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エアープランツ ハンギング

バージンコルク板にエアプランツをレイアウトしてみました。特徴的な花苞がついたファシクラータをメインに、百均でも簡単に入手できるイオナンタやハリシーと、一年前から育てているベルティナを寄せ植えしてみました。どれもお手頃価格のエアプランツです。

インテリアとしても見応えがあり、なおかつ日ごろのお手入れもやりやすいハンギングできるエアプランツの寄せ植えについて、ご紹介したいと思います。

ベルティナの開花から子株形成までの記事はこちらです。よろしかったら見てください。

目次


エアプランツ(チランジア)を寄せ植えする

先日ガーデニングショップで、花苞が出ているファシクラータを見つけて購入、家にあったバージンコルクの板に着生させることにしました。

ファシクラータとコルク板

で、レイアウトを考えだしまして。どんなふうに作ろうかとか頭でイメージしていきます。こういう一連の作業が一番楽しいですね。

以前から育てていたベルティナも入れることにします。ベルティナは一年前にホームセンターで花が咲く直前のものを購入しました。無事花が咲き、子株ができて、今では子株の方が大きく育った状態です。

バージンコルクを縦にしてレイアウトを考えていたのですが、ファシクラータが割と大きいので、バージンコルクの下側に配置すると収まりが良いです。色々と考えていると、上の方に小型のエアープランツを付けたくなったので、イオナンタとハリシーを百均で入手してきました。

エアプランツの寄せ植えは、見映えもいいですし、育て方が同じものを寄せ植えすると日ごろの管理が楽になりますよ。


レイアウトのコツ

これはお好みにもよると思いますが、このようなことを考えて配置しました。

  • 葉の特徴や大きさが違うものを寄せ植えする
  • 配置に流れやリズムを感じさせる
  • 抜けの部分(空間)を作る
  • 花茎や花苞が付いた時のことをイメージする
  • 着生素材の凹凸や特徴を活かす

といったことでしょうか。

チランジアは大きくトリコームに覆われている銀葉種とトリコームの少ない緑葉種があります。銀葉種の方がトリコームに覆われているので太陽の光に強く、水を好む傾向にあるようですが、どちらの種類も寄せ植えできないほど管理する場所や水やり方法が異なるわけでもありません。経験的にですが寄せ植えして同じお手入れでほぼ問題はありません。

レイアウトについては、花茎は長く伸びるタイプなのかそうでないのかといったことや、子株が形成されたとき空間的余裕があるのかなど、生長した姿をイメージして空間的バランスを考えて、寄せ植えするエアープランツを選び、配置するとよいと思います。そして、着生素材(バージンコルクを例に挙げると)のくぼみなどにエアープランツの株の根っこ部分が入るようにすると固定もしやすいし見た目も自然です。

エアプランツの固定に何を使うか… 接着剤?針金?

植物なのに…と抵抗を感じられる方も多いと思いますが、小型のものは接着剤を使って短時間で固定するのが、最もエアプランツを傷つけない方法だと思います。というのも、小型のものを針金で固定しようとすると、位置を少しずらしたり角度を調整したりとエアープランツに触れている時間が長くなりますよね。その間に葉が折れたり、トリコームがはがれたりしてしまうのです。

接着剤は、水に強くて速乾性のものを使いましょう。あまり難しく考えず、どこでも売っている速乾性多用途ボンドや瞬間接着剤で大丈夫です。瞬間接着剤はゼリー状のものが使いやすいです。グルーガンでの接着については、あくまで経験としてですが、ポロッと取れやすいですし、量もべったりつけないと固定できないのではないでしょうか。

また接着剤を使う場合、エアプランツの根が生える部分全体を接着剤でべったり覆ってしまうのは避けましょう。エアプランツの向きや固定する部分をあらかじめ考えておいて、スポット的に接着剤を置いて固定します。うちではエアプランツの根が生える部分を外して3か所くらいゼリー状の瞬間接着剤を点で置き、貼り付ける素材にやんわり押しつけて留めています。大きなものは、針金と接着剤を併用すると固定しやすいです。針金を使う場合もバージンコルクなら千枚通しでも簡単に穴が開けられます。

ミズゴケで根の周りを覆う

チランジア類は、根が生える部分が若干湿っているほうが発根しやすかったり、成長が順調だったりします。なので、エアプランツを固定した後は、隙間をミズゴケで覆うといいです。小さいエアプランツなら長いミズゴケ一本をエアプランツの根元にに巻き付け竹串などでエアプランツと板との隙間に押し込みます。バージンコルクのくぼみにエアプランツを固定するとこの作業はとても簡単で見た目も自然でいいです。

エアプランツ 固定 根元にミズゴケ

ファシクラータも購入後、そのまま水やりをしていた2週間はなにも動きがありませんでしたが、バージンコルクに固定して根廻にミズゴケで埋めてすぐに花が出てきました。たまたまかもしれないですが、あまりにもタイミングが良かったです。今は順調に毎日ひとつづつ花を咲かせています。


ハンギングのコツ

うちでは、屋内は壁にピクチャーレールを取り付けているので、そこから壁際にハンギングします。

以前、ビカクシダ・リドレイをバージンコルクに着生させたときは、ハンギング用にバージンコルクの裏側にネジを2本刺し、ワイヤーをかけてハンギングできるようにしました。

リドレイのコルクの裏

このやり方は、リドレイの生長に伴い重量が増えても耐えられるようにと考えました。

今回のエアプランツは生長しても重量が軽い状態を維持できそうなので、バージンコルクの厚みを利用して、ネジフックを使いました。ピクチャーレールから吊り下げるワイヤーの壁からの距離や、レイアウト済みのバージンコルクの重量バランスを考えて、ネジフックの取り付け位置を決めます。

