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フィロデンドロン・シルバーメタル

フィロデンドロン・シルバーメタルです。メタリックなシルバーグリーンの葉はとても特徴的で、他に例のない美しさを醸し出しています。部屋に飾っておいても非常に印象的で素敵です。茎や葉柄もつやつやと光沢があり、まるで作りもののようですが、サトイモ科の植物です。

育てるのも増やすのもほとんどコツを必要としないほど簡単なので、経験的な視点で我が家の育て方・増やし方をご紹介したいと思います。

 

〔花器に活けるように増やす〕
フィロデンドロン・シルバーメタル 発根 水挿し 挿し木

 

 

〔スカイプランターに植えて生長する枝ぶりを楽しむ〕
フィロデンドロン・シルバーメタル スカイプランター 逆さ吊り

 

目次

 


シルバーメタルの特徴

シルバーメタルはサトイモ科フィロデンドロン属

フィロデンドロン属には、クッカバラやセロームなど南国イメージの美しい植物がありますね。フィロデンドロン属はサトイモ科で、匍匐(ほふく)するものや直立するもの、気根を出す蔓植物まで、姿は多様なようです。

 

フィロデンドロン・クッカバラ
〔クッカバラ(育て方の記事はこちらを見てください)〕

クッカバラとセロームは似た印象をもつのですが、シルバーメタルは両者と少し違う様相です。どちらかというと育ち方や姿などポトスによく似た印象を持ちます。ポトスはエピプレムヌム属ですが、同じサトイモ科なので、まぁ似ていてもおかしくないですね。水やりが多すぎたり多湿だと葉の先から水分を出すことや、茎と葉柄、気根の出方など、よく似ていますね。

 

ポトス ライムフィロデンドロン・シルバーメタル
〔左ポトスと、右シルバーメタル〕

 

シルバーグリーンで鈍くメタリックに光る葉

フィロデンドロン・シルバーメタル メタリック 葉

多肉質で、シリコンやビニールのようなちょっと柔らかい感触の葉です。熱帯性で高温多湿を好むといいますが、冬場の室内の湿度30%前後の環境でも特に葉水も必要とせず、ほぼ放置で順調に育ちます。

 

葉が出てくる様子がおもしろい

フィロデンドロン・シルバーメタル 新しい葉

まるで脱皮するかのように茎と新しい葉柄・葉が出てきます。不思議ですね。

 

気根が出る

フィロデンドロン・シルバーメタル 気根
ふつうに育てていると気根はあまり生長しません。少しのびて枯れていきます。気根を出す理由は、植物によって異なるようです。水分が足りないから気根を出して空気中の水分を吸収するとか、からだを保持する目的で何かに絡みつくために気根を伸ばすなど、いろいろ理由があるようです。

もっとも、梅雨のシーズンや水が近いなどの湿度が高い環境では、簡単に気根を伸ばします。

 

シルバーメタル 気根

個人的にシルバーメタルは気根が伸びてないほうが好みなので何もしていませんが、伸ばす場合は、気根にミスティングするといいようですよ。

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シルバーメタルの育て方

陽当たり・環境

耐陰性があり丈夫で生育旺盛です。気を付けてる点といえば、葉焼けしない様に直射日光を避けて育てます。風通しよく温暖で明るめの日陰がベストです。熱帯性で高温多湿がよいといいますが、最低でも10℃以上、できれば人間でも快適な温暖な環境であれば、湿度もあまり気にせず育てられます。

肌寒くなる季節から春暖かくなるまで10月〜5月までくらいは室内で、カーテン越しの窓際や、柔らかな日差しの入る明るめの場所に置くとよいです。

5月〜10月くらいまでは屋外に出してあげるといいです。その場合も直射日光の当たらない明るめの日陰におきましょう。

夏場も室内で育てるのも可能ですが、夏場は日光の位置が高く部屋に光が入りにくいですよね。耐陰性はありますが、室内で育てていても2〜3日に一度は、風通しのいい明るめの日陰か遮光した屋外にだしてあげると病気にかかりにくいです。高温多湿で風通しが悪いと大概の植物は、カビやカイガラムシなどの害虫にやられてしまいます。どのような植物もそうですが、病気や虫は、なかなかしつこく一度の薬噴霧で改善しないケースが多いです。ダメージを受けた葉は元の状態に戻らないため、薬を使用後、新葉が出てくるのを待つことになります。時間もかかるので予防を心掛けましょう。

