
以前入手したロゼアの紅葉が印象的だったので、他のロゼア達はどんな表情を見せるのだろうと入手できる範囲で集めました。紅葉を楽しむために冬の間もベランダで管理してます。2月の終わりにぐっと寒気がきて、色づきはじめました。そして3月の終わりには、明度の高いきれいなピンク色に染まり、尚且つ成長点からライムグリーンの新葉がのぞき、春らしい最もきれいな紅葉を見せてくれました。いろいろなロゼアの紅葉の様子をご紹介したいと思います。
ロゼアは、ハオルチアの中では比較的安価で入手できますし、丈夫でよく増えます。冬季に色づくものと通年色が残っているものがあります。色づきは、その年の天候にもより、ある程度は自然まかせなのですが、よりきれいに色づくよう試行錯誤しています。
以前に書いたシンビフォルミス系の紅葉をまとめた記事がこちらにありますので、よかったらこちらもご覧ください。
ロゼアN-1 (Haworthia rosea N-1 W.Kleinmond)


グレーのような、少し赤味のあるパープルのような、透明感のある桜色に染まります。下葉は赤くなってパサパサになっていますが、なんとも雰囲気のある色だと思います。通年色が残っています。ちなみに昨年の5月はこんな感じ。天候によって、赤味の差し方が微妙に変化します。それも紅葉の魅力ですね。子株もいくつか出来きています♫。

ロゼアN-3 (Haworthia rosea N-3 W.Kap/Fish)


ふっくらとしたハスのようなかたちと色合いが美しいロゼアです。全体に白っぽく、薄紫や淡いピンクがほんのりと差して、とても可愛らしく仕上がりました。葉の裏側方向から眺めれば網目模様が浮き立ちきれいです。初夏になると緑を取り戻しますがほんのりピンクが残って愛らしいですね。ただ、上下の写真を比べてみていただければわかりますが、水を控えめにしすぎたことや日に当てすぎたことが原因か、新芽が生長するとともに下葉も枯れていき大きさはちっとも変わらずです。むしろ少し小さくなったか…?。今年は少し甘めに管理しようと思います。

ロゼア ダルマK-1 (Haworthia rosea ダルマK-1 Kleinmond)

淡くきれいなピンクに染まるロゼアです。ピンクや赤といってもスモーキーな色味が多いなか、K-1はあまり濁りがないピンクに染まります。特に葉先から染まる姿が愛らしいです。はち切れそうなくらいぷっくらしたかたちも可愛らしいですね。昨年は5月くらいまで下の写真のように紅葉が進みましたが、だんだんライムグリーンのもとの姿に戻りました。今年も同じような紅葉の進み方をすると思います。

Haworthia rosea
ホームセンターで入手した園芸種のロゼアです。大きめで草型がバラっぽいです。色は赤紫系ですね。

ロゼアJIL050 (Haworthia rosea JIL050 The Glen,Kleinemonderiver)


JIL050の雰囲気はN-1に似た感じがします。昨年我が家に来たときは根がない状態で、白くぬめっとした質感で全体に灰色でした。白肌というようですね。しばらくして発根しましたが、中心がわずかに緑味を帯びただけで、下のような色は変わらず冬に突入。今は赤味が差し、上の写真の状態です。

ロゼア The Glen-2 (Haworthia rosea The Glen-2)
すごーく増えて、我が家には何株もあります。群生して見ごたえがあります。


どの鉢も同じ群生から株分けしたものです。下の鉢の写真は、昨年の5月のものですが、明るめのグリーンがきれいです。冬季に紅葉するタイプですね。

Haworthia rosea IB15104,08-192-3

葉の幅が狭く、ホントにロゼア?な草姿に感じますが、ライトグリーンの葉が外側だけ淡いピンクに染まる姿がきれいです。この種もあまり濁りのない色味に染まりますね。
下の『ピンクのシンビフォルミス』とよく似ていると思います。外側がとても可愛らしいピンク色に染まります。

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