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クッカバラ(フィロンデンドロン・クッカバラ)

我が家のクッカバラは、購入時は内径5cmの溶岩の鉢に植えられていた小さな株でしたが、12年経った今、写真のようにかなり大きく育ちました。

観葉植物を購入するときには、こんなに大きく育つと思いもしなかったのですが、今では我が家のリビングの主のような貫禄を身に着けています。光の方向へ葉を思いっきり伸ばす姿はエネルギッシュで、いつも元気をもらいます。

植物の寿命は非常に長いですが、地植えのものならともかく、鉢植えのものは、数年ごとに鉢を一回り大きくしてやったり、あるいは根を切って整理して同じ鉢に植え戻したり、若干のメンテナンスが必要です。しかし、器を替え、長い期間で樹形や成長を楽しむのも、また格別なものです。

我が家のそんなクッカバラの育て方をご紹介します。

 

目次

 


室内で長く育てられる植物の条件

室内で長く育てられる植物の条件は以下ではないでしょうか?

  • 成長がゆっくしている(毎年植え替えなくても大丈夫)
  • 常緑低木
  • 土が少なくても大丈夫(栄養が少なくて育つ)
  • 寒さに強い
  • 日ごろの手入れが簡単(水やり回数が少なくてよい)
  • インテリアとしても十分、引き立つ

つまり、適当に放っておいても育つ。水やりをしばらく忘れているくらいがちょうどいい、手のかからない植物が長年付き合うにはいいですよね。また、個性的で成長とともに樹形が面白くなるような、長年飽きずに愛着を持てるものがいいですね。このような条件がぴったりと当てはまった植物が、我が家ではクッカバラだったんです♪

 


クッカバラの特徴

気根を伸ばして、根上がりする姿が個性的

フィロンデンドロン・クッカバラ 気根

茎から気根を出すので、南国らしい独特の樹形になり、かっこいい観葉植物です。出てきた気根は、ある程度伸びると土に誘導しています。気根とは、茎から出る根で、空気中の水分を取りながら長くなり、土に達すれば根を広げます。

 

フィロンデンドロン・クッカバラ 茎

葉がとれた後の模様もおしゃれです。室内に置いているときの難点といえば、葉が多く360度広がり、場所を取ることでしょうか。こういう時は、下の方の葉を茎の根本から切り取り整理して、見映えを良くしています。

 


クッカバラの育て方

我が家の窓辺で、葉をのびのび伸ばし放題にして日光浴をしている観葉植物のクッカバラは、うちに来てからすでに12年が経過しています。正式には、「フィロデンドロン・クッカバラ」でサトイモ科です。陽の良く当たる室内でほぼ一年中育てていますが、春から夏にかけては日中ベランダにだして、直射日光の当たらない明るい場所で日光浴させています。

根が過湿になるのを嫌うので、土は水はけのよいものにし、暖かい時期は土の表面が完全に乾いていたらたっぷりと水やりし、鉢の底から出た水を捨てます。

寒い時期は、土が乾いていても数日平気で、週に1度くらいたっぷりと水をあげるくらいです。先ほど書いた条件、「水やりをしばらく忘れているくらいがちょうどいい」ですね。

クッカバラと同じフィロデンドロン属のシルバーメタルの育て方はこちらにあります。よろしかったら見てください。

 


クッカバラの剪定

クッカバラの葉は、360度に広がります。枯れかけた葉の処理や、葉が広がり過ぎてうるさく感じたときは剪定するケースが出てくると思います。そんなとき、我が家では葉の根元近くで切っています。切った時に葉柄が残っても、しばらくするとポロッと取れるので、茎を傷つけないように切ればよいです。生長点を含めて5,6枚の葉を残し、あとはバッサリと切ったこともありますが、問題なく育っています。

 


クッカバラの生長

植え替えの回数…12年間で植え替え3回

10年前のフィロンデンドロン・クッカバラ

お店で見かけたときは、内径5cmの溶岩石に植え付けられいて、3本ほどの赤ちゃんの手のようなかわいい葉がついていました。

上の写真は購入より1年半後で葉が大きくたくさん出ていたので大きな皿に載せるようになりましたがまだ石付けのままです。写真はクリスマスの時でデコレーションしています。

 

3年が経過したころ、茎が長くなりさすがに石付けのままでは、バランスが悪く、元気もなくなってきたので、土に植え替えすることにしました。といっても石は根が食い込んでいて外せないので、そのまま石が半分くらい埋まるくらいにして、直径20僂らいの鉢へ植え替えました。

