家具の配置の検討に3Dシミュレータを使った感想

リビング 3D シミュレーション
リビング アフター

リフォームをする時に、家具のレイアウトや壁・床・カーテンなどの内装とのカラーコーディネートを考えるのにカリモク家具の3Dシミュレータを使いました。カリモク家具のHPで無料で使うことができます。

間取りと家具の配置を具体的に考えるために、フリーソフトの3Dシミュレータをいくつか使ってみましたが、操作が難しいことと、家具のパーツによいものがなく、使い勝手の良いものがありませんでした。困っていたところにカリモク家具の3Dシミュレータに出会いました。カリモク家具をレイアウトしたイメージを見るのを目的としたものですが、比較的扱いやすく部屋内部を詳細に作れたので、感想などを書きたいと思います。

家具の配置や内装を検討する

リフォーム業者さんのなかには、1回目の打ち合わせの時に部屋の採寸をした後、2回目以降の打ち合わせの時に3Dシミュレーション画像で色んな提案してくださる所がけっこうあります。それで事足りると問題はないのですが、自分であれこれ考えたい方には、3Dシミュレータはとても役立つと思います。

3Dシミュレーターはどう活用できるか

我が家では、リフォーム時に次のような目的で活用しました。

  • 造作クローゼットの配置や大きさの検討
  • テレビとソファーなどの家具の向きやレイアウトの検討
  • 人が通れるスペースがあるかなど、動線やスペースの兼ね合いの確認
  • 内装と家具のカラーコーディネートや相性を確認
    • 壁紙、特にアクセントクロスのカラーや位置
    • カーテンの色の確認
    • ソファーの張地の色の確認

リフォーム時だけではなく、特に大きな家具の新規購入を検討しているとき、圧迫感はないかとか、人の動線を妨げないかといったような確認ができると安心ですし、ご自宅と家具のコーディネートを検討するのにも役立つと思います。

使った感想

使い方ガイドがついているので、それをよく見て操作すれば案外簡単です。特に利点と思った点は、カリモク家具以外でもレイアウトを見るのに使えるところです。

我が家では、ちょうどカリモク家具のソファとセンターテーブルを購入するつもりでしたので、カリモク製品の配置ができる3Dシミュレータは大変便利でした。

カリモク家具の寸法やカラーが反映されているからです。カリモク家具の購入を考えているのなら、商品の金額や総額も表示するので、予算を考えるのにもいいと思います。一つ残念な点は新作家具などがすぐに反映されていないことでしょうか。

しかしながら、カリモク家具以外のレイアウトにも十分使えると思いました。

なぜなら、

  • カリモクの家具はシンプルな形で、サイズや種類も豊富
  • 標準的な家具や雑貨がサンプルとして入っていて、寸法を入力できる

ので、レイアウトや室内での家具の大きさを検討する目的にも十分使えると思います。

間取り図面があれば、下絵として読み込める

LD平面図 シミュレーション

間取りを作成するときに、四角い部屋の場合はテンプレートがあるので簡単ですが、複雑な部屋の形の場合、自分で部屋の寸法を測り入力するのはけっこう大変です。その場合、間取りの図面があると下絵として読み込んで描けるので便利です。

間取りを作成したら、窓やドアの他、内装を選び、家具を配置していきます。平面で作成し、3Dへの切り替えも簡単ですし、カメラの位置(視点の位置)を変える操作も簡単です。

人体モデルがあったり、距離の計測もできる

ヒトの動線 シミュレータ

人体モデルが入っているので、3Dで表示したときに、家具のボリュームや高さが感覚的にわかりやすく、人が通るのに十分な広さがあるかなどもわかりやすいです。また、距離を計測する「ものさし」もついていて便利です。

内装材も一通り入っている

アクセントカラー シミュレータ
ダイニング シミュレーション

床材や巾木、ドア、壁紙、カーテンなども一通りの標準的なカラーや素材が入っています。内装と家具のコーディネートを検討するには十分だと思いました。ただ、アクセントクロスなどを検討したい場合は、好みの色がないかもしれません。

また、天井につける照明器具などは種類があまり入っていないのであくまで、あくまで、床と壁の生活空間のシミュレータと考えてるべきなのでしょう。

実際のリフォーム後と比べて

シミュレーションで家具の配置を考えてリフォームを進め、壁紙を検討するときには、業者さんからいただいたカラーサンプルとこのシミュレーション両方使って選びました。

部屋が出来上がって、シミュレーターで作った3D画像は、実際、とても正確に再現できてました。リフォームも家具も高額ですから、出来上がって後悔しないように、シミュレータを活用してよかったと思っています。

アフター ダイニング

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