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ビカクシダ・マダガスカリエンセ 貯水葉

マダガスカリエンセの子株を購入して9か月、そろそろ梅雨に入る季節になりました。貯水葉は順調に規則的に出て育っています。新しく出るたびにマダガスカリエンセらしい凸凹がはっきり深くでできています。冬から春にかけてドーム型カバーをかけて、その中で育てていました。そろそろ湿度も上がってきたので、もう少ししたらドームカバーを外そうかと考えています。

 

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

はじめてマダガスカリエンセを育てているのですが、温室などの設備なしで育てる情報が少なく試行錯誤な日々です。そこで育ててみて気になった点や工夫した点など、初心者ならではの視点で育てている様子を紹介したいと思います。この先もいろいろ試行錯誤しながら、育てていきたいと思います。

 

目次

 


マダガスカリエンセを育てるのは難しい?

最近はブリーダーの方々によって日本で育てて株を増やしたものがネットで簡単に入手できます。植物もある程度環境に適応するわけで、日本で生まれ育ったものは育てやすくなっています。ですので、マダガスカリエンセもコツをつかんだら思ったよりも順応していると思います。

しかしながら、我が家では、スパーバムリドレイアルシコルネマダガスカルなどを育てていますが、育てる環境に関して言えば、マダガスカリエンセは手のかかるほうだと思います。マダガスカリエンセにとって日本〔我が家がある関東圏でいえば〕は、夏は暑すぎるし、冬は乾燥しすぎなのです。

 


マダガスカリエンセの育ちやすい環境

マダガスカリエンセは、マダガスカルで常に雨が降っているような環境で自生しているようです。

気温もそれほど高くない(25℃以下)方が育ちやすいのではないかと思います。というのも、秋から今(1月)大体一日中20℃前後で育てているのですが、すくすくと育っているからです。

 

マダガスカリエンセはいつも濡らしておかなければならないのか?

いつもしっとりと濡れているのはいいけど、水に浸っていたり、びしょ濡れは要注意だと思います。マダガスカリエンセだけでなく植物全般、過湿は腐らせる原因となります。マダガスカリエンセにとっての適度な湿り気が必要です。

温室などで湿度もコントロールするとベストですが、なかなかそこまではという場合は、ミズゴケてんこ盛りで栽培すると水分調整しやすいです。我が家では、まるで丼ぶりのようですが、常に水を含む程度(滴り落ちない程度)に湿らせたミズゴケで覆っています。霧吹きで時々シュッシュッと貯水葉とミズゴケに水やりするだけで根廻りの湿度は適度に保てています。

また、ビカクシダといえば板付けもよい栽培方法ですが、板付けは鉢植えより乾燥しやすいです。マダガスカリエンセも温室があれば板付けすると良いとは思いますが、そこまでの設備は作れないので扱いやすい鉢植えで育てることにしています。下の写真は、入手後、植えたての写真です。

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

 

ミズゴケてんこ盛りです。ミズゴケは乾かないように、手で触れてしっとりと湿り気を感じる程度に保っています。鉢底には穴があるので、水が溜まることはありません。根廻りはこれでうまくいっていますが、これだけでは葉が乾くのがはやく、日中霧吹きの回数が多くなり手間がかかります。またきれいな葉を育てるには、やはり空気中の湿度を高める必要があります。

 

貯水葉の縁に切れ目が入るのは湿度が足りていないから

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

上の写真は入手時のものです。右側に小さな貯水葉がついています。

 

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

入手時の小さな貯水葉が生長したのが、上の写真の右側の貯水葉です。見ての通り大きくなるにしたがって縁に切れ目が入り、いびつな形になって綺麗な円形に広がらなかったのです。入手時に既についていた貯水葉もいびつなので、まだ子株だから不完全な貯水葉になるのかなと思っていたのですが、またその次の貯水葉も生えたてはきれいな形なのに、縁が少し茶色くなったところかから切れ目がはいるので、ひょっとしたら乾燥が原因かと思いました。そこで、湿度を保持するために苗カバーで覆いをすることにしました。

