグリーンに黄色や赤、色鮮やかに紅葉し華やかですね。色鮮やかに紅葉させるためには、気温が低くなることと、陽当たりのよい所で管理するといいですね。
チェッカーベリーとカルーナは、同じくツツジ科の低木で性質は同じです。ですので、日頃のお手入れも同じでいいです。耐寒性があり、陽当たりのよい場所で育てます。植え付けるときは、酸性の土を使います。ツツジ・さつき用の土などが便利ですね。また、用土は水はけのよいものを好みますが、水切れは要注意です。
サントリーナ・雪のサンゴ礁〔キク科〕
シルバーグリーンの美しい葉が魅力です。陽当たりよく育てます。蒸れをきらい風通しよく乾燥気味に育てます。また、極端な酸性・アルカリ性土壌を嫌います。チェッカーベリーやカルーナとは、土の性質などが違うので、今回はポイント的に1株使い、この株だけビニールポットのままレイアウトしています。画像で見ると目立たないように見えますが、実際には、このサントリーナがあることで軽やかで抜け感がある仕上がりになっているように思います。
寄せ植えのコツ
性質の同じ植物を合わせるのが基本ですが、土の性質の違うものはビニールポットなど使い区別して寄せるといいです。クリスマスのドア飾りなどは、季節が終われば、取り外して別々に育てるといいですね。尚、気温や日照などの環境に関する条件は同じものがいいでしょう。
小物
ピックや木の実の他に、クリスマスツリーのオーナメントを使ってみました。このオーナメントはお気に入りで、ツリーの飾りつけに10年以上使っているものです。縦14㎝の立体的な飾りです。
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