多肉植物 桜吹雪(アナカンプセロス属)の花が咲いて種ができるまで/開放花と閉鎖花による受粉/種まき/発芽

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アナカンプセロス属 桜吹雪の花
アナカンプセロス属 桜吹雪の花

咲いてる時間が短くて、おまけに閉鎖花で種子をつくることもできるので、花をちゃんと観察できたの初めてです。今年は注意深く観察したので、花の開花から種ができるまでをご紹介します。

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アナカンプセロス属 ‘桜吹雪’とは?

南アフリカ原産の耐寒性・耐暑性に優れた丈夫な多肉植物です。年中ピンクが残り、ピンクの葉と新芽の緑が初々しく可愛らしいですよね。ふわふわとした白い毛が生えるのも特徴です。

アナカンプセロス属 桜吹雪
アナカンプセロス属 桜吹雪

増やし方

葉刺しは難しいですが、株分けや種子で増やすことができます。

花…開放花と閉鎖花

開花は、梅雨時期です。桜吹雪は、お天気がよいと開花しますが、雨天では開花しないといわれています。とういわけで、梅雨時期と開花時期がかさなる桜吹雪は、開花した状態を見るのが稀になってしまうということのようです。普段見る開いた花を『開放花』と呼びます。

桜吹雪は、開花して受粉することも、完全に開かないまま、中で自家受粉することもできます。開花しない、完全に開かない状態で自家受粉する花を『閉鎖花』といいます。

桜吹雪は、開放花と閉鎖花のどちらも付けます。

今回、開放花と閉鎖花と両方観察しました。

開花から種子ができるまで

アナカンプセロス属 桜吹雪
今回蕾を付けた株
アナカンプセロス属 桜吹雪の蕾
2021.05.06

今年は、一本の茎に2つ蕾をつけました。2つの蕾の様子が若干違います。上に出ている蕾は全体に緑で、下の蕾はきれいなピンクを帯びています。

開放花の受粉

開花したのは、曇天の風の強い日でした。今日はないと思っていたのに不意をつかれ、上の蕾が開き始めました。上の蕾は、ちょっと首を傾げた状態です。朝はしっかり閉じていたのに唐突に始まったのでびっくり。見落とすところでした。

アナカンプセロス属 桜吹雪の花
2021.05.17 11:00
アナカンプセロス属 桜吹雪の花
2021.05.17 15:30 開花の様子
アナカンプセロス属 桜吹雪の花
アナカンプセロス属 桜吹雪の花

完全に開きました。色はきれいなピンクで、横に広い花ですね。開いていたのは1時間前後だと思います。

アナカンプセロス属 桜吹雪の花
2021.05.17 16:05

閉じ始めました。

アナカンプセロス属 桜吹雪の花
2021.05.17 16:40

閉じてからは、お行儀よく萼(がく)のなかに納まりました。開花は半日で終わりました。

2021.05.22

上の花は、頭を傾げたままです。下の蕾がそろそろ開花するかなと思いきや…

閉鎖花の受粉

アナカンプセロス属 桜吹雪の閉鎖花
2021.05.28 閉鎖花の自家受粉

晴天の日です。下のきれいなピンクの蕾がわずかに開きました。わずかな隙間に、ピンクの花冠(?)が見えます。これきり開くことはありませんでした。どうやら閉鎖花のようです。

2021.06.02 受粉が終わった2つの蕾

しばらくは何事も起こらず…

2021.06.06

突然まっすぐ立ちました。そして、さらに一週間後…

種子

アナカンプセロス属 桜吹雪
2021.06.13

笠のようなものが剥がれました。また、その下の薄皮のようなものも剥がれそうです。

アナカンプセロス属 桜吹雪
2021.06.13

開花から27日目にして、種を落としそうです。種が透けて見えています。落ちそうと思いながらも、もう一日様子を見ようと思ったのが間違いでした。

2021.06.14

夜のうちに飛んでいったのか、早朝には空になっていました。

2021.06.21

今度は、下のピンクの笠が剥がれてきました。閉鎖花の自家受粉から24日目です。今度はちゃんと種を取ります。

笠と2枚の皮

3枚剥がすと真っ白の薄皮がまた出てきました。薄皮も3枚で出来ています。

真っ白な薄皮
アナカンプセロス属 桜吹雪 種

一枚剥いて中をみるとこんな感じです。

アナカンプセロス属 桜吹雪 種子

種の表面は、ハニカム構造になっていてスカスカな様子です。いままで見たことがない形態でした。

軽く振ってみると、種が落ちました。合計5つあります。種の下の方にも種になれなかったモノらしきモノがありますね。効率よく受粉できれば、もうちょっと数が多かったかもしれません。

アナカンプセロス属 桜吹雪 種子

表面はスポンジのようですね。中が透けています。触った感じも柔らかいです。大きさ1mm前後の大きさです。ちっこい水餃子のような…

晴天には開放花、雨の日には閉鎖花は、我が家の桜吹雪には当てはまりませんでした。お天気ではなくて温度や湿度でしょうか? また、開放花は蕾が緑で、閉鎖花は蕾がピンクでした。ひょっとしたら、一番目は開放花、二番目は閉鎖花なのかも…。いずれにしても今回は、どんな条件で開放花か閉鎖花を決めるのかはわかりませんでした。謎だらけで興味深いですね。それにしても、開放花で他家受粉も可能ですし、うまくいかなくても閉鎖花で自家受粉するなんて、とても逞しく優れたシステムですね。感心しました。

種まき

さっそく、種を蒔きました。我が家では、エクサゴノの無菌・無肥料・焼成の細粒タイプを使いました。エクサゴノは、サボテンや多肉植物・コーデックス用の培養土です。粒の大きさや肥料の有無を選べます。桜吹雪の種は小さいので、多肉植物用の土でも粒が小さめのものがいいですね。

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発芽

アナカンプセロス 桜吹雪 発芽

実は、種まきからしばらく水をやるのを失念しておりました💦。水やりを再開したら2日で発芽しました。水やりは、霧吹きで充分湿らすようにしました。土の表面から1㎝下までは湿らすイメージですね。様子を見て頻度は調節しますが、朝夕2回くらいです。

もうじき梅雨明けして猛暑がやってくるので、発芽したての赤ちゃんには過酷な環境になるかもしれません。

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