JUGEMテーマ:植物

〔2020.09.05〕下の親株の新しい貯水葉がきれいに育つようにミズゴケを足して土台のかたちを半球状に整えました。いまのところきれいに展開中。
ビカクシダ マダガスカリエンセ

 

〔2020.08.23〕バージンコルクに板付けした親株の周りに増えた子株を株分けしました。詳しくはこちらを見てください。

〔親株〕
ビカクシダ マダガスカリエンセ

〔子株たち〕
ビカクシダ マダガスカリエンセ 子株

 

マダガスカリエンセの子株を購入して2年になります。ミズゴケてんこ盛りの鉢植えで約1年育てましたが、きちんと固定〔着生〕させないとドーム状のきれいなシルエットは保てなかったので、現在ではコルク板に固定して育てています。また、空中湿度を維持するためにドーム型カバーをかけて年中その中で育てています。マダガスカリエンセは育てるのが難しいといわれますが、それは、高湿度の環境づくりだと思います。うまく保てれば、次々貯水葉や胞子葉も出てくるし、子株もたくさん出てきます。

 

我が家は、マダガスカリエンセを育てるのは初めてで、温室などの設備なしで育てる情報が少なく試行錯誤な日々です。そこで育ててみて気になった点や工夫した点など、初心者ならではの視点で育てている様子を紹介しています。

 

目次

 


マダガスカリエンセを育てるのは難しい?

最近はブリーダーの方々によって日本で育てて株を増やしたものがネットで簡単に入手できます。植物もある程度環境に適応するわけで、日本で生まれ育ったものは育てやすくなっています。ですので、マダガスカリエンセも思ったよりも順応していると思います。

しかしながら、我が家では、スパーバムリドレイアルシコルネ・マダガスカルなどを育てていますが、育てる環境に関して言えば、マダガスカリエンセは手のかかるほうだと思います。マダガスカリエンセにとって日本〔我が家がある関東圏でいえば〕は、夏は暑すぎるし、冬は乾燥しすぎなのです。

 


マダガスカリエンセの育ちやすい環境

マダガスカリエンセは、マダガスカルで常に雨が降っているような環境で自生しているようです。

気温もそれほど高くない(25℃以下)方が育ちやすいのではないかと思います。というのも、秋から春まで一日中20℃前後で育てている時期が調子よくすくすくと育つのに、気温が上がる夏は、貯水葉が黒くなったり、胞子葉が縮れたりと調子を崩しがちです。夏は、湿度も高いですが高温なので、蒸れたり、葉焼けがおこりやすいのです。

 

マダガスカリエンセはいつも濡らしておかなければならないのか?

いつもしっとりと濡れているのはいいけど、水に浸っていたり、びしょ濡れは要注意だと思います。マダガスカリエンセだけでなく植物全般、過湿は腐らせる原因となります。マダガスカリエンセにとっての適度な湿り気が必要です。

温室などで湿度もコントロールするとベストですが、なかなかそこまではという場合は、ミズゴケてんこ盛りで栽培すると水分調整しやすいです。我が家では、まるで丼ぶりのようですが、常に水を含む程度(滴り落ちない程度)に湿らせたミズゴケで覆っています。霧吹きで時々シュッシュッと貯水葉とミズゴケに水やりするだけで根廻りの湿度は適度に保てています。

また、ビカクシダといえば板付けもよい栽培方法です。板付けは鉢植えより乾燥しやすいので、ミズゴケの水分をコントロールしやすく、根まわりを過湿にして腐らせてしまう危険性が低いです。ですので温室があれば板付けすると良いと思います。我が家は、温室作らず、コンパクトな装備で育てたいので、扱いやすい鉢植えで育てています。下の写真は、入手後、植えたての写真です。

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

 

ミズゴケてんこ盛りです。ミズゴケは乾かないように、手で触れてしっとりと湿り気を感じる程度に保っています。ミズゴケ部分の露出が多いのでかなり通気性も良い状態です。鉢底には穴があるので、水が溜まることはありません。根廻りはこれでうまくいっていますが、これだけでは葉が乾くのがはやく、日中霧吹きの回数が多くなり手間がかかります。またきれいな葉を育てるには、やはり空気中の湿度を高める必要があります。

 

貯水葉の縁に切れ目が入るのは湿度が足りていないから

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

上の写真は入手時のものです。右側に小さな貯水葉がついています。

 

