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ガガイモ キョウチクトウ カラルマ クレヌラータ 花

ガガイモ科は遺伝子による新しい分類法でキョウチクトウ科に含められたそうですが、ガガイモの方が名前が通っていますね。カラルマ属クレヌラータは秋になるとなんとも不思議で魅力的な花を咲かせます。手まりのように丸く五角形のつぼみが折り紙のように展開して星型の花になります。雄しべや雌しべどうなってんの?と中央の部分をみると、なんとも魅惑的な造形の世界に引き込まれてしまいます。

 

我が家もまだ購入してから日が浅く、育ててみての感想を折々更新していきたいと思います。まずはクレヌラータの特徴や不可思議な花についてご紹介します。

 

目次

 


ガガイモのなかま

ガガイモ キョウチクトウ カラルマ クレヌラータ 花

日本のガガイモはつる性の多年草で、のどかな田舎の道端にふつうに生えているいわば雑草扱いの植物です。

クレヌレータは、乾燥した地域で生息し多肉植物になった種類のひとつで、葉が退化して見た目はまるでサボテンのようです。なんとハートカズラ(写真左)やディスキディア(写真右)などもガガイモの仲間なので、植物の多様性には驚きますね。

クレヌラータ

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ちなみに、ハートカズラはセロペギア属、ディスキディアはディスキディア属、クレヌラータはカラルマ属です。

ハートカズラディスキディア シュガーエメラルディ

 


カラルマ・クレヌラータの特徴…毬状の花と香り

サボテンのような茎のとげとげした突起は針がなく案外柔らかいです。見た目もユニークで愛着がわきますが、やはり特筆すべき特徴は、その花にあります。ガガイモ科の見た目が似た種類のフェルニア属・スタペリア属の花も、クレヌラータと似たかたちで独特な色の花を咲かせますが、単体の花が多いです。クレヌラータは毬状に複数の花がつきます。

ガガイモ キョウチクトウ カラルマ クレヌラータ 花

 

つぼみは五角形です。

ガガイモ キョウチクトウ カラルマ クレヌラータ 花

 

つぼみについている線の部分から折り紙のように展開していきます。合弁花(花弁がくっついている)で先が5裂が通常です。と…あれ?下の写真に4裂のつぼみが2つあります。現物をもいちど見ましたが、やっぱり4裂で、ちょっとびっくりしました。

話はそれましたが、花は平面的で肉厚です。薄緑のつぼみの裏側がこんな個性的な模様になっているんですよ。意外性ありますよね。

ガガイモ キョウチクトウ カラルマ クレヌラータ 花

 

1つずつ順繰りですが、一日くらいで手毬状に開花します。もっとゆっくりかと思ってたのでこれも意外。ちゃんと毬状に開花した姿を楽しめます。

ガガイモ キョウチクトウ カラルマ クレヌラータ 花

 

花は3日ほど開花しています。その後は折りたたむように花が閉じて、もとの姿にもどります。つぼみの状態から一度裂けているので、隙間は空いています。色もだんだん褐色になって枯れていきます。

 

花の構造

裏からみたものですが、一枚につながっている合弁花です。

 

花の中心に、雄しべと雌しべが合体した蕊柱(ずいちゅう)があります。蕊柱を包むようにして5か所で蕊柱にタッチしているのが副花冠だと思います。

ガガイモ キョウチクトウ カラルマ クレヌラータ 花

 

花の断面図です。蕊柱部に花粉が団子状になった花粉塊があり、虫は花粉塊をくっつけて媒介するということです。

 

虫媒花…独特の臭いでくる虫は?

見た目で想像つきますが、この花に寄ってくる虫はハエなんです。ですので、いささか臭いがあります。この種類には、強烈な悪臭がするものがあるのですが、カラヌマ・クレヌラータは、においはありますけれど、それほどきつくないです。人によると思いますが、おそらくどなたでもあまり強く感じない程度だと思います。今の季節、もうハエがうろうろすることもないですが、ハエが寄ってこないように気をつけたいと思います。どんな実(種)がつくのか気になりますが…。

 


育て方

基本的な育て方を調べてみました。

  • 生育適温20℃〜30℃
  • 耐寒温度5℃
  • 乾燥に強く、高温多湿に弱い
  • 夏場は直射日光を避け、風通しのよい明るい日陰で育てる
  • 冬場は、寒さに弱いので室内の明るい窓際で育てる
  • 水やりは、夏場は土の表面の様子見て、乾いてから5〜7日くらいしてから。まぁ10日に一度くらい
    冬場は休眠期なので、秋が深まったら徐々に水やりを減らしていき、一番寒い時期は月に一度くらい
  • 肥料は、夏場に緩効性肥料を適量与える
  • 用土は、サボテン・多肉植物用の用土
  • 植え替え・挿し木は4月〜6月位

 

調べた結果、だいたい春秋型か夏型の多肉植物と同様の育て方ではないかと思います。

カラヌマ・クレヌラータが春・秋型なのか、夏型なのか正確なところは調べてみてもよくわかりませんでしたが、いずれにせよ冬場は休眠期なので、11月に入ったら室内で水やりを徐々に控えて育てたいと思います。肥料も来年生長が始まるまで与えません。今後、育てながら様子を見ていこうと思います。無事に冬越しして、生長しだしたら、また更新したいと思います。