JUGEMテーマ:花のある暮らし

〔2019年5月15日更新〕
昨年の暑い夏を越え、冬も越えて、とうとう花を咲かせることができました!! すっごく嬉しいです!! 詳しくはこちらを見てください。

 

カンパニュラ ブルーワンダー
〔2018年3月下旬撮影〕

 

この蒸し暑い日本の屋外でブルーワンダーを夏越しさせたい!本来は宿根草なのですが、原産がヨーロッパの高山なので、蒸し暑い日本の夏を越すのはほぼ不可能に近いようです。2017年は何とか夏越しできないかとチャレンジしましたが、むなしく失敗。それでも2018年もやっぱり買ってしまいました。2017年の失敗を生かしていくつか実践したことがあり、連日38℃の猛暑の2018年8月でも、なんと!若葉が育ちました。

カンパニュラ ブルーワンダー 若葉
〔2018年7月20日撮影〕

 

そして夏越し、冬越しを経て開花するまでの我が家の育て方をご紹介しますね。


〔2019年5月15日撮影〕

 

目次

 


ブルーワンダーの開花株購入後の我が家の育て方

植え替えの常識や育て方とはちょっと外れてしまっていますが、2017年の失敗から学んだ一番大きなことはつぎの点です。

  • 土は水はけよく、つぼみや葉は適度な潤いが必要

2回目で初めて夏越しができました。我が家の育て方をご紹介しますね。

 


植え替え

水はけのよい土に植え替える

水はけのよい土として、さぼてん多肉植物用の土を使うと良いようです。

ガーデンセンターで売られているブルーワンダーは、ピートモス培土に植えられているので、水はけのよい土に植え替えます。ピートモスは水持ちのよい土ですね。2017年は花が終わってからの植え替えしましたがで4月になると結構暑い日も出てきますし、加湿になると根腐れしやすいので、2018年は購入後すぐに植え替えました。ブルーワンダーは水はけのよい土がいいので、思い切って「さぼてん多肉植物の土」細粒タイプとベラボンを混ぜたものに植え替えました。「さぼてん多肉植物の土」は細かい土で水をかければそのままスーッと水が通り抜けるほど水はけがいいです。根腐れ防止のため軽石ベースでゼオライトも入っています。

ベラボンは吸水性がいいですが乾けば縮まり土に隙間を作ってくれます。水はけと水持ちを両立させるよい素材ですね。

 

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購入時の鉢と変わらない大きさの鉢に植え替える

去年はひと回り大きめの鉢に植え替えて、結果的に失敗しました。というのも春から夏にかけて、株がぐんぐん育つ感じでもないので土の部分の体積が増えるとそれだけ土が乾きにくく根腐れする危険性があるからです。

 

植え替えの様子

ベラボンと「さぼてん多肉植物の土」を混ぜます。

カンパニュラ・ブルーワンダー ベラボンとさぼてんの土を混ぜる

 

購入した鉢からブルーワンダーを取り出します。根がかなりまわっているので十字に切り、無理のない範囲でピートモスを落とします。

カンパニュラ・ブルーワンダー 廻った根を切る

カンパニュラ・ブルーワンダー 廻った根を切る

 

こんな感じですね。

カンパニュラ・ブルーワンダー 廻った根を切った後

 

鉢底に軽石を入れ、さぼてん多肉植物の土とベラボンを混ぜたもので植え付けます。スプーンなどを使うとやりやすいです。

カンパニュラ・ブルーワンダー 植え替え

 


花後の管理

つぼみを枯らさないようにするには、ミスティングが有効

ブルーワンダーは、暑さと過湿に弱い植物ですが、乾燥し過ぎもよくないです。

購入後、一通り咲き終わった後も小さなつぼみがたくさんついていますよね。

カンパニュラ ブルーワンダー 5月

 

ちょうど一通り花が咲き終わるのは4月中旬くらいです。この時期って、関東ではもう暑い日もちらちらと出始めます。小さなつぼみは大きくならないまま枯れていってしまいます。

カンパニュラ ブルーワンダー つぼみ枯れ

 