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

入手時の小さな貯水葉が生長したのが、上の写真の右側の貯水葉です。見ての通り大きくなるにしたがって縁に切れ目が入り、いびつな形になって綺麗な円形に広がらなかったのです。入手時に既についていた貯水葉もいびつなので、まだ子株だから不完全な貯水葉になるのかなと思っていたのですが、またその次の貯水葉も生えたてはきれいな形なのに、縁が少し茶色くなったところかから切れ目がはいるので、ひょっとしたら乾燥が原因かと思いました。そこで、湿度を保持するためにドーム型の苗カバーで覆いをすることにしました。

 

ビカクシダ・マダガスカリエンセ 簡易温室

その後出てきた貯水葉2枚は切れ目が入らず、きれいに広がりました。朝夕霧吹きは欠かさずしています。日中も葉が乾いているようなら霧吹きすることもありますが、霧吹きの回数は、解放状態のときに比べて格段に減りました。また、カバーの内側にも霧吹きしています。常に霧に包まれているような雰囲気が最適なのでしょうね。そこまでに至りませんが、なかなかうまくいっているようです。ドーム型苗カバーは上に穴が開いているので、湿度を高めたい時は、ラップで穴を覆うといいです。

うちではウツボカズラにも苗カバーを使っています。乾燥する冬場でも湿度が保てるのでお勧めですよ。

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夏も室内管理の方がよい…湿度が高くても高温では蒸れや縮れが起こる

マダガスカリエンセは、日本の夏の暑さが苦手です。生長の様子の章にも書いていますが、2019年の梅雨の時期に一度ベランダの明るい日陰に出してみたところ、暑さで蒸れてしまったようで貯水葉が黒くなってしまいました。また、出てきた胞子葉も一部が縮れていびつな形になりました。やはり夏も室内管理を行い、通年で25℃前後で育てるのが良いようです。また、ドーム型苗カバーは夏も必要です。室内は冷房で除湿されますので。

 

自然に育てると全体のフォルムが崩れてくる?

貯水葉の重なりの部分って、生長点付近はかなり隙間が大きく空洞があいていきます。

生長するにしたがって、上にでっばるように生長するんですね。

 

板に着生させる場合、ワイヤーやアミ、ビニール紐などを使って固定しますよね。だいたいお椀型の形状に成形して固定すると思うんですけど、植木鉢ミズゴケてんこ盛り方式は、固定せず自然な状態で育てています。一年も経つと根はしっかりミズゴケの中に張っていますが、あまりに先がとんがってくるので、固定して仕立て直ししないと形が保てなくなりました。

 

やっぱり、最後は板付け

上のような状態になったので、11月に板付けすることにしました。季節は冬に向かいますが、室内管理の冬場は、調子よく生長するので問題ないと判断しました。板付けの様子は、下の〔株の板付け〕の項に書いています。

板付けのその後は、胞子葉が続けて2枚生えて、なかなか貯水葉が生えなかったのですが、2月中旬になってようやく貯水葉が顔をだしました。やっぱり貯水葉のないマダガスカリエンセってどうよ…という感じでしたので。

ビカクシダ マダガスカリエンセ

 


季節ごとの管理について

マダガスカリエンセは、常に湿度を保って育てる必要があるので、一年を通して室内で育てます。

冬の管理について

冬は、部屋の中でも加湿器をつけなければ湿度30%もない日も多いくらい乾燥しています。一方南向きの部屋では、部屋の中にまで光が入るので窓際で管理すれば、暖かく日差しも申し分ないくらいです。マダガスカリエンセは、窓際でカーテン越しの柔らかい日差しのところで、カバーに入れて管理しています。春まではこのままの環境で育てます。冬場の管理で気を付けたいことは、コナカイガラムシの被害です。風通しが悪いと取りつき、隠れた場所で気が付いたら繁殖しています。新葉の出が悪かったり、奇形葉が育ったりすると、コナカイガラムシの可能性があります。見つけたら、成虫や巣はつまようじで駆除します。辛抱強く駆除をつづけないと、簡単には駆除しきれません。また、幼虫の段階では薬が効くので、適宜薬を使います。我が家ではベニカXファインスプレーを使っています。

 

