スプラウト栽培:ブロッコリーとルッコラの育て方

6日

ブロッコリースプラウトは丈夫で比較的簡単に栽培できます。ルッコラのスプラウトは、ブロッコリーに比べて難しく衛生的に育てるのに苦労しましたが、今回コツをつかめたので紹介したいと思います。

どちらも寒い時期では種まきから収穫まで、2週間程度かかりますが、暖かくなった今の時期では5日程度で収穫できます。

しかし、育てるのにあたって気を付けなければならないのが、菌の繁殖など衛生面です。

種蒔きの準備

まず大切なポイントなんですが、種はスプラウト専用の種を購入してくださいね。

今まではキッチンペーパーを敷いていたのですが、今回は、根が絡みやすいよう、熱帯魚の水槽のフィルターを薄く剥いで使ってみました。衛生的に育てるために、毎日の水替え時に容器をすすぐことにしてみました。種が流されないように小さく細い根が絡みやすいものを使えばいいと思います。熱帯魚の水槽のフィルターはとても使いやすかったですが、不織布やネットなどもいいかと思います。根が絡みやすいものが重要です。

熱帯魚フィルター
フィルター マット

種蒔き

容器にフィルターマットを敷き、水を含ませます

うちでは、プチトマトの容器を使っています。四角い容器の方が無駄がないですね。

種まき

ブロッコリーとルッコラの種を蒔きました。種の量は多すぎずまんべんなく、お料理に一回で使いきるくらいの量を蒔きましょう。上から霧吹きで種を湿らせます。そして、暗所で管理します。うちでは寝室のタンスの下の隙間などに置いています。

収穫までしばらく暗所で育てましょう

発芽まで種が乾いていないか時々チェックしましょう。乾いていたら水やりをします。水やりの際、種がマットに絡んで固定されているようなら、軽くすすいでからマットに水を含ませます。

2日目

春~夏は丸2日でほとんどの種が発芽します。冬場では3~4日かかります。

発芽

水やりの時にすすぎます

容器の端に細く水を落とし2~3回すすぎます。最後に種が湿るくらいマットに水を含ませます。

水やり
すすぎ

根がマットに絡み固定されているのですすいでも種が落ちることはありません。ただし優しく注ぎ、優しくすすぎましょう。ルッコラは茎が細く繊細です。勢いよくやると茎が横倒しになってしまいます。

水やりとすすぎは毎日行います

5日目

4日後

すっかり大きくなりました。5㎝くらいが目安です。日に当てると緑化しますが伸びなくなります。

朝、明るい窓際に置きます。

6日目

半日~1日で緑化します。

6日

緑が濃くなったらそろそろ食べごろです。

この状態で長く放置せずに収穫して、新鮮なうちに召しあがってください。収穫の際は衛生面を考えて、マットごと取り出して根元より上の茎をハサミで切り取って水洗いして使っています。自家製の場合、種や根付きはお勧めしません。

スプラウトが合う料理

ブロッコリースプラウトはスルフォラファンが豊富に含まれ注目されていますね。サラダによく合います。

また、ルッコラは、ゴマに似た香ばしい風味とピリッとした辛さが特徴です。ローストビーフや冷しゃぶに薬味としてトッピングしたり、ムニエルなどにもよく合います。

冬場では2週間程かかる栽培ですが、今の季節はちょうどスプラウトを育てるのに良い季節です。いろいろなスプラウト育ててみたいと思います。

皆さんもスプラウトを育ててみてはいかがでしょうか。

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