〔2024.05.01〕更新 ロゼア (Haworthia rosea IB15104,08-192-3)に情報を追加しました。詳しくはこちらをご覧ください。
エケベリアなどの紅葉と比べて発色やカラーバリエーションは豊富ではありませんが、ハオルチア・ロゼアは、条理が浮き立つような透明感とスモーキーなニュアンスカラーが魅力です。
紅葉を楽しむために冬の間もベランダで管理してます。毎年2月頃には色づきが濃くなり、3月の終わりには明度の高いピンク色に染まり春らしい紅葉を見せてくれます。いろいろなロゼアの紅葉の様子をご紹介したいと思います。
ロゼアは、ハオルチアの中では比較的安価で入手できますし、丈夫でよく増えます。冬季に色づくものと通年色が残っているものがあります。色づきは、その年の天候にもより、ある程度は自然まかせなのですが、よりきれいに色づくよう試行錯誤しています。
以前に書いたシンビフォルミス系の紅葉をまとめた記事がこちらにありますので、よかったらこちらもご覧ください。
- ロゼア N-1 (Haworthia rosea N-1 W.Kleinmond)
- ロゼア N-3 (Haworthia rosea N-3 W.Kap/Fish)
- ロゼア ダルマ K-1 (Haworthia rosea ダルマK-1 Kleinmond)
- ロゼア (Haworthia rosea)
- ロゼア JIL050 (Haworthia rosea JIL050 The Glen,Kleinemonderiver)
- ロゼア The Glen-2 (Haworthia rosea The Glen-2)
- ロゼア (Haworthia rosea IB15104,08-192-3)→カーナ(Haworthia cana IB15104,MH08-192-3)
ロゼア N-1 (Haworthia rosea N-1 W.Kleinmond)
2022年に比べてると、2023年は親株も大きくなって、ずいぶんと子株も出ました♫。葉先から徐々に染まってきています。
3月下旬には、下のような色に移り変わります。下の画像は2022年のものです。
グレーのような、少し赤味のあるパープルのような、透明感のある桜色に染まります。下葉は赤くなってパサパサになっていますが、なんとも雰囲気のある色だと思います。通年色が残っています。ちなみに2021年5月はこんな感じ。天候によって、赤味の差し方が微妙に変化します。それも紅葉の魅力ですね。子株もいくつか出来きています♫。
ロゼア N-3 (Haworthia rosea N-3 W.Kap/Fish)
N-3は、ふっくらとしたハスのようなかたちと色合いが美しいロゼアです。全体に白っぽく、薄紫や淡いピンクがほんのりと差して、とても可愛らしいです。葉の裏側方向から眺めれば網目模様が浮き立ちきれいです。
今年2023年のN-3、昨年2022年より少し大きくなっています。鉢が変わったのでわかりにくいですが💦。他のロゼアに比べて生長が遅いです。同じように育てているんですが…。子株も出てきているので、それぞれ別の鉢で育てようかな。
下の画像は、昨年2022年の2月~3月のものと、2021年5月のものです。
初夏になると緑を取り戻しますがほんのりピンクが残って愛らしいですね。
ロゼア ダルマ K-1 (Haworthia rosea ダルマK-1 Kleinmond)
淡くきれいなピンクに染まるロゼアです。ピンクや赤といってもスモーキーな色味が多いなか、K-1はあまり濁りがないピンクに染まります。特に葉先から染まる姿が愛らしいです。ダルマ葉が特徴的で、ふっくらしたかたちも可愛らしいですね。
下の画像は、2022年の同時期ものです。気温や日照などで年によっても紅葉の加減が変わります。
2021年は5月くらいまで下の写真のように紅葉が進みましたが、だんだんライムグリーンのもとの姿に戻りました。今年も同じような紅葉の進み方をすると思います。
ロゼア (Haworthia rosea)
ホームセンターで入手したロゼアです。原生地等の情報がないので園芸種ですね。N-1やJIL505、The Glen-2と似た草姿です。
ロゼア JIL050 (Haworthia rosea JIL050 The Glen,Kleinemonderiver)
JIL050の雰囲気はN-1に似てますよね。
ロゼア The Glen-2 (Haworthia rosea The Glen-2)
The Glen-2は、草姿は、N-1や JIL050と似ていますが、我が家の環境では、ともかく色づきが早く、全体が少しスモーキーな赤紫色に染まります。個人的にはとてもきれいで好きなロゼアです。
3月下旬になると、色が褪めて可愛らしいスモーキーピンクに。生長点が若草色になり見事な変わりようです。
ともかくよく増えます。どの鉢も同じ群生から株分けしたものです。下の鉢の写真は、2021年の5月のものですが、明るめのグリーンがきれいです。冬季に紅葉するタイプですね。
ロゼア (Haworthia rosea IB15104,08-192-3)→カーナ(Haworthia cana IB15104,MH08-192-3)
葉の幅が狭く、ホントにロゼア?な草姿に感じますが、ライトグリーンの葉が外側だけ淡いピンクに染まる姿がきれいです。この種もあまり濁りのない色味に染まりますね。
〔2024.05.01〕更新
最近、ヤフオクにて、同じIBナンバーのものが、canaで出品されておりました。正確には、H.cana MH08-192-3 IB15104 です。08-192-3は何のナンバーだと謎だったのですが、MHナンバーだったのですね。MHご本人からの出品だったので、こちらの名称がおそらく正解ですね。ホントにロゼア?は、カーナ(カナ)だったんですね。
とはいえ、私が入手したのは数年前のことで、MHご本人からではないので、お分け頂いた方もおそらくroseaの名称で入手され、かき仔を販売されていたんだとと思います。問題は、この苗はどちらの名称で扱うべきか…ですよね。答えは出ませんが、ロゼアとカーナは近縁種ですし、この種がピンクに染まる可愛いらしい草姿なのに変わりはないですから、ロゼアで購入したけど恐らくカーナというスタンスでいこうと思います。
ところで、下のコは、上の親株のクローンなのですが、水を吸ってプクプクになった状態です。まったく違う品種のように見えますよね。こっちの草姿ならロゼアっぽい。葉の形を見れば同じなんですけど、ロゼアやカーナは、育て方次第で見た目やイメージが割と変わりますね。
また、IB15104は、下の『ピンクのシンビフォルミス』(入手時の名称)と似た感じがあります。細葉で、外側がとても可愛らしいピンク色に染まります。こちらもカーナかもしれませんね。
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