ブーゲンビリアの育て方:初夏と秋は花のシーズン-夏は屋外、冬は室内で育てる

ブーゲンビリア 室内

11月になり、我が家のブーゲンビリアもまた花が咲きました。10月初旬に花芽がつき始めましたが、10月中旬の長雨が続き今年は寒くなるのが早かったです。そのせいか初夏のころに比べると幾分包葉(ピンクの葉)が小さくて少ないですが、可愛いらしくて愛おしい気持ちになります。今年は10月中旬ですでに15℃を下回る気温の日もあったので、早めに室内に取り込んで窓辺で育てています。太陽も低くなり、我が家も部屋の中まで陽が差す季節となりました。ブーゲンビリアはこれから冬の間は窓辺で育てます。

下の写真は初夏6月の頃のものです。
ブーゲンビリア

我が家のブーゲンビリアは、直径15㎝くらいの鉢で購入して3年目になります。植え替えして、写真のような大きさに育っています。ブーゲンビリアは蒸し暑い夏の暑さも寒さにも弱いので、気候によって置き場所を変えられる鉢で育てるのに適していると思います。関東では花期は6月初旬~7月初旬と9月末~11月初旬くらいです。暑い夏は苦手で一時花が無くなりますが、温暖な気候になると次から次へとピンク色の包葉が枝の先につきます。また、寒くなり花が途切れる11月頃に室内に取り込むと、日中よく陽が当たる部屋ではまた花が付き、クリスマスの頃や早春にも、また見ごろをむかえます。長く楽しめる華やかな植物です。

ブーゲンビリアは四季咲き

冬は室内で、4月の中旬くらいから11月まではベランダで育てています。南アメリカ熱帯雨林原産の植物ですので、年中暖かく、日当たりのよいところで管理すれば、年中花が咲きます。11月頃だんだん寒くなり花が途切れるころ、室内に入れると途端に花芽がつき、クリスマスの頃や早春にも花の盛りがあります。ただし、花を咲かせるには室内の場合も 日が差し込む明るい窓際に置くことが必要です。冬場に室内で咲く花(苞葉)の色は、下の写真よりもピンクに近くなります。日照が弱いからかもしれませんね。

ブーゲンビリアの花

ブーゲンビリア

花は真ん中の小さく白い花3つです。

通常色どり美しい部分は、苞葉と呼ばれる花を包む葉っぱです。苞葉は、ピンク・紫・白、白からピンクのグラデーションなど最近では、とても種類豊富ですね。その苞葉に包まれて咲く白い花は、とても可愛らしく心癒されます。

気温と環境変化に弱い

熱帯雨林原産のため寒さには弱いです。屋外では、秋も深まると葉が落ちてしまい、つるだけになってしまいますが、植物はある程度環境になじむので、氷点下にならず霜が当たらない環境ならば屋外での冬越しも可能です。徐々に寒くなるなどの場合は案外耐えることができますが、気温の変化が激しいと過大なストレスとなるので、冬場は屋外でもビニールハウスなどに入れるか、室内に入れるほうが安心ですね。

写真は10月末にベランダで咲いたブーゲンビリアです。今年は早くに寒くなったので、10月末には部屋に取り込みましたが、暖かく陽のさす日は、十分に日光浴をさせています。

ブーゲンビリア 室内

あでやかなブーゲンビリアは、寒い季節のお部屋を華やかにしてくれます。キャビネットの上などに置くと印象的で一層華やぎます。

購入後、苞葉が落ちても大丈夫

ガーデンショップで購入してきて、家に置くと2~3日で苞葉が落ちてしまう場合があます。これは、お店と家で温度や日当たりなどの環境の変化が大きいことに原因があります。落ちてしまっても、日当たりの良いところで育て、環境に馴染めばすぐに花芽が形成されます。我が家では花の少ない4月と11月に室内外の移動をするだけで、ほぼ定位置で育てています。

案外、日本の真夏は苦手

6月くらいが花の付きが多くベストシーズンです。日本の真夏は暑すぎるのか、夏本番は一時期苞葉の付きも少なくなります。夏は直射日光に当てず、明るい日陰で育てるようにしています。

水やりは、土が乾燥してから更に2~3日してからたっぷりあげる

一番気を付けているのが「水やり」です。水や肥料が多いと枝や葉は生長しますが、花芽は付きにくくなるようですね。

我が家では土の表面が乾いてから、さらに2日くらい我慢してから水をあげているので、今の時期でも5日に一度くらいになっています。冬場ではもっと少ないです。

栄養は錠剤の肥料を春先と秋に与える程度です。夏や冬は肥料は必要ありません。

花をたくさんつけさせるコツ

ブーゲンビリア つるの留め方

つる性で、先端に花をつけます。オベリスクなどに誘引するときは、つるが横になるようにして針金で留め、枝分かれしているつるそれぞれの先端の部分を切り詰めておけば、つるの途中から花芽がいくつも出ます。

花が終わり苞葉が散ったらその部分はカットします。生長と花芽の形成を繰り返すので、伸びた枝は、また先端を切り戻して横に誘引してオベリスクに留めます。

植え替え

我が家のブーゲンビリアも前回の植え替えから2年たち、土の表面から根が見えており、そろそろ植え替えが必要な時期に来ています。ですが、一回り大きくすると移動が大変になります。ブーゲンビリアの植え替えは4月~6月頃が適しています。来年の春、根を整理して同じ鉢に植え替えしようと思います。

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