ネジフックの位置

バージンコルクには、もろい部分もありますのでよく確認してくださいね。取り付ける際は、ただねじ込むのではなく、接着剤を併用するとしっかりとまりますよ。

ネジフックと接着剤

実際に吊ってみるとこんな感じです。

ピクチャレールにかける


チランジア類のエアプランツの育て方

チランジアの仲間はとても多く、中には難しい種類もあるかもしれませんが、比較的安価で購入できるものは、育て方もコツをつかめは簡単です。必要なのは、適度な日照と風通しです。温度が低くなる冬場は、室内の陽が差し込む明るい窓際などで育てますが、春〜夏〜秋は屋外の風通しのよい明るめの日陰で育てるといいですね。

エアプランツの水やり

よく、エアプランツは空中の水分を葉から取り込んで生長するので、頻繁な水やりは必要ない。週に1〜2回霧吹きで水をかけてやる程度でいい。葉の根元に水が溜まったままになると腐ってしまう。といいますね。うちで実際に育ててみて思うのは、確かに冬場の寒い時期に室内で管理するときに水やり加減に気を遣う必要はありますが、春〜夏〜秋の季節、屋外で育てると案外、普通の植物と同じように水やりしても大丈夫で、簡単に育てられます。エアプランツだから水やりしない、とか区別はしていません。

ベランダで育てているときのうちの水やりは、じょうろでバシャバシャと水をかけるだけです。水やりのタイミングは気温が穏やかな早朝か夕方がいいです。一日一回なら夕方ですね。風通しがいい場所では、多少葉の根元に水が溜まっても大丈夫ですが、心配ならエアプランツを逆さにしたり、パッパッと振って根元の水を切っておいたら安心です。

我が家ではベランダで色々な種類の植物を育てていますが、水やりのタイミングはみな同じにしています。日ごろの管理が同じものを選び、寄せ植えにするとこういうところが楽ですよね。

エアープランツ ハンギング

冬場の室内環境での水やりは、ともかく葉の根元に水が溜まらない様、よく水を切ることです。水やりの頻度は室内環境で違いますので、様子を見て水やりします。


エアプランツを固定する素材は何がいいか

エアプランツの飾り方はインテリアとしてはいろいろありますね。しかし植物なので、水やりもできて、屋外にも出したりといったことを考えると、固定するとすれば流木やコルク板、網、植えこむ場合は鉢に軽石とバークといったところでしょうか。

我が家では着生させる素材としてバージンコルクをよく使います。今回使っているバージンコルクは、通販で大きめサイズを購入して、ビカクシダ・リドレイの板付けに使用したときの残りです。バージンコルクとはコルクガシの樹皮のことです。見かけもワイルドでビジュアル的に好きなのですが、機能的な面でも、エアプランツやビカクシダなどを固定する素材としていい素材だと思います。我が家が思うバージンコルクのいい点は、下に記したような点です。

バージンコルクを使うメリット

  • 水切れが良い
    水をはじくいてすぐに乾くので、水やりから壁に取り付けるまで短時間ですみます。流木だと乾くの時間かかりますよね。部屋の壁を濡らして壁にシミやカビが生えたらいやですよね。バージンコルクは、そういったトラブルが起こりにくい素材です。また、水をはじきますが自然素材なので、バランスよく適温・適湿を保ってくれます。植物にとっていい感じの素材です。
  • 根が張りやすい
    バージンコルクは自然に凹凸があるので、エアプランツを固定しやすいし、根が張りやすいです。コルク板のくぼみを利用して固定すれば、簡単に取り付けられます。ごつごつと凸凹があるほうが植物は根を張りやすいのです。
  • 軽い
    ハンギングするときに軽いほうが安心ですね。万が一落下しても家具や床を傷つけにくいです。
  • 加工しやすい
    柔らかいので穴を空けたり削ったりと加工がしやすいです。結構分厚い部分でも、電動ドリルなんて使わずにキリを使って比較的容易に穴を空けられます。

バージンコルクを使うデメリット

  • もろいところがある
    バージンコルクは多孔質なので強度的には強くありません。また、コルク板の場所によって強度が変わるのでハンギング用のフックなどを差し込む場合は注意が必要です。また、着生させた植物の重量などを考えてハンギングの仕方も考える必要があります。

デメリットもありますが、うちではメリットの方を多く感じるので、バージンコルクを良く使うようにしています。

通販なら入手しやすい

バージンコルクは、ホームセンターやガーデニングショップなど探してみても、置いているところなかなか少ないです。置いてあっても少量で必要な大きさを選べなかったりするので、やはり通販が便利です。形は選べませんが、大きめのものを購入して好みの形に加工するといいですよ。加工は簡単にできます。また縦横の寸法をよく確かめて購入してくださいね。だいたいの寸法しか書いていないので、納得の上購入してください。うちで購入したのは以下のバージンコルクです。

バージンコルクディスプレイ(大) 約500g

 


生長の様子

バージンコルクに寄せ植えしたファシクラータは、順調に生長しています。2018/07/21現在で、5つ目の花が咲きました。

ファシクラータ 7月13日〔7月13日撮影〕

ファシクラータ 7月21日〔7月21日撮影〕


室内でのハンギング

ビカクシダのリドレイやアルシコルネとともに壁面に掛けた写真です。絵画とのマッチングもよく、劣らずアーティスティックです。植物のハンギング、凝りだすと癖になりますね。