肥料やりについて

どのくらいの肥料やりが適当なのかよくわからないのですが、うちでは、かなり薄めた液肥を、1か月に1回ほど霧吹きでミズゴケにかけています。霧吹きの噴霧口をミズゴケに近づけて中に浸み込むように噴霧してます。貯水葉も胞子葉も順調に出ているので、この頻度でいましばらく続けます。

 

春・秋の管理について

6月1日現在でもカバーの中で育てています。室内の窓際で育てます。朝夕霧吹きで貯水葉とミズゴケにミスティングしています。ミズゴケが乾燥したときは、しっかりミズゴケが潤うまでじょうろで水やりしています。

 

肥料やりについて

かなり薄めた液肥を2週間に1回ほど、じょうろで貯水葉にあたらないようにかけています。

 

夏の管理について

やはり、マダガスカリエンセは夏の高温に弱いので、涼しい室内の明るい場所で育てるといいようです。

また、室内で冷房やドライをかけていると、乾燥しやすいのでカバーなどで湿度を保つ必要もあります。

朝夕霧吹きで全体をミスティングしています。

 

肥料やりについて

夏場、特に真夏の8月は肥料を与えていません。夏は弱る季節ですので、与え方次第では枯らしてしまいかねません。我が家では真夏の肥料はどの植物でも控えてます。

 

 

マダガスカリエンセ以外に、スパーバムリドレイアルシコルネ・マダガスカルの記事がありますので、よろしければみてください。

 


子株の株分け

2019年8月に子株を見つけました。
マダガスカリエンセ 子株

 

10月には、大きめの子株が4つになりました。
マダガスカリエンセ 子株

 

マダガスカリエンセは、子株が大量に発生します。リドレイやスパーバムは全くその兆しありませんが、アルシコルネやマダガスカリエンセは、ポコポコ子株が発生します。写真の一番手前の子株(径7cm)1つを株分けしてみました。

 

子株の切り離し

鉢から株を取り出します。我が家は植木鉢ミズゴケてんこ盛り方式なので、簡単に取り出せます。

マダガスカルエンセ 株分け

 

根を痛めないように、ミズゴケをかき分けながら少しずつ分離します。細い根がプチプチと切れる感触が多少はありますが、割と簡単に分離できます。

マダガスカルエンセ 株分け
マダガスカルエンセ 株分け

 

 

株分け完了です。

マダガスカリエンセ 株分け

 

子株の植え付け

切り離した部分には、根が表面に出てきているので、新しいミズゴケで株を包むように補います。

マダガスカリエンセ 子株 植え付け
マダガスカリエンセ 子株 植え付け

 

新しい鉢に形を整えながら植え付けます。

マダガスカリエンセ 子株 植え付け

 

完成です。

マダガスカリエンセ 子株 植え付け

 

子株を分離した親株の方にもミズゴケを追加して形を整えました。

マダガスカリエンセ 株分け

その後も生長した4つの子株全部を独立させ、親株も板付けさせました。子株は、また、同じ鉢に寄せ植えしてます。

マダガスカリエンセの子株は株分け後もよく生長します。うちにはアルシコルネもいますが、こちらは小さいうちに親株と離すと著しく生長が遅いです。アルシコルネと比較してでの話ですが…。

 

〔2020.02.22〕
ビカクシダ マダガスカリエンセ 子株

一番大きい子株はそろそろ板付けしてやらないと。と思っています。

 


株の板付け

鉢に残していた親株の形がとがってきて形がだいぶ崩れてきました。鉢植えで育てるのはもう限界みたいだったので、バージンコルクに板付けして形を整えることにしました。

バージンコルクは、株の大きさを考えながら、よく行くガーデニングショップで購入しました。バージンコルクは、通販でも入手できますよ。

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植え付け

うちの親株は上に出っ張ったような形をしているので、貯水葉を広げないと形が整いません。新しい貯水葉が覆ってくれることを期待して、多少破れても形を整えて植え付けます。用土は、ミズゴケとベラボンを混ぜたものを使っています。

ビカクシダ マダガスカリエンセ 板付け

 

植え付けたら、被覆の付いたワイヤーでしっかり固定して完成です。

ビカクシダ マダガスカリエンセ 板付け
ビカクシダ マダガスカリエンセ 板付け

 

板付けはしましたが、壁には掛けずに平置きにして、苗カバーをかぶせて湿度管理して育てています。

 

板付けの詳しいやり方は、リドレイアルシコルネ・マダガスカルの記事に詳しく書いてありますので、よろしかったら見てください。

 


