ハートカズラの花が咲きました。
ハート型のぷっくりした葉が可愛いハートカズラ。ラブチェーンとも呼ばれていますね。葉が結構肉厚なので多肉植物と思われがちですが、つる性常緑多年草です。
5月はハートカズラの花咲く季節です。あでやかで色鮮やかな花が咲くなかで、ハートカズラの花は目立たない色合いなのでうっかり見逃してしまいそうですが、とってもユニークな形で楽しませてくれます。
ハートカズラは虫媒花(主に虫を媒介として受粉を行う花)で匂いで虫を呼び寄せるそうです。ですから目立った美しい花は必要ないのでしょうね。変な臭いがするのかと思ったけれど、気になる臭いもしていません。
そんなハートカズラを増やしてみようと思いました。
ハートカズラを挿し木で増やす
花もあちこちについて眺めるのはいいのですが、最近つるが伸びすぎて気になっていました。
冬から3月の寒い間は昼間は外で日に当て、夜は室内に入れて楽しんでいましたが、4月から外に出したままにしています。
5月入ってから7~80㎝に伸びてきたので、そろそろつるをカットしようと思い立ちました。折角なので、ただ切るのはもったいないので挿し木で増やしたいと思いました。
5月~7月は挿し木・植え替えのベストシーズン
ハートカズラの伸び過ぎた部分をカットして挿し木で増やせるかやってみます。できれば株数をもっと増やして、一緒に一回り大きい鉢に植え替えしようと思います。
5月~7月は生長が活発な時期なので、挿し木にも植え替えにも適しています。ちょうど今が良いシーズンです。
挿し木のコツ
ハートカズラは茎の節に2枚の葉が向かい合って付いています。この節の部分が徐々に膨らんでいきます。この部分は「むかご」と呼ばれ、ここから根が出てきます。ですので、ここをうまく育てると株を増やすことができますよね。
大きくなった「むかご」からは、放っておいても根が出てきます。
この「むかご」からは根が出ていますね。
新芽の出てる先から適当な長さとり、「むかご」(節)の上の部分でカットして挿し木にすると簡単に発根しそうです。
挿し木はレカトンと水挿しで試してみました。
4日で発根
下の写真はレカトンに挿し木した2本です。数本の根が出ているのは上の写真の初めから根が出ていた「むかご」です。もう一つのほうはまだ根が出ていませんね。
下の写真は水挿しした4本です。2本から根がでています。あと2本ももう少しで根が出そうです。
「むかご」が十分に大きくなっていない場合でも水挿しなら簡単に発根するようですね。
4日で根が出てくるとは驚きです。もう少し根が長くなったら、土に植え替えてみようと思います♪
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