 

6年経過したした頃、鉢から飛び出す気根が多くなり、土に到着できないまま枯れてしまうことが増え、明らかに植え替えが必要になりました。そして、葉が育たなくなったなと思ったら、突然茎の根本から新しい芽がでてきました。現在育っているのがその新しい芽の方です。行き詰ったら違うところから芽を出す柔軟性。 植物のたくましさを実感しました。

古い茎の方はもはや生長は完全に止まり、古い茎から出ている気根もなかがスカスカです。古い茎を切ってしまうしまおうかとおまいましたが、切口に雑菌がついて病気になる可能性もあるし見映えも気にならないので放置しています。

フィロンデンドロン・クッカバラ 新しい茎 古い茎

 

新芽が出たときに直径28僂凌爾とに植え替えました。深い鉢に植え替えたのは、インテリアとしてのバランスで決めています。背の低い植物も、深い植木鉢に入れると床においてもバランスがよくなりますね。

現在のフィロンデンドロン・クッカバラ

 

そして10年目の6月、ベランダに出していた際、雨と暴風にやられ倒れて植木鉢が割れてしまいました。クッカバラもかなり大きくなり、ちょうど植え替えも必要な時期だったので、ひと回り大きい鉢に植え替えることにしました。

フィロンデンドロン・クッカバラ 植え替え

 


クッカバラの植え替え

本などに、何年に一度といったように書かれていますが、長年育てると植物の状態を見て判断できるようになります。状態に合わせてタイミングを図れば良いと思います。

植え替えは生長が活発な5月から7月くらいが良いです。鉢が割れたタイミングはちょうどよかったですね。しかし、ちょうど良い時期にハプニングがあるとも限りません。時期が外れても必要を要するときは、出来るだけ根を傷めないように植え替えするとよいと思います。

 

植木鉢の中の根の状態

フィロデンドロン・クッカバラ 根

気根が伸びて土に着いた後、こんなにも深く下に伸びているのですね。植木鉢はひびがあちこち入っているので、手で割って全体を露出させました。根は太く、細い根があまり張ってないせいか、土も柔らかくすぐにほぐれてしまいます。一番下の軽石には根が絡みついていましたが、案外簡単に取り出すことができました。

 

フィロデンドロン・クッカバラ 根

我が家に来て10年以上経っています。もともと下の写真のような石に植え付けられた小さなもので、根が絡んでいたことから一緒に植え替えしてきました。穴は直径5冂です。今回、勝手にポロッと取れました。もう必要ないくらい大きく育ったんですね〜。

 

フィロデンドロン・クッカバラ 購入時の溶岩鉢

フィロデンドロン・クッカバラ 根

取り出してみると非常に根が長いです。

 

植え方のコツ

フィロデンドロン・クッカバラ 植え替え

もともと、とても育てやすい植物なので、軽石を入れ観葉植物の土を入れれば大丈夫です。どちらかといえば見映えの問題として、気根をどこまで埋めるかですね。土もついていないバラバラの根なので、上下左右の位置を決めて手で持って固定しつつ、土を入れるようにしました。2人ですると楽ですね。

 

フィロデンドロン・クッカバラ 植え替え

植え替え完了です。しかし、鉢に対して見映え的に植物がもう少し土から出てる方がいいように思いました。

そういう時は、クッカバラの茎を持って少々上に引っ張ります。同時に鉢を叩くと少しずつクッカバラが浮いてきます。ちょうど良いところまで浮いてきたら、土を足してその位置でしっかり押さえます。植え込みの作業が終わったら、水が下から流れるまでたっぷり注ぎます。水を注いで土が詰まり土かさが足りないようなら適宜土を足します。

 

フィロンデンドロン・クッカバラ 植え替え完了

いい感じで完成です。日陰に置いて水やりもしばらく控えます。新しい葉が出てきたり生長が順調なら通常のお手入れに戻ってOKです。もし元気がなくなるようなら、根が傷ついて水を吸い上げられないのかもしれません。蒸散を防ぐために葉を切り落として下さい。半分くらいの量の古い葉を落とし様子を見てください。

 


現在の様子

2019年3月の様子です。

現在のフィロンデンドロン・クッカバラ

茎も大きく湾曲しながらもかなり生長して立ち上がっています。2年前は古い茎と新しい茎が同じくらいの長さだったのに今は新しい茎のほうが高くなっています。大きさですが、幅1m×奥行き1m×高さ1m50cmあります。植木鉢は、28cm×28cm×高さ40cmです。どこまで大きくなるのでしょうね。