
肌寒くなり、外で育てていた植物を取り込み、陽の差し掛かる窓際で管理する季節になりました。植物がいつの間にか増えてしまってどうにかしたい場合は、ハンギングするのも一手です。我が家は、窓際の壁側にアイアンバーをつけて、寒い日の日中は光に当てながら管理できるようにしました。
他にも、我が家はベランダや室内に突っ張り棒やメッシュパネル、ピクチャーレールやダクトレールを使って植物をハンギングしています。こちらにも関連記事がございますので、よろしければみてください。
植物をハンギングして楽しむ:室外〔ベランダ〕と室内での吊るし方
壁や天井にアイアンバーを取り付ける
取り付ける部分の下地の素材は何か調べる…下地チェッカーを使うと便利
アイアンバーを取り付けるのに一番重要なのが取り付ける下地の素材と強度です。アイアンバーは見た目の同じような商品でも長さや重さが違うので、壁や天井の下地が、コンクリートや木材なら取り付け可能でも、石膏ボードには取り付け不可などがあります。取り付けたい場所の下地を調べてから、商品を選ぶことをおすすめします。
我が家は、アイアンバーを取り付けようと思っていた壁面の、エアコンのコンセントカバーを外して壁の素材を調べました。そこで石膏ボートであることが確認できました。
石膏ボードは、その裏に下地のある所とない所があります。下地は大概木材ですが、下地の有無で固定の仕方が変わります。取り付けたい場所に、木材の下地があるか調べるには、『下地チェッカー』を使うと便利です。取り付けたい位置にアイアンバーを仮置きし、ねじ穴のところに印をつけます。その印のところを『下地チェッカー』で確認します。使い方は、印の位置に軽く差し込むだけです。下地が無ければ針がスッと入ります。下地があると、石膏ボードの厚さ以上は針が入りません。

![]() | 下地探し どこ太 Basic 35mm シンワ測定 79024【460】 価格:1020円 |

下地が木材の部分に取り付けられる商品はとても多いです。木材などの下地があるところに取り付ける場合は、木ネジで取り付けられる商品を選べばいいことになります。コンクリートの場合は、ドリルで穴を空けてアンカーを打ち込み、そこにネジで止めればOKです。
石膏ボードに取り付ける…石膏ボード用のアンカーが必要
コンクリートや木材が下地にない場合、石膏ボードに取り付け可能な商品を選びます。我が家もちょうどよいところに下地がないため、 石膏ボードにも取り付け可能なものを選びました。石膏ボードに取り付け可能なバーは、耐荷重が少ないものが多いで注意が必要です。我が家が選んだアイアンバーは、壁用と天井専用があり、幅もW120・100・60タイプあります。カラーも黒・グレー・白の3色とバリエーション豊富です。我が家は、W120㎝を選びましたが、バーの重量は2㎏と比較的軽量で、耐荷重も10㎏なので、十分なスペックだと思いました。
![]() | 価格:7980円 |

取り付け方法は、ドリルで石膏ボードに下穴を空け、アンカーやトグラーを使って固定します。下の写真はトグラー〔白い方〕で、ドリルで穴をあけた後、トグラーを差し込むと下の写真のように広がって抜けなくなります。赤いネジのような形のものは、差し込んだトグラーを下の写真の様に広げるためのツールです。

![]() | 和気産業 4903757250802 3342800 トグラー 中空壁用 TC 4入 価格:260円 |

バーに植物を吊るす

耐荷重より軽めに吊るすと安心です。我が家では、S字フックとチェーンで吊るしています。吊るすものの高さを変えるとスムーズに吊るせます。
コメント