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スパーバム 植え替え後

吊り苔玉のスパーバムを購入して一年半経ち、その間にとても大きくなりました。自重で吊りフックとのバランスが悪くなりうつむくように傾いてきました。そろそろ植え替えが必要です。今回、植え替えにキッチン用品の取っ手付きザルを使ってみました。結果は、なかなかいい感じです。丈夫で手頃なのでお勧めですよ。

ここ一年の育ちと育て方はこちらにまとめていますので、よかったらみてください。

 

目次


吊り下げスタイルも植え替えが必要

購入して一年半たったスパーバム。貯水葉も出るたびに大きくなるので葉の自重で前に傾きだしました。そろそろ植え替えてバランスのいい位置で吊ってやろうと思います。それにそろそろ幅も大きくしなければ、正面から見れば細く、奥行きが長く成長することになります。バランスのよいフォルムにするには苔玉を一回り大きくする必要があります。

スパーバム

 


板付にするか、このまま苔玉を大きくするか

ビカクシダの場合、ハンギングするには、板に着生させるのがポピュラーですね。我が家ではリドレイをコルク板に着生させて育てています。ただスパーバムの場合、板付のフォルムより、苔玉に沿って生長した姿のほうが個人的には好みなのです。

でも苔玉スタイルの場合、これからの生長を考えるとしっかりとした土台とフックが必要です。そこで何かいいものはないかと考えた末にたどり着いたのがコレです。

 

取っ手付きザル

取っ手付きザル

取っ手がついたザルです。けっこういい思い付き♪大きさはいろいろあるし取っ手はしっかりしています。ビカクシダの貯水葉は、覆うものの形に添うので、やはり丸いものが自然ですよね。取っ手を上にして苔玉の部分をザルに入れて…と、うまくいきそう。ちょうどいい大きさの直径18cmを選びました。

 

スパーバム 植え替え ざる

では、実際の作業に取り掛かってみましょう。

 


スパーバムの植え替え

現在の苔玉に巻いている糸を取り去る

現在の苔玉を崩さず、ぐるぐるに巻いてあった糸を切って、取り除けるところだけ除去しました。もともとビカクシダの根は着生するためのものなので、自然に任せときます。

 

植え替えの材料

  • 苔玉の材料
    • ミズゴケ (水を十分含ませ固めにしぼっておく)
    • ベラポン
  • 固定するめの素材
    • 針金・麻紐・ビニール紐など

 

ザルを置いている白いのは伸縮する「たらい」です。作業をするのに散らからないで便利です。

写真に載っていませんが、ザルの外側にもミズゴケを貼る場合は、細い針金がいいです。スパーバムをザルに固定する紐は針金を使いました。スパーバムをザルに固定する場合、幅広いビニール紐は、貯水葉を傷つけにくいと思いますが、我が家では、緑色のビニールで被覆した針金を使っています。針金は細工しやすく伸びないし、被覆しているので水や経年劣化に強いこと、貯水用が覆いかぶさる間のしばらくの期間、見た目に目立ちにくい等の理由からです。

 

ザルの外側にミズゴケを巻く

貯水葉がザルをすっぽりと隠すくらい大きく成長するには時間がかかります。見た目の問題なのですが、ザルがそのまま見えるのを防ぐために外側にもミズゴケをあしらうことにしました。針金でザルの縁から縁へ渡すようしてミズゴケを固定していきます。針金で渡しながらミズゴケを押し込んでいくといいです。結構手間がかかる作業ですが、密に針金を渡すと後々ミズゴケが抜けることないです。完成後見えるところだけでいいので、ここは丁寧にやるといいですね。

 

裏返して、ミズゴケを貼る

ザルの内側にミズゴケを貼ります。

現在苔玉が隙間なく入るくらい空けてはります。

ベラボンを加えます。ベラボンは、ヤシの実を加工したものですが、軽くて、通気性・水持ち・水はけにすぐれた素材です。

 

上部になるあたりに固形肥料も投入

 

スパーバムを入れる

ザルの取っ手が上にくるように、現在の苔玉をザルに入れ、貯水葉をザルより外にでるようにかぶせていきます。無理をせず少しづつです。写真のように貯水葉がへこんだところには、無理のない範囲でミズゴケを裏に押し込んでへこみをなだらかにします。

 

仮止めをして、取っ手の位置やバランスを確かめる

左右のバランスや傾きを確かめます。また隙間やへこんだ部分などにミズゴケを押し込んで、かたちを整えます。

 

スパーバムを針金で固定する

いろいろ作業をしている間に貯水葉のトリコームが大分はがれてしまいました。残念だけど、いずれ新しい貯水葉が出てくるなのでよしとします。向かって左側には新しい貯水葉が出てきているのでこれだけは傷つけまいと気を使っていたのですが、一部縁を切ってしまいました。残念。でもあきらめも肝心。

貯水葉が一枚育つのに約3か月。2枚育って針金が隠れるには約半年かかります。

 

もとの苔玉はザルの中に入っているので、ずり落ちることはありません。左右均等に針金で固定します。針金は、緩むことなくねじって止められるので作業がしやすいです。

 

出来上がり

苔玉が一回り大きくなったため、全体がかなり大きく立派に見えます。取っ手もしっかりしてバランスよくなりました。取っ手付きザルはなかなか使えてお勧めです。新しく美しい貯水葉が育つのが楽しみです。

ところでスパーバム、とても大きく育つ種類ですが、制限を加えるとある程度の大きさ保つはずです。今の大きさか、もう少し大きくなったくらいでちょうどいい大きさなので、このザル苔玉壊れるまでこのまま育てようと思います。