ハオルチアの色素変異体:ゴースト/キサンタ・ゴールド

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ハオルチア オブツーサ ゴースト 色素変異体
オブツーサ・ゴースト

我が家のオブツーサ・ゴーストの3月初旬の姿です。ゴーストというと、オバケやユウレイと呼ばれる葉緑素を含まない全斑の植物というイメージですが、オブツーサ・ゴーストは、クロロフィルやカルチノイドの形成に変異があり、色素変異体と呼ばれています。もともとクロロフィルが少ないので薄く透明な感じですが、季節〔紫外線量や気温etc…〕によって、色合いが変わります。ゴーストを育てて1年弱ですが、姿の移り変わりを紹介します。

また、色素変異体のシンビフォルミス・キサンタ・ゴールドについてもちょこっとだけ紹介します。

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オブツーサ・ゴースト

◆4月下旬…購入直後

色素変異体 ハオルチア オブツーサ ゴースト

真ん中は黄色、葉が古くなるほど緑です。中心部はわずかに緑がかっていますが葉緑素はかなり少なそう。

◆上の写真から2日後…日当たりのよいところで管理

色素変異体 ハオルチア オブツーサ ゴースト

穏やかな気温だったので、日当たりの良いところに置いてみたら、2日で赤くなりました。少し日当たりが強すぎるようです。

きれいな黄色に戻すために、ちょうどいい明るさを模索。直射日光の当たらない明るめの日陰で管理しました。

◆5月下旬

色素変異体 ハオルチア オブツーサ ゴースト

クリーム色で、色素が抜けた感じ。

◆9月下旬

色素変異体 ハオルチア オブツーサ ゴースト

5月下旬から4か月の間に何があったの?くらい色が変わっています。写真撮っておけばよかったのですが、初めての夏をやり越すのに一生懸命で忘れてました。色素が抜けて真っ白になっている葉は、春に中心部でレモンイエローになっていた葉です。この白い葉は、これから先も色づくことがないので全ての色素とその機能が損なわれた葉なんでしょうね。

梅雨時期は、雨の当たらない軒のラックの上で管理し、夏の高温多湿の時期の8月~9月中旬は、室内の窓際で管理しました。朝から10時くらいまでは、ベランダの明るめ日陰に出していましたが、夏の間に生えた葉は、モスグリーンのような色味です。濁色ですが色味が薄い感じです。生長点あたりは変わらず黄味のあるライムグリーンです。

夏の間に生えた葉は葉緑素を比較的多く含んでいるようです。植物にとって春から夏は光合成能力が高まる季節ですね。植物は緑が濃くなる季節です。ですが、ハオルチアは、夏の高温多湿がすごく苦手です。我が家の真夏のベランダはサウナ状態なので、エアコン効いた室内で管理する時間が長くなりました。植物は、陽が十分に入らない室内で育てると、光合成をしようとクロロフィルを増やし緑っぽくなる傾向があります。緑が濃くなったのは、室内管理が原因かもしれません。

夏期に光合成能力が高まったか、室内管理で光合成能力を高めようとしたのかわかりませんが、この時期の葉は、緑が濃いです。

◆11月初旬

色素変異体 ハオルチア オブツーサ ゴースト

9月中旬くらいからは暑さもおさまってきたので、室内管理からベランダの明るい日陰に置くようになりました。紫外線がまだ強いので緑の葉に赤味が加わり茶褐色になりました。これはこれで渋い感じですが地味ですねー。白く色素が抜けた葉は、全斑でそのままです。

◆12月初旬

色素変異体 ハオルチア オブツーサ ゴースト

11月くらいからはハオルチアの生育に適した気温なので、ベランダに出しっぱなしです。雨も降らず晴天続き、最低気温も8℃前後、日中は20℃前後でハオルチアには過ごしやすいですね。直射日光は避けて明るい日陰で管理していたので、とてもきれいに発色しました。強い直射日光〔主に紫外線〕に当たるとアントシアニンが発色してしまうので赤くなりがちです。赤味を抑えて黄色味を出すには、直射日光を避けた適度な光量が必要ですね。

◆3月

色素変異体 ハオルチア オブツーサ ゴースト

1月に入り、最低気温が0℃前後の日は夜だけ室内に取り込むようになりました。日中はできるだけ陽に当てるようにすると、またもや赤味がでてますが、寒さでクロロフィルが減少したのか、脱色気味です。古い外側の葉から、白い葉〔昨年春の新葉〕→葉緑素が比較的ある葉→葉緑素がかなり抜けてフラボノイドが発色している葉→新葉と、層になっており、昨年春の購入から一巡したことがわかります。

色素変異体は、クロロフィルやカロチノイドの形成が正常に行われないため、もともとそれらの色素が少なめです。我が家のゴーストについて一年通して考えてみると、春~夏頃にでる葉は、光合成を活発にするために緑が濃くなった可能性があります。また生成されたクロロフィルやカロチノイドが、アントシアニンなどのフラボノイドに守られて残ります。秋~冬に出る葉は、主に屋外管理なので寒さにさらされてクロロフィルが欠損するか、わずかにしか生成しないので、カロチノイドの黄色が残るか、かなり薄いライトグリーンになってしまうということでしょうか?

色素変異体って、生長点ではイエロー~ライトグリーンの葉が、外側にいくにしたがって葉緑素の生成能力が上がり、緑が濃くなると思っていたので、我が家のケースは意外でした。といっても観察していたのは一年足らず…。色がころころ変わる要因もまだよくわかりません。

もともと色素変異体って葉緑素を作る能力に変異があるということで、過程のどの部分にどの程度の変異があるかは様々だと考えられるので、我が家のゴーストと、皆さまのゴーストとは違うかもしれません。

どのように育てたらきれいに発色するかを試行錯誤すべく、これからも栽培しながら観察続けたいと思います。

キサンタ・ゴールド

もう一つの色素変異体、シンビフォルミスのキサンタ・ゴールドは、日陰や室内では美しいライムグリーン色ですが、陽を浴びると黄色~橙色に変化します。キサンタとは、カロチノイド由来の黄色い色素、キサントフィルからの命名でしょうか。キサントフィルは、ほとんどの植物にあり光合成の補助色素だそうです。キサントフィルは正常に機能していますが、クロロフィルが少ないということなんでしょうね。

色素変異体 シンビフォルミス キサンタ ゴールド
キサンタ・ゴールド

日当たりが良すぎるとかなり濃い黄色〔橙色〕になります。

色素変異体 シンビフォルミス キサンタ ゴールド
キサンタ・ゴールド

やっぱりほどほどがいいですね。熟れ過ぎた瓜みたいで好みではないので、日当たりを調整して一枚目の写真くらいに色を戻しました。数日、置く場所を変えるだけで、色味が濃くなったり薄くなったりします。好みの色合いで楽しみたいと思います。

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