生長の様子

〔2019.01.21〕
ビカクシダ・マダガスカリエンセ 胞子葉

胞子葉が出てきました。こんなにすぐに胞子葉が出てくるとは思っていなかったのでびっくりです。

 

〔2019.01.29〕
ビカクシダ・マダガスカリエンセ 胞子葉 生長

胞子葉の生長がはやく、カバーの天井に届きそうです。そこで工作。波型の段ボールで継ぎ足しました。何かのお菓子のパッケージに使われていたのを取っておいたのを使用してます。

 

ビカクシダ・マダガスカリエンセ 簡易温室マダガスカリエンセ

大分高さをかせぎました。しばらく安心ですね。

 

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

貯水葉の凸凹がはっきりしてきました。

 

〔2019.03.30〕
ここ2ヶ月の間に2枚の胞子葉が育ち、新たな貯水葉も出てきました。冬は室内で管理しているからだと思いますが、ビカクシダは年中変わりなく一定の間隔で新しい葉を出します。マダガスカリエンセも順調に新しい葉を展開し生長も早いです。22℃〜25℃くらいの温暖な環境が発育に適しているのでしょうね。

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

リボンのような胞子葉がかわいいですね。

 

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

貯水葉の新葉はトリコームに覆われてきれいなシルバーグリーンです。

 

〔2019.04.12〕
新しい貯水葉も順調に育っています。新しく生えるたびに凸凹が強くなっていきます。

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

 

〔2019.06.01〕
新しい貯水葉が育ってきました。瑞々しさと、マダガスカリエンセらしい凸凹がとてもきれいです。4月よりも葉脈の凸凹が増えています。

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

 

〔2019.07.04〕
梅雨時期になり、湿度も高いのでカバーを外してベランダで管理してみたところ、気温が高すぎたせいか貯水葉が中心から黒くなってきました。ちなみに直射日光に当ててません。貯水葉の出芽もペースが遅れています。しかもこの後、胞子葉が2枚連続で出たのでさらに貯水葉の出芽が遅れそうです。

 

出てきた胞子葉も小さいうちに一部縮れてしまいました。おそらく暑さが原因だと思います。それで、再び室内管理に切り替えしました。尚、室内は一日中冷房かけています。もとと同じく、窓際の明るい場所でカバーをかけて管理してます。

 

〔2019.8.20〕
胞子葉は縮れたまま生長しています。胞子葉は2枚〔左右に一対〕くらいがリボンのようでかわいいですね。4枚は見た目にちょっとむさくるしい感じ。

 

ようやく新しい貯水葉が育ち始めました。

 

子株発見!
マダガスカリエンセ 子株

夏はビカクシダが子株を増やす季節でしょうか。うちのアルシコルネの方は子株がぽこぽこと生まれ、現在8個できてます。

マダガスカリエンセの子株は、只今1個ですが、誕生してうれしいです。

ところで、茎の先端などから出る芽を定芽といい、普通は芽が生じない葉や根から出る芽を不定芽というらしいですね。ビカクシダは根の先端に不定芽を付けます。それが株に生長するんですね。

 

〔2019.10.20〕
上の写真の子株が、7cmくらいの大きさになりました。目に見えて生長してきているのがあと3つくらいあります。

マダガスカリエンセ 子株

この後、上に書いたように子株の株分けや親株の板付けをしました。

 

〔2020.02.22〕
ビカクシダ マダガスカリエンセ

11月の株分けから、2枚連続で胞子葉が生えてきました。2月中旬になってようやく貯水葉が顔を出しました。

 

ビカクシダ マダガスカリエンセ 子株

子株のほうも順調に生長し、さらに一番大きい子株にさらに孫株が出てます。

 

マダガスカリエンセには、ダンゴムシやワラジムシが住みつきやすい

〔2020.07.23〕

子株はすっかり親株になり、去年・今年と夏期になると子株を出します。今年もたくさん出てきました。すでに貯水葉が出ているものも多いです。
マダガスカリエンセ

 

