ヘゴノキ(ヒカゲヘゴ)の育て方:植え付けや水やりの方法、夏越し・冬越し 

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ヘゴノキ ヒカゲヘゴ
2021.05.07 3年目の様子

ヒカゲヘゴは、沖縄などに自生する熱帯~亜熱帯のシダ性の植物です。多湿を好み水やりに多少コツや手間が必要ですが、ヘゴノキにとってちょうどよい陽当たりと風通し、水やりを行えば、年中生き生きと育てることができます。

一般に流通しているヘゴノキの多くがヒカゲヘゴという種類です。ヒカゲヘゴという名前の由来は、日陰を作ってくれるヘゴということだとか…。自然に育つと高さ7~8メートルに育ちます。ですが、生長スピードはゆっくりで、植木鉢で育てると植木鉢に合ったそれなりの大きさに育つのでご安心を。ヘゴノキの魅力は、フォトジェニックなところです。熱帯のジャングルを想像させる原始的な姿。その原始的な姿を作っている青々としたシダ類特有の葉も、大きなわらびのような芽も、不定根という毛のような根に覆われた茎も、どこをどうとってもフォトジェニックなのです。

そんなヘゴノキの魅力とともに我が家の育て方を紹介します。育てて3年経ちました。わりと育てやすいのでおすすめですよ。

ヘゴノキ ヒカゲヘゴ
2021.05.06 育てて3年目の様子
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ヘゴノキの入手方法

2018年、かなり多い品種を扱っている大型のショップでたまたま見つけ購入しました。品種はヒカゲヘゴで、ポット苗で¥1,500でした。最近は大きいガーデニングセンターでも見かけることが稀になってきました。やはり通販が便利です。

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入手時に、置き場所や管理を想像して大きさを選ぶ

お好みの大きさを入手すればいいのですが、扱いやすい大きさのものを入手するといいですよ。夏場は屋外で、冬場は室内の明るい窓辺で管理します。冬場室内でも陽が入る場所がいいですね。室内外に出し入れするのに苦にならない大きさのものがよいでしょう。寒さに弱く最低温度は5℃以上ですが、難なく育てるにはやはり出来るだけ温暖で陽当たりのよい場所が適しています。冬でも20℃くらいあると生育しますよ。

また、小さい株でも葉は大きく広がり、空間を要します。順調に育っていると冬でも葉を展開するので、かなり広がります、全方向にぐるっと葉を広げるので、空間的な余裕も考慮したほうがいいですね。我が家では、あまりに葉が立て込んでると少々見苦しいので、剪定して枚数を減らしています。それでも場所はとりますけどね。

ヘゴノキ ヒカゲヘゴ
2019.08 一年目の様子

ヘゴノキの植え付け〔適した時期は5月~7月〕

ヘゴノキ ヒカゲヘゴ 植え替え
ヘゴノキの植え替え

2018年に購入したポット苗を、2019年に内径150㎜の左のブロンズ鉢に植え付けました。2~3年植え替えしなくても大丈夫なように2回りほど大きめの鉢を選ぶといいですよ。ヘゴノキにぴったりの質感とデザインで気に入りました。

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根を乾かさないように植え付ける

ヘゴノキの植え付けや植え替え時に気を付けるのは、根を乾かさないことです。乾燥に弱いので気を付けます。根の土を落とすときは水につけて余分な土を落とすようにして湿度を保つといいですよ。このやり方だと根を痛めることがありませんよ。

用土

観葉植物の土で植え付けます。その上に吸水させたミズゴケをたっぷりとのせます。

完成後、葉や幹全体を優しく濡らすように水をかけます。鉢にも植木鉢の底穴から水が出てくるくらいたっぷりと水やりします。見た目だけでなく、ミズゴケの乾き具合が、水やりのバロメーターになるので、ミズゴケ仕上げはお勧めです。

ヘゴノキ ヒカゲヘゴ

鉢は大きめですが、葉や幹とのバランスでみたら案外違和感なく納まっています。

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ヘゴノキの大きさをコントロールする

植木鉢の植物は、植木鉢の大きさでコントロールできます。うちにも20年以上同じ鉢で育てている植物もいますが、その鉢に合った大きさで問題なく育っています。普通に育てると2~3年ごとに1~2回り大きい鉢に植え替えします。植物の土から上の生長〔幹〕と土の中〔根〕の生長は比例しています。生長に従って根が長く量が増え、同じ鉢で長く育てると根詰まりして、かえって吸水がうまくいかなくなり枯れる原因になってしまいます。

鉢を大きくしたくない場合は、同じ鉢に根を整理して植えなおす方法があります。古い根を切ったり、枯れてしまった根を除去するなどして、発根を促します。我が家にはこの方法で長年育てている植物が多く、ヘゴノキもこの方法で育てられると思っています。