 

水やり

基本は土が乾いたらたっぷり、底から水が出てくるまで水やりします。季節や気温、土の乾き具合で頻度は調節してやるのがいいでしょう。

夏場は日中を避けて、朝か夕方の気温が穏やかな時間に水やりします。

冬場は生長がゆっくりするので、水やりして土の表面が乾いてから3日くらいしてまた水やりするくらいの頻度にします。だいたい週に一度くらいの水やりで大丈夫です。

 

葉水

冬場は特にミスティングしなくても我が家では元気に育っています。春から夏にかけては外で育てており、葉にも水をたっぷりかけてやることも増えるので、霧吹きで葉水していません。

なお、乾燥させ過ぎて葉がぐったりした場合は、早く回復させるのに葉水は効果的です。また、20℃〜30℃で空気が乾燥すると葉ダニが繁殖する恐れがあります。葉水は葉ダニ予防にも効果的なので、暖かくなってきたら葉の裏側にもよく葉水するといいですね。

 

肥料

春〜秋にかけて2か月に一度、観葉植物用の置き肥あげます。液体肥料も1週間に一度くらいあげるといいですね。

冬場11月〜3月くらいまでは肥料はいりません。

もし出てくる葉が小さくなってきたら栄養不足なので様子を見ながら追肥してあげればいいです。

 


シルバーメタルの生長

生長は早いです。一番の悩みどころは伸びすぎて形が乱れることでしょうか。

フィロデンドロン・シルバーメタル 形が乱れる

 

はじめは立ち上がるように生長しますが、徐々に垂れ下がっていきます。生長点は常に上に向かっていますけどね。

フィロデンドロン・シルバーメタル 生長

フィロデンドロン・シルバーメタル 生長

 

垂れ下がった姿を楽しんで、限界がきたら剪定ですね。剪定して増やす場合は、水に挿しておけば簡単に増えます。また剪定した後も切ったすぐ下の節から脇芽が出てきます。剪定は、生長がはやい5月頃が理想的ですが、暖かい室温の部屋では一年中可能です。

 


剪定

そろそろ、伸びすぎてかたちが取れなくなり、根元付近に立ち上がる茎がなくボリュームがなくなったので剪定することにしました。

 

切るときは、節を残して切ればどこで切っても大丈夫です。切ったすぐ下の節から脇芽が出てきます。

 

うちでは、1節が2節残して思い切り切り戻しました。

 

すっきりしました。切口は雑菌がつかない様、触れずに乾かしましょう。

 

100日後
フィロデンドロン シルバーメタル

屋外の明るい日陰で夏の間育てていました。真夏の一時期は、どの観葉植物も生長が緩慢になり、シルバーメタルも同様ですが、徒長せず綺麗に育っています。

 


シルバーメタルの増やし方

水挿しで増やす

挿し木もいいですが、我が家では水挿しで増やしています。適当な花瓶や容器に挿しておけばいいし、部屋に飾るにもグッドです。

節の下(気根のある部分の下)から切り取って、水を入れた容器に挿しておくだけです。発根までの期間は気温によると思います。下の写真の水挿し時期は11月中旬で2週間くらいで発根しました。

フィロデンドロン・シルバーメタル 水挿し

シルバーメタル 発根

上を向いていますが、白いのが根です。2週間くらいで発根しますが、写真は1か月近く経ったものです。

 

