人気のハオルチア、特に透明窓がきらきらと美しいオブツーサはとても人気です。その中でもポピュラーで誰にでも愛されるオブツーサといえば、ドドソン紫オブツーサ〔写真右上〕です。透明度が高く人気ですが、トゥルンカータと見分けがつきにくいといわれます。だいたい紫系のオブツーサって、日光〔紫外線〕に当たることによってアントシアニンが増え、赤~紫色になるので、紫に発色するオブツーサは、とてもたくさんありますよね。粒のかたちも違ったり、大きさだって大小あります。ということで、姿かたちが似ている我が家の紫系オブツーサを比較してみました。
上の2枚の写真は、巨大赤線オブツーサ〔左上〕、特大型紫オブツーサ〔中上〕、ドドソン紫オブツーサ〔右上〕・トゥルンカータ・イクラ〔左下〕、スターサファイア〔右下〕です。トゥルンカータ(イクラ)も小粒ですが、スターサファイアはもっと小粒でかわいいですね。
ドドソン紫オブツーサ
OB-1とも呼ばれます。窓の透明度が高く、光にかざすと窓がキラキラ輝きます。これで夢中になっちゃうんですね。そして、葉の緑の部分も透明感あるグリーンです。粒の大きさもトゥルンカータに比べ少し大きいです。室内で育てると下の写真のように、とてもフレッシュなグリーンです。
数日光に当てたら上の写真のように赤紫になります。わりと簡単に赤味をおびます。発色の原因は、光〔特に紫外線〕による害から葉緑素〔クロロフィル〕を守るためにアントシアニンが増えるからです。冬場の5℃程度の寒さと日光に当て、水やりを減らして乾燥気味にすると発色がよくなります。要するに緑の色素であるクロロフィルが、寒さ等のストレスで働きが阻害されたり分解するのを食い止めるため、アントシアニンが多くなり、結果、赤~紫の発色がよくなるということでしょうか。もとから緑色がうすい感じのオブツーサのほうが、鮮やかに発色する傾向があるように思います。
それにしても、光の加減で赤っぽかったり青みを帯びたり表情が違うのは、透明感のなせる業なんでしょうね。すごく人気があるのがわかります。
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特大型紫オブツーサ
特大型紫オブツーサは、我が家が初めて購入したオブツーサです。4年くらいですね。窓はドドソンほどは透明ではなく、陽に当てて発色しても褐色というか暗い紫です。もともと室内で栽培しているときもかなり緑が濃いです。特大型というだけあって粒が大きく、株が大きくなるととても見ごたえのあるオブツーサに成長しました。ちなみに一年近く前の写真ですが、緑の時はこんな感じです。
巨大赤線オブツーサ
大きく透明度の高い窓、光にかざすと内側から青く光り輝くので息をのむほど美しいです。お気に入りです。葉は大粒でかたちも流線形に尖がっています。名前の由来でもある赤線〔窓の条理〕が細く長く繊細なのも美しい。一年半ほど前の写真ですが、緑の時もとても窓が美しいです。このオブツーサも日光で割と簡単に紫を帯びます。
下の写真は、巨大赤線オブツーサの錦です。斑の部分もピンクに色づくので、全体に桜餅のような色彩になり美しくなります。
錦は、格別な美しさがありますよね。またの機会にブログにあげたいと思います。
トゥルンカータ(イクラ)
トゥルンカータ(イクラ)は、透明感が高く、紅葉すると赤の発色がとても美しいので、入手したい一品ですよね。OB-1より小粒で全体に丸い感じです。確かにイクラという名にぴったりですが、まるで宝石のようですね。
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青い時はこんな感じです。ライトグリーンに青く透き通る窓がきれい。
スターサファイア
我が家では一番小粒のオブツーサです。株も33mmくらいです。下葉が乾燥してぱさぱさ気味なので、スターサファイアの名にふさわしい美しさに今一つなっていません?。育てだして日が浅いので、スターサファイアに魅力を引き出せるよう、試行錯誤したいと思います。
青く戻った時の色合いは、トゥルンカータとよく似ています。紅葉時に鮮やかに発色するオブツーサは、だいたいライトグリーン系ですよね。
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