![コノフィツム 二重脱皮](https://conophy.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_8979-2.png)
![リトープス 二重脱皮](https://conophy.com/wp-content/uploads/2023/04/image-7.png)
コノフィツムやリトープスは、脱皮中に更に新球も脱皮してしまう『2重脱皮』を引き起こすことがあります。脱皮前~脱皮中に水をやりすぎると2重脱皮するといいますよね。ところで2重脱皮ってどういう弊害があるのでしょうか?短い期間に2度も脱皮するので一回り小さくなってしまうとか、夏に水分抜けきらない分厚い皮に包まれていると蒸れやすいとかあるかと思いますが、致命的になることはないかと思います。
我が家のコノフィツムやリトープスの2重脱皮後の経過をご紹介します。
尚、コノフィツムやリトープスの開花や育て方については、別記事がございますので、ご興味があればご覧ください
コノフィツムの二重脱皮
我が家のコノフィツムの’銀河’ですが、2年前晩夏の入手時から新球の育ちがずれていました。9月なのに脱皮しそうな様子もなく中に小さな新球が育っているように変形していました。でも’銀河’がどうしても欲しかったので入手した次第です。秋には開花せず、翌年2月には一頭が身割れして、4月には下の画像のように頭が突き出てきました。また、手前一頭は、形が崩れています。
![コノフィツム 二重脱皮](https://conophy.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_7253-1.png)
5月には全部のコノフィツムに身割れが…。
![コノフィツム 二重脱皮](https://conophy.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_7721-1.png)
これで周年のリズムの狂いは直って、正常に戻ったかな、と思いきや…
すごい勢いですが、7月初旬にはほぼ脱皮完了。しかしながらいろいろ気になることがあって、ちょっと脱皮を手伝いました💦。でも下の画像の後方の1頭と、向かって右の大きい2頭見てください。後方の1頭は既に2重脱皮していますし、右の2頭は、中の新球が中央から見えているのです。やはり、思いっきり狂っていますね…。我が家でリズムが狂っている2重脱皮のコノフィツムは、この’銀河’だけで、これコだけ水やりの頻度が多いということはありません。なにか異常があるんでしょうね。手前の形が崩れていた一頭から出てきたコは奇形でした。
![コノフィツム 二重脱皮](https://conophy.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_8287-1.png)
2重脱皮後のコは、案外しっかり育っているようです。そこでリズムを正常にしたい一心で、かなりの荒療治💦なのですが、まだ新球が外に出ていない右の2頭も剥いて、新球を外に出してみることにしました。
![コノフィツム 二重脱皮](https://conophy.com/wp-content/uploads/2023/04/image-2.png)
8月から11月までの写真を撮ってなかったのは、今となっては後悔してます💦。このころ他のコノフィツムが次々と花を咲かせてすっかり、そちらの撮影に夢中になっていました。
ですが、剥いて新球を出して、結果的に2周りくらい小さくなりましたが、生育に異状なく、可憐な白い花を咲かせました。少し後になりましたが奇形の一頭も開花し、全部に花を付けて安心しました。
![コノフィツム 二重脱皮](https://conophy.com/wp-content/uploads/2023/04/image-3.png)
この後は、年を越し、これでリズムは正常になったかと思いきや…。
2頭ほどサイドに小さな新球が出てきました!これは、遅れて出てきた片割れですよね。
![コノフィツム 二重脱皮](https://conophy.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1553-1-1.png)
大きい方は、このまま正常なリズムで脱皮してほしいものですが、遅れて出た小さなコ2頭は、この後は、いったいどうなるのか…。このまま育つのか、脱皮するのか…。夏越しが心配ですが、これから先も更新したいと思います。
リトープスの二重脱皮
大理石と大津絵が昨年2重脱皮になりました。
大理石は、かなり早く脱皮が進みました。
![リトープス 二重脱皮](https://conophy.com/wp-content/uploads/2023/04/image-4.png)
2022年の3月頃に脱皮しましたが、4月には既に次のが見えてきました。わかりにくいので、一番古い皮のになったのが『親』として、2022年にできたのが『子』、そして、今覗いていするのが『孫』とします。
![リトープス 二重脱皮](https://conophy.com/wp-content/uploads/2023/04/image-5.png)
5月には『親』は完全にとれてしまい、『子』は分厚いまま、『孫』が出てきました。心配なのが真夏になっても脱げ切れず『孫』が蒸れて溶けてしまうことでしたが、梅雨に入る前に脱ぎ切ってしまいました。
![リトープス 二重脱皮](https://conophy.com/wp-content/uploads/2023/04/image-6.png)
大理石はほぼ脱ぎ切ってしまいましたが、大津絵はこのまま夏に突入するようです。
![リトープス 二重脱皮](https://conophy.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_0263-2.png)
11月になると大津絵も無事脱皮しました。大津絵は『孫』2つともに花が付きましたが、大理石は花が咲きませんでした。残念…。
![リトープス 二重脱皮](https://conophy.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1559-1.png)
2023年春には、『ひ孫』が出てきました。でも、『孫』の横から新たな子も出てきています。大津絵も大理石も同じ風に出てきていますね。
![リトープス 二重脱皮](https://conophy.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1557-2.png)
大津絵で、記号を付けてみますと、『孫A』の横から新しく出た子『B』は、出遅れて出てきた『孫』世代と考えられますね。大きさは確かに一回り小さくなりましたが、思ってもいなかった分球もしたので、ちょっと得した気分です。実際は得も損もしていませんけどね。
リトープスの方は、今年の脱皮もそろそろ完了ですね。
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