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トラディスカンティア ラベンダー

トラディスカンティアは、美しい斑が入るツユクサ科の多年草です。ほふく性があり、垂れ下がるのでハンギングすると素敵です。

耐陰性があり室内に置くことができますが、光に当ててやると斑入りがはっきりと鮮やかになります。

トラディスカンチア

 

我が家は、トラディスカンティア・ラベンダーをダイニングテーブルの上に吊るしていますが、壁の色や照明器具とマッチして優し気な雰囲気を醸してくれています。

トラディスカンティア ラベンダー

トラディスカンティアはとても丈夫で生育旺盛な植物なのですが、育てる上で一番の困りごとは、突然斑が入らなくなり緑一色の葉が生え始めることです。斑入り植物の先祖返りといわれますが、斑があるからこそ美しいのであって、緑一色になるとショックですね。

美しい斑入りの葉を保つため、どうすればいいのか、トラディスカンティアの日常のお手入れや先祖返りの際の対処法について、我が家の育て方をご紹介したいと思います。

 

目次

 


美しい斑を保つには直射日光を避けた明るい所で管理すると安心

斑の部分と緑の部分の境界がはっきりして鮮やかな斑にするのは、できるだけ日光に当てます。ですが直射日光は葉焼けして焦げたように茶色く変色するので明るい所で管理するといいです。春秋でも日差しが強い場合は葉焼けしてしまう場合がありますので年中明るい所で管理すると安心です。明るめの室内でも育ちますが、光量が足りないと徒長したり、色が薄くなる傾向があります。

室内で育てていても きれいな発色を保つには、日中は出来るだけ屋外に出して明るい場所に置くとよいでしょう。

トラディスカンティア

 


突然緑一色の葉が生える原因

先祖返り

斑が入っているところは葉緑素がない部分で、組織に含まれている葉緑素以外の色素が発色している状態です。もともと斑入りは突然変異や枝変わりでできたもので不安定な状態です。緑一色の葉が生えるのは、植物にとっては正常な状態に戻ったということですよね。弱い性質の斑よりも葉緑素がある部分の方が性質的に強いですから、一度緑の葉が生えた茎から、また斑入りに戻ることは難しいようです。先祖返りといいます。

 

育てる環境・季節によって斑が消える

先祖返りの他に、育てる温度や水・肥料、陽当たり、季節などの条件によって斑がなくなる可能性もあるようです。

  • 水をやり過ぎる
  • 肥料が多すぎる
  • 陽当たりが悪い、あるいは陽当たりが良すぎる
  • 根詰まり
  • 季節によるもの

上記の原因について、気を付けていたつもりでしたが、水やりは多かった気がします。夏なので土の表面が乾いたらあげていました。それに考えてみたら弛緩性肥料を与えてから緑葉が生えだした気もします(気が付いて取り除きました)。陽当たりは申し分ないところで育てたのですが、若干良すぎた可能性はあります。

我が家では、春に購入してから、日中はベランダの出来るだけ明るいところに吊るしていました。植物は、ある程度環境になじんでいくので、徐々に日光に慣れさせると葉焼けを防ぐことができるからです。真夏も直射日光は避けましたが、かなり明るいところで育ててました。葉焼けもしなかったし、トラディスカンティアは出来るだけ日に当てた方がよいと思っていましたので。茎はどんどん伸びるのですが、7月になると長く伸びた先に、どの茎にも次々と緑葉が生えてました。

総合的に考えると、健康的にすくすくと育つように手をかけていたかもしれません。

この場合は、水やりの頻度や季節が変われば、また斑入りの葉に戻る可能性もあると思いますが、実際にはやはり、葉が緑一色になった茎に、斑入り葉がつくのは観察できていません。

 


斑が入る原因はよくわかっていないらしい

もともとなぜ斑が入るのかはっきりとはわかっていないらしくて、厳しい環境で育てたら斑が入るというものでもありませんし、すくすく育てたから緑葉になるとも一概にいえないと思います。上記の環境条件については、先祖返りしやすくなる一因と考えとくとよいのかもしれません。

 