 

ビカクシダ・マダガスカリエンセ 簡易温室

その後出てきた貯水葉2枚は切れ目が入らず、きれいに広がりました。朝夕霧吹きは欠かさずしています。日中も葉が乾いているようなら霧吹きすることもありますが、霧吹きの回数は、解放状態のときに比べて格段に減りました。また、カバーの内側にも霧吹きしています。常に霧に包まれているような雰囲気が最適なのでしょうね。そこまでに至りませんが、なかなかうまくいっているようです。

うちではウツボカズラにも苗カバーを使っています。乾燥する冬場でも湿度が保てるのでお勧めですよ。

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〔2019.01.21〕
ビカクシダ・マダガスカリエンセ 胞子葉

今年に入って出てきた葉は胞子葉でした。こんなにすぐに胞子葉が出てくるとは思っていなかったのでびっくりです。

 

〔2019.01.29〕
ビカクシダ・マダガスカリエンセ 胞子葉 生長

胞子葉の生長がはやく、カバーの天井に届きそうです。そこで工作。波型の段ボールで継ぎ足しました。何かのお菓子のパッケージに使われていたのを取っておいたのを使用してます。

 

ビカクシダ・マダガスカリエンセ 簡易温室マダガスカリエンセ

大分高さをかせぎました。しばらく安心ですね。

 

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

貯水葉の凸凹がはっきりしてきました。

 

〔2019.03.30〕
ここ2ヶ月の間に2枚の胞子葉が育ち、新たな貯水葉も出てきました。冬は室内で管理しているからだと思いますが、ビカクシダは年中変わりなく一定の間隔で新しい葉を出します。マダガスカリエンセも順調に新しい葉を展開し生長も早いです。22℃〜25℃くらいの温暖な環境が発育に適しているのでしょうね。

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

リボンのような胞子葉がかわいいですね。

 

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

貯水葉の新葉はトリコームに覆われてきれいなシルバーグリーンです。

 

〔2019.04.12〕
新しい貯水葉も順調に育っています。新しく生えるたびに凸凹が強くなっていきます。

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

 

〔2019.06.01〕
新しい貯水葉が育ってきました。瑞々しさと、マダガスカリエンセらしい凸凹がとてもきれいです。4月よりも葉脈の凸凹が増えています。

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

ビカクシダ・マダガスカリエンセ

 


冬場の管理について

今年の冬は、部屋の中でも加湿器をつけなければ湿度30%もない日も多いくらい乾燥しています。一方南向きの部屋では、部屋の中にまで光が入るので窓際で管理すれば、暖かく日差しも申し分ないくらいです。マダガスカリエンセは、窓際でカーテン越しの柔らかい日差しのところで、カバーに入れて管理しています。春まではこのままの環境で育てるつもりでいます。

 

肥料やりについて

どのくらいの肥料やりが適当なのかよくわからないのですが、うちでは、かなり薄めた液肥を、1か月に1回ほど霧吹きでミズゴケにかけています。霧吹きの噴霧口をミズゴケに近づけて中に浸み込むように噴霧してます。貯水葉も胞子葉も順調に出ているので、この頻度でいましばらく続けます。

 


春の管理について

6月1日現在でもカバーの中で育てています。梅雨の季節までこの状態で育てます。いまでも室内の窓際で育てています。朝夕霧吹きで貯水葉とミズゴケにミスティングしています。ミズゴケが乾燥したときは、しっかりミズゴケが潤うまでじょうろで水やりしています。

 

肥料やりについて

かなり薄めた液肥を2週間に1回ほど、じょうろで貯水葉にあたらないようにかけています。そろそろ固形肥料を使おうかと思っています。

 

マダガスカリエンセは暑さに弱いみたいなので、夏越しするにあたってまた工夫が必要かと思います。そのころまた書きたいと思います。

マダガスカリエンセ以外に、スパーバムリドレイアルシコルネマダガスカルの記事がありますので、よろしければみてください。