紫蘭(シラン)・白花紫蘭(シロバナシラン)をベランダの鉢植えで育てる

紫蘭
シロバナシラン

5月になり気温も一気に上昇。我が家のベランダもあちこちで花が咲き、心が弾む季節です。今年も例年どおり、鉢植えの紫蘭と白花紫蘭が開花しました。どちらかといえば手間いらずな花とはいえ、育て方で気を付けたい点もあるのでご紹介します。

紫蘭を育てるのは手間いらずで簡単

紫と白の紫蘭の株を実家から分けてもらい、植木鉢で育てるようになってから10年以上経ちます。本当に手間いらずです。鉢植えでも元気に育つのでベランダでの栽培も簡単です。

シラン 鉢
シロバナシランシロバナシラン

毎年元気に芽を出して、5月の初めには淑やかなたたずまいの花を咲かせて、楽しませてくれます。

紫蘭と白花紫蘭の寄せ植えは注意

紫蘭の白花紫蘭は実家から分けてもらいました。実家から分けてもらった当時は、紫と白花を一つの鉢に一緒に植えていました。ですが、3年くらいでみるみる紫に占領され、白花は激減してたった一本になってしまったのです。これはいけないなと株を別々に植え替えして、今に至ります。別々の鉢にしたら、白花も徐々に株が育ちました。これは、紫蘭の方が白花紫蘭より強いのか、たまたま株の強さに個体差があったのかはわかりませんが、別々に育てて正解でした。ですが、白花の芽の数は紫に比べるとまだ少ないです。

また、毎年2週間ほど紫のほうが早く成長し開花します。これも個体差なのかどうか…。本当は同じタイミングで開花してほしいのですけどね。

紫蘭は強風が苦手

紫蘭は、つぼみの時に強風にさらされると、つぼみが落ちてしまったり、傷ついたりしてしまうことがあります。自然のことなので仕方ないのですが、今年も風の強い日が続いて、随分つぼみが落ちてしまいました。特に真っ白な花をつける白花紫蘭は、傷ついたり花びらが折れたりするとそこが茶色く変色してしまいます。開花したあとで傷が目立ってしまうのでとても残念な気分になります。何かにつけて、白花は紫と比較するとデリケートです。それと、そろそろ注意するのはアブラムシです。早い時期からオルトランしておくのがいいですね。

お手入れの仕方

うちでは、水はけの良い山野草の土に植えて、風通しと日当たりの良い所で育てています。花の時期の前後や株分け時期に肥料をあげるとよいです。4~6月と9月~10月ですね。10月くらいに株分けして植え替えすると、翌年沢山芽が出ます。

毎年一回り大きい鉢に植え替えるのが理想ですが、ベランダとなるとそうはいきません。うちでは2~3年に1回、同じ鉢に株分けしています。株分けせずに放っておくと、株は外側に広がって芽を出すので植木鉢の縁にぶつかって鉢に沿って芽がでてきます。根も鉢いっぱいになるので整理しないと株が弱ってしまいます。

昨年忘れてしまっていたので、今年の秋は忘れずに株分けしようと思います。

紫蘭 群
シロバナシラン 鉢

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