フィロデンドロン・シルバーメタル 水挿し

上の写真ほど根が伸びていなくても、植えたときに株が安定する程度に伸びていれば大丈夫だと思います。観葉植物用の土に植えたら出来上がりです。

水挿しや剪定した後の本体のそれからの生長を考えれば、植物の生育が活発になる5月くらいが適しています。ですが、部屋で育てている場合、20℃以上の快適室温があればいつでも大丈夫だと思います。前述どおり、写真の水差しは11月中旬で11月の終わりに植え付けましたが、その後問題なく育っています。

 

何節もある茎を水挿しするなら水盤で

切り戻しの際など、匍匐性のある茎をそのまま水挿しするなら、水盤を利用すると簡単ですよ。

シルバーメタル 発根 水挿し 挿し木

フィロデンドロン シルバーメタル 発根フィロデンドロン シルバーメタル 発根

匍匐させたまま、浅く水に浸けておくだけで発根します。根がある程度伸びたら切り分けて植え付ければOKです。

シンプルな水盤は1つ持っておくと重宝しますよ。

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フィロデンドロン シルバーメタル 挿し木 水挿し

水挿ししている時も涼し気でいい感じです。

 

100日後
室内のこのコンソールテーブルの上で、このまま育てました。ときどき水替えをしてます。室内で肥料もあげていないので、葉は小さめになりますが、思いのほか育っています。

フィロデンドロン シルバーメタル 挿し木 水挿し

こんなに増やしてどうするの、というくらい失敗なく増えて丈夫です。

 

垂れ下がる性質があるから、スカイプランターに植え付けてみる

スカイプランター 逆さ吊りプランター フィロデンドロン シルバーメタル 

シルバーメタルは、匍匐性があり垂れ下がるので、ハンギングすると面白いと思います。また、茎の曲がりも独特なので、生長すると面白い枝ぶりになりそうです。ということで、2本をスカイプランター〔逆さ吊りプランター〕に植え付けてみました。上の小さなプラ鉢に植えたのが少し生長して、鉢に対してアンバランスになってきたので丁度よかったです。

ちょうどすっぽり移し替えられるようなら土を崩さず植え替えればいいと思いますが、ばらけてしまったので、少し工夫して植えることにしました。植木鉢を外してそこの軽石を出来るだけ取り外します。

 

植え付ける際、苗を出来るだけ深い位置に植えつけました。逆さになった時、根は下に向かって生長するので、根が張れるスペースを作るためです。これでしばらくは根づまりしないでいけるのではないかと考えました。

スカイプランターは素焼きの貯水ポットが中に入っています。吊り下げたら上から水をやるとポットに貯水され、貯水量を浮き(緑の棒の長さ)で知らせてくれます。うまくできていますね。

植え付けは、観葉植物の土を入れ、表面はベラボンを敷き詰めて逆さにしても土がこぼれ落ちないようにしています。更に付属のメッシュカバーを取り付けて、スライドロックの蓋を取り付けて終了です。上から水やりして、逆さまにし、浮きがあがるくらい貯水ポットに水を入れました。しばらく水が垂れるので、水が切れるまで外に置いておきました。

 

付属のワイヤーで吊り下げてみました。

スカイプランター 逆さ吊り フィロデンドロン シルバーメタル

なかなかかっこよくできたと思います。どんな風に生長していくのか楽しみです。

 

2か月後
見事にV字を描くように上に伸びています。

フィロデンドロン シルバーメタル 

このスカイプランターも屋外の明るい日陰で夏越ししました。ポットへの水足しは3日に一度くらいです。夏の間は、肥料を切っていましたが、9月から週に一度、適量薄めた液肥を与えています。10月終わりくらいまで続けます。

 

スカイプランターの内容

大きさは、開口の直径75弌外径が95个任后植木鉢で言えば3号以下の容量の苗が植えられます。

下の写真はスカイプランターの箱で、植え方の説明になっています。

スカイプランター 箱

 

スカイプランターのパーツは以下の通りです。

〔左〕吊りワイヤー、〔中上〕メッシュカバー、〔中下〕スライドロックの蓋、〔右〕プランター

スカイプランター 付属品

 

我が家では白を購入しましたが、黒いスカイプランターもあります。

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