ヘゴノキの生長はゆっくりしているので、あと2回位は大きい鉢に植え替える予定ではいますが、そのころといえば10年くらい先ですね。我が家のちょうどいい大きさになったあとは、同じ鉢に植えなおしするつもりです。

育て方

夏期の育て方

置く場所

4月中旬~下旬頃、温暖な気候になると屋外の明るい日陰で育てます。室内からいきなり屋外で陽に当てると、すぐに葉焼けを起こして葉が黒く焼けてしまうので徐々にならします。7月8月の真夏時の直射日光も葉焼けの原因になるので、4月~10月くらいまでは、明るめの日陰でずっと管理するのが安心です。乾燥を嫌うので、強い風が当たるところも避けましょう。

水やり

ともかく乾燥を嫌うので、朝夕、葉や幹全体と幹の先端を中心に水で濡らします。特に幹の頂点の新芽が出るところが乾かないように、幹の先端から幹全体に行き渡るまでじょうろのハスの実をつけたままで水をかけてやります。

鉢への水やりは、ミズゴケをさわって少しパサつくタイミングで、完全にミズゴケが乾いてしまう前に水やりします。真夏は、日中を避けて、朝夕の気温が穏やかな時間に水やりします。うちでは、朝は6時~8時まで、夕方は5時~7時までくらいに水やりしています。朝夕2回で問題なく育っています。

肥料

春から秋まで、緩効性肥料を鉢の大きさに合わせた適量を与えています。

アリに注意

夏場、ベランダで管理していますが、蟻がよく巣を作ります。蟻の駆除を適宜やっています。カダンのアリ全滅を使っています。効果的で1度でいなくなります。

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冬期の育て方

置く場所

肌寒くなって、気温が15℃を切るようになったら、室内の暖かく日当たりの良い場所で管理します。だいたい10月中旬あたりからでしょうか。気温は15℃を切ると生長が緩慢になったり、止まる〔休眠〕ようですが、水やりの頻度などコントロールが難しくなります。春過ぎてなかなか芽が出てこないと思ったら、すでに枯れていたなんてことも起こる可能性もあります。冬の間に葉が枯れてしまったら、幹だけ棒のように立っているのもいただけませんよね。出来れば、冬の間も15℃以上を保っておけると安心です。エアコンなどの風が直接あたる場所も乾燥するので、置かないようにします。温暖で明るい室内なら、冬場も次々と新葉を出し生長します。

水やり

冬場は空気が乾燥しやすいので注意が必要です。休眠に入らず、冬でも順調に葉を出すようなら、毎日こまめに先端を含め幹全体に水を与えます。霧吹きを常に近くに置いておいて、気が付けば湿らせるのが習慣にしておくといいですよ。回数は様子をみて行います。幹へのミスティングは毎日2回くらいで順調でした。鉢への水やりは、ミズゴケの乾き具合を見て頻度を調節します。冬でもミズゴケをさわって少しパサつくタイミングで、完全にミズゴケが乾いてしまう前に水やりします。冬は、夏に比べると活性は衰えているで水やりの頻度も控えめになります。前回の冬の鉢への水やりは週に2~3回でした。

室内で、ほとんど葉が出ず生長が見られない場合は、もっと水やりを控えることになるでしょう。

冬場の室内の注意事項

室内で育ているとどうしても屋外に比べ、風通しが悪かったり、暗かったりするので、カイガラムシの被害にあってしまいがちです。幹の先端や新芽部分にこまめにミスティングしてやるとカイガラムシの予防にもなるので一石二鳥です。この前の冬、他の室内植物はカイガラムシの被害にあいましたが、こまめな葉水のおかげで、ヘゴノキにはカイガラムシが付かず健康でのびのび育ちました。

ヘゴノキの魅力

こまめな水やりは多少面倒なのですが、それ以上にやっぱり魅力的な植物ですね。インテリアとしても素敵ですが、写真の被写体としてもいいですね。

ヘゴノキ ヒカゲヘゴ
ヘゴノキ ヒカゲヘゴ
ヘゴノキ ヒカゲヘゴ

生長の記録

3年後〔2021.05.06〕

ヘゴノキ ヒカゲヘゴ
2021.05.06 育てて3年目の様子

3年で茎が約9㎝伸びました。縦方向の伸びは、ゆっくりですね。

そして、下の写真、茎の途中にくびれが入っていますが、購入した時は、このくびれの位置がてっぺんの生長点でした。このくびれから下と上では、茎の太さが違います。この違いは、日当たりのよいところで育てたからだと思っています。おそらく、うちに来る前は陽の当らない室内で長い期間管理されていたのではないでしょうか。陽に当てて育てると茎は太く立派になります。ポキッと折れそうですが、しっかりしています。

ヘゴノキ ヒカゲヘゴ

鉢の植え替えはしていません。葉が生き生き元気なので、まだしばらく大丈夫そうですね。

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