つるばら(カクテル)の鉢植えをベランダで育てる

つるバラ カクテル

5月になって、我が家のカクテルも花盛りになりました。カクテルは、バラの中では育てやすく、鉢植えでベランダで育てるのも可能です。我が家では20年目を迎えました。今年は特に花付きが良く美しく咲きました。剪定以外特別になにもしていませんが…。

開花したばかりは中央が黄色いのですが、徐々に白くなっていきます。一重で、花びらの中央から外側に向かって赤くなっていくグラデーションが大変美しく可憐です。花が沢山つくのも魅力ですね。

つるバラ カクテル 

つるバラなのでオベリスクやトレリスを使い支えてあげると鉢でも十分育てることができます。伸び伸びと枝が広がるように育てるのも良いのですが、ベランダなのでオベリスクやトレリスにうまく枝を誘引すると、1ヵ所にたくさん花を咲かせることができて、とてもきれいです。我が家のカクテルの育て方を紹介します。

カクテルの花期の手入れ

カクテルは一枝で最初に中心の花が咲いた後、周りに3~5つ位の花が咲きます。最初に咲いた花は周りが咲き揃うころから萎れはじめますので、花が密集するところでは頃合いを見て切り落とすと見た目を綺麗に揃えられます。

つるバラ カクテル 花盛り

一枝の花が終わると5枚葉の上のところまで(3枚葉の枝部分は全部)切り戻します。

そうすると脇から新しいシュートが伸びてきてそこにまた花をつけてくれます。春が一番花盛りで、秋にもう一度盛りが来ます。ですが、夏も冬も比べれば少ないですが花を咲かせてくれます(以前、1月末に剪定しようとしたら1つだけ花が咲いてました)。まさしく四季咲きですね。

害虫対策

春から夏はアブラムシが付くことがあるので、うちではオルトランを使っています。夏から秋にかけては毛虫に葉を食い荒らされることがあります。スプレーで薬を撒いても効果が今一つなので、すこし面倒ですが1匹1匹探しては手で駆除しています。完全に駆除するのは難しいですが、2,3匹ならいいか、って感じです。

植え替えや追肥について

植え替えですが、我が家では10年以上植え替えしていません。本当は冬の間に鉢から株を一度出して元肥を与えるのが良いとは思っているのですが、実際のところは「まくだけで甦るー土のリサイクル材」とバラの肥料を花の咲く前後の時期に与え、あとは適度にハイポネックスを与えています。

それでも毎年花付きいいので、本当に丈夫なバラですね。

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樹形を整える

うちではオベリスクを使って樹形を整えているのですが、ベランダという事情もあり、余り大きく育っても困るので冬場の剪定は結構思い切って切り戻しています。

つるバラ カクテル 3月中旬

以前は、もう少しシュートを残して、枝でオベリスクのように樹形を整えることも考えていたのですが、中心の枝がグイグイ伸びるので、なかなか思うように行きませんでした。そこで、思い切って切り戻すようにしました。それでも毎年新しい枝を沢山伸ばしてくれます。これは4月上旬の写真です。

つるバラ カクテル 4月初め

花盛りの今はこんな感じになります。

〔2020.05.05〕
つるバラ カクテル 花盛り

ちょうど人の目の高さに花を集められるので、見応えがあります。ベランダで育てているので、ちょうど良い感じです。

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