斑入り植物の日常の管理

反省して、日ごろの管理は次のようにしています。

  • 水やりは一年を通して控えめにし、夏でも土の表面が乾いて2〜3日後くらいに水をあげる程度でいいです。多少しおれても水をあげれば回復しますので、極力控えても大丈夫です。秋になってからは1週間〜10日に一度の水やり程度になっています。
  • 肥料は、ほとんど必要なし。植え替え時に観葉植物の土などで植えたら肥料を与えなくてよいと思います。
  • 年中明るめの日陰で管理する。日陰過ぎると斑がきれいに発色せず白っぽくなるし、陽当たり良すぎると斑が消える可能性があるし難しいところですが、直射日光を避けた明るめの場所に置くのがもっとも安定しているような気がしています。

 


先祖返りの対処方法は2つ

緑葉になった茎から斑入りの葉は出てこないと割り切り、対処します。

 

緑の葉が出てきたら根元から切って増殖を防ぐ

緑一色の葉が生えた枝を切り戻してみても、また生えてきた葉は結局、数枚後に緑の葉が生えてきます。緑葉は、性質的に強いのでどんどん増殖するため根元から切り取り除きましょう。株の根元から新しい茎が生えてくるので大丈夫です。

 

あらかじめ、きれいな斑入りの部分を切り取り、挿して増やしておく

トラディスカンティアは、茎を切り取り水に差しておくと簡単に発根します。また、切り取った元の茎の方も節から簡単に芽が出ます。斑入りの葉が美しいものを切り取って増やしておくといいですよ。花瓶やグラスに挿しておくと、見た目も素敵です。

 

トラディスカンティア 挿し木

トラディスカンティア挿し木

 


挿し木の植え付け

根が生えてきたら植え付けます

ずいぶんと根が伸びました。ちょっと面倒で放置してました。こんなに伸びなくてもトラディスカンティアは丈夫なので根づくと思います。3個の瓶に水差しした分から良いのを選んで使いました。

 

 

手間ですが、一本ずつ植え付けていきます。観葉植物の土を使ってます。軽石と観葉植物の土を7分目程度入れます。土に水を含ませてから割りばしで穴を空けて挿していくといいです。

 

短いものは中心付近に割りばしで穴を空けて立てて挿していますが、長い茎や根の出方によっては、先端を植木鉢の縁にかけて寝かして土をかけてあげるといいです。スプーンなどを使って少しずつ土を足していくとうまくできます。

 

植え終わったら、スプーンで土をまんべんなく足していき、固定します。

 

〔2018.10.24〕

出来上がりはこんな感じですね。水をたっぷりとあげ、このまましばらく日陰に置きます。新しい葉が出てくるまで水はあげなくて大丈夫です。

 

トラディスカンティア 挿し木〔2018.10.29〕

五日後には、縁に寝ていた葉も立ち上がりいい感じに仕上がっています。

 

〔2018.11.22〕

芽が揃って立ち上がってます。隙間がなくなりこんもりした感じです。

3本ほど緑葉が出てたので取り除きましたが、おおむね順調です。

 


株の植え替え

上記の元の株の方です。緑葉のものは根元で切り取り、斑入り葉のものは一節程度残して切り戻して、植え替えしました。

結構根がまわっています。

はさみを十字に入れてから、まわった根を切って半分くらいに。

 

ひと回り大きい鉢に植え替え。

 

〔2018.10.16〕

 

約一ヶ月後

〔2018.11.22〕

 

株の根元から新しい茎も出てきています。斑入りの葉がついています。斑の入りにピンクの部分が少ないのも多いですが、これから育つのを様子見です。といってもこれから寒くなるので春を待つことになります。

 


トラディスカンティアの冬越し

耐寒温度は0℃なので、屋外で冬越し可能ですが、室内の窓際の明るいところで育てると問題なく育てられます。水やりは極力控えめです。

 


徒長について

吊り下げる場合は、がっしりした茎より細く垂れ下がった方が見映えがいいかもしれませんが、徒長し過ぎると見た目が寂しく感じます。

徒長といえば、水やりが多い・光量が足りない・温度が高いと徒長しやすいようです。夏場に日陰で育てると徒長しやすいかもしれません。実際、我が家のトラディスカンティアは夏場は徒長傾向にありました。、陽当たりは問題ありませんでしたが、水やりと温度の関係かもしれませんね。秋から冬は、気温も下がり水やりも控え、陽当たりのよい室内で育てれば