屋外で管理するようになると気になるのが、虫による被害ですよね。今年の梅雨は本当に長く高湿度の日が続いています。日もさしませんが気温も低めなので、いつも株に被せているカバーを外して、ベランダに日中夜出しっぱなし状態にしています。空中湿度も水分も十分なのですが、貯水葉が少しづつかじられていることに気づきました。親株にダンゴムシが住みついているのは実は気が付いていたのですが、そんなに被害がなければ共存でいいと思って、放置していました。しかし…。少しづつかじられて、茶色くなった所をまたかじられてと、親株の貯水葉は、縁からかじられ続け短くなっていき、とうとう見過ごせなくなったので虫を追い出すことにしました。

 


新しくきれいな貯水葉が生えて大きくなりつつあるので、同じ運命をたどらせないように、ダンゴムシには出て行ってもらうことにしました。

 


水攻めです。ダンゴムシやワラジムシは、エビやイカと同じ甲殻類なので、エラ呼吸もできると思われがちですが、陸生活が長いので、空気呼吸の生き物です。水の中に比較的長くいられますが、呼吸できないのでしばらく水に浸けていると出てきます。出てきたところを捕獲しました。

 


親株の方は、これでおしまい。ダンゴムシが付きにくい、棚の上でしばらく管理することにします。

 

マダガスカリエンセ
新しい貯水葉がきれいに育ちますように…。沢山できた子株はもう少し大きくなってから株分けすることにします。

 

去年出た子株も立派な株になり順調に育っています。

ですが、子株の植木鉢の方には、ワラジムシが沢山住みついています。同じく水攻めにします。

出てくる出てくる。住処を追われて困惑していることでしょう。

 

ダンゴムシは丸くなりますが、ワラジムシは丸まりません。でもほぼ同じように湿った所が好きで、腐ったり枯れたりした根や葉が好物です。そして時には新芽や新葉なども食べます。主食は枯れた枯れた部分なのですが、新芽や新葉でも、少し傷ついた部分が出来ればそこが狙われてかじられ被害が徐々に大きくなってしまうんですよ。ビカクシダの貯水葉の中のように葉が根を覆っているような環境ってダンゴムシやワラジムシにとってすごく居心地の良い状態ですよね。いつも湿っていて、食べ物にくるまれています。少し葉が傷ついて茶色くなった部分をかじり、するとその端がまた茶色くなってまたかじるということになってしまって、いつの間にか貯水葉が大きく欠けてしまうことになるんですよね。

 

腐ったり枯れた部分を食べて、糞を落とし土壌のバクテリアを活性化する益虫というとらえ方もありますが、草花の被害があれば害虫でもあるんですね。どうとらえるかは人それぞれです。我が家では、駆除するほどではないので、ダンゴやワラジが沢山住みついても害の出ていない合歓の木の鉢へ虫を移しました。

 

子株たちは、劣化したミズゴケを整理して、それぞれ根周りを新しいミズゴケで覆い、植え替えしました。



リフレッシュです。やはりダンゴムシが来にくい高いところで管理しようと思います。

美しい貯水葉を育てるには、湿度や温度などの条件を保ったり、虫から守るなど、こまめに見ていないといけませんね。

 

再び株分け

〔2020.08.23〕
親株に新しい貯水葉が出てきたのと、周りに子株が沢山出てきて、それぞれ結構大きくなってきたので再び株分けしました。

下の写真は、板付けに使っていたワイヤーを取り外したところです。
ビカクシダ マダガスカリエンセ

 

親株の方は、古くなった水苔を除去して、新しいミズゴケとベラボンを使って、もう一度同じバージンコルクに板付けしました。
ビカクシダ マダガスカリエンセ

 

子株たちは、スーパーのミニトマトの容器に穴を空け、ミズゴケとベラボンを混ぜたものに植え付けました。
ビカクシダ マダガスカリエンセ 株分け

右上の小さい子株たちは生長するかわかりませんが、この子たちの生長が楽しみです。

 

親株には新しい貯水葉が出てきているので、葉の生長に合わせてミズゴケを足して、形を整えようと思ってます。
ビカクシダ マダガスカリエンセ 新しい貯水葉

 

〔2020.09.05〕
ビカクシダ マダガスカリエンセ

大きめのドーム状にミズゴケを盛りました。ミズゴケは手前半分だけ盛っていて、写真に写っていない反対側は古い貯水葉を露出させています。反対側に新しい貯水葉が出たら、そちら側もミズゴケを足してかたちを整える予定です。

 

ビカクシダ マダガスカリエンセ
マダガスカリエンセの貯水葉って、きれいですね。ついつい見とれてしまいます。