ブルーワンダーは25℃を超えると環境的には適さないので、暑くなるに従ってつぼみのまま枯れていくケースが増えますが、つぼみや葉に霧吹きでミスティングするとつぼみの枯れにはいいようです。花は繊細でじょうろで水をかけるとへなっとなってしまうので、花に水がかからないように水やりしますが、つぼみや葉には、霧吹きしてすると生き生きします。

ミスティングがいいと思ったきっかけは、枯れていくつぼみを見て、実験的に一輪だけ霧吹きでつぼみにミスティングを続けてみたら開花したことです。それで、つぼみや葉には潤いが必要と気付いたわけです。

 


夏越しを成功させるコツ

夏越しを成功させるコツは以下の通りです。

新芽を守るために古い葉を整理せず、そのままで夏越しさせる

2017年は梅雨時に若葉を残して下記写真のように切り戻ししましたが、暑さでどんどん若葉が減っていきました。葉の間を風通しよくするのが狙いでしたが、逆効果だったようです。ブルーワンダーは地下茎でも増えていきますので、ところどころに若い株ができる状態(下の真ん中の写真)になります。若葉だけの株では夏の高温に耐えきれません。つまり土の部分の体積は増え、水をやると数日しめったままなのに若葉は熱と乾燥で弱っていく状態で、どんどんしなびていき、9月初めには最後残っていた部分の根腐れで終わりました。

 

失敗例:若葉だけでは夏越しできない

カンパニュラ・ブルーワンダー 切り戻し
〔2017年6月〕

カンパニュラ・ブルーワンダー 葉が減る
〔2017年7月7日〕

カンパニュラ・ブルーワンダー 葉が減る
〔2017年8月30日〕

 

成功例:古い葉を残して若葉を熱波から守りながら育てる

2018年は、上に記した水はけのいい土に早い段階で植え替えて、土を触ってみてが乾いていたら水やりしていました。8月はほぼ毎朝水やりしていました。また、水やりをしない日も一日一回は霧吹きでミスティングをしていました。株の根に近いところから脇芽がたくさん出てきますが、花やつぼみがついた茎を整理せずそのままにして、直接あたる熱波から若葉を守ります。置き場所は明るい日陰で直射日光に当てずに風通しの良いところに置いていましょう。ブルーワンダーは北欧の高山植物なので気温は低くめで陽当たりがいいのが適切な環境なのでしょうが、日本の夏の直射日光には耐えられません。多少徒長しても日陰で育てた方がいいです。

 

カンパニュラ ブルーワンダー
〔2018年7月20日〕

カンパニュラ ブルーワンダー
〔2018年8月10日〕

 

若葉が内側からたくさん育ってきています。明るい黄緑から緑に変わりつつある芽も増えてきました。

また、地下茎から新芽が出て広がります。大きな株に隠れているので、古い葉に守ってもらって生長させたいと思っています。

 

カンパニュラ ブルーワンダー 新芽

 

猛暑の7月・8月を無事乗り切りました。

しかし、

 


夏の終わりにカイガラムシの被害に!

9月に入り、無事に夏越ししたと油断していたら、気が付いたらカイガラムシがいっぱい取りついていました。少しが元気がないと思っているうちに数日でかなり目立つくらい繁殖します。大きいのは取り除きましたが、ホコリのような分泌物が茎の根元あたりにたんさん付着しており、こうなると除去しきれないので薬を使うことにしました。まず弱った茎やカイガラムシの巣窟となった茎は切り取り整理しました。そしてベニカXファインスプレーを噴霧します。

一度では取り切れないので、様子を見ながら数日おきに3度ほどスプレーしました。葉が柔らかく弱そうなので、直接スプレーするのは少し心配でしたが、薬で枯れることはなかったです。

カンパニュラ ブルーワンダー カイガラムシ被害

カンパニュラ ブルーワンダー 9月
〔2018年9月25日〕

 

ずいぶんボリュームが減ってしまいましたが、なんとか枯れずに持ち直しました。

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気候が穏やかな10月からはすくすく生長

週に2〜3回水やりする程度で、特別な手入れをしていません。10日に一度くらいうすい液肥をあげています。

カンパニュラ ブルーワンダー つぼみ
〔2018年10月5日〕

ブルーワンダー 10月 つぼみ

 

ブルーワンダーが開花するには長日処理が必要です。つぼみが出来ますが、これからますます日は短くなるし寒くなるので、何もせず放置し、開花することなく終わりました。

カンパニュラ ブルーワンダー10月
〔2018年10月23日〕

 

2018年は12月初旬頃までは暖かく、霜が降りるような冷え込む日がないためか、枯れることなく緑がきれいです。

冬の間は週に2回程度の水やりをしています。また、乾燥しやすいので毎日霧吹きで葉水しています。肥料は冬の間は与えません。

カンパニュラ ブルーワンダー 12月
〔2018年12月4日〕

カンパニュラ・ブルーワンダー 12月

 

12月から徐々に色が変わり始め、1月には急に冷え込むような日があり、さすがにブルーワンダーも枯れだしました。緑の葉がかろうじて僅かに残り、立ち枯れしてないことを教えてくれています。週に1〜2度の水やりと葉水で過ごしています。

カンパニュラ ブルーワンダー 冬
〔2019年1月29日〕

 


春の兆し

新葉が育ちだしました。

〔2019年3月1日〕
カンパニュラ ブルーワンダー 春の兆し

カンパニュラ ブルーワンダー 春の兆し

 

〔2019年3月14日〕
カンパニュラ ブルーワンダー 若葉

店先にブルーワンダーが並ぶ季節になりましたね。最近では、花咲く化成肥料を適量施し、液肥を週に一度程度あげています。水やりも週に2回し、毎日葉水しています。

15時間以上の長日処理が必要になるので、2月下旬頃から夕方からは室内の照明の下に置くようにしています。長日処理を始めるのには少し遅かったのかもしれませんが、5月頃の開花を目指して様子をみながら育てたいと思います。

 

〔2019年04月16日〕
カンパニュラ・ブルーワンダー 若葉

若葉がのびのび育っています。陽当たりよく風通しの良い場所に置いています。まだつぼみがついていません。今年は春になってから気温の低い日が多く、春に咲く我が家の植物たちの開花も遅れています。それにちょっと心配していることがあります。花芽を付けるために長日処理をしている最中なのですが、4月の上旬に3日ほど旅行に行っていたため、その間長日処理していません。ブルーワンダーは15時間以上の日照条件で花芽がつくので、普段は陽が沈んでから23時頃まで室内の照明の下に置いていましたが、旅行の間はベランダに出しっぱなしでした。

ポインセチアの花芽をつけさせる短日処理などは一日忘れると初期化してしまいますが、ブルーワンダーの長日処理はどうなのでしょうか。影響あるかな…。

 

〔2019年4月27日〕
カンパニュラ・ブルーワンダー 新芽が育つ

カンパニュラ・ブルーワンダー つぼみが付く

つぼみが付きました!旅行中、長日処理ができず、屋外放置のため夜に外灯もないのでため心配しましたが大丈夫でした。

でも、ここからつぼみが膨らんで開花まで、まだまだ気が許せません。ここまできたらなんとか咲いてほしいです。

 


そして開花

長日処理を続け、5月に入った頃になると少しずつつぼみが膨らみ始めました。そして、5月14日に最初の花が咲き、本日2つ目の花が咲きました。

 

〔2019年5月15日〕

 

今年の3月から5月は比較的気温が低く、さわやかな日が多かったのもブルーワンダーの生長には良かったのかもしれません。つぼみはまだまだ沢山あるのでこれからが楽しみです。と同時にそろそろ夏日も出始めるのでつぼみのまま枯れないように、直射日光を避け、葉水をこまめにしたいと思います。

 

つぼみが付いてからの育て方

4月末につぼみが付いてからの育て方は以下の通りです。

置き場所

日中は直射日光の当たらない、風通しの良い明るい日陰に置いています。暗くなってきたら、明かりをつけたリビングに取り込み長日処理をしていました。

 

水やり

水やりは土が乾いたらたっぷりあげるようにしています。また、葉水は毎日欠かさず朝夕2回しています。

 

追肥

薄めた液肥を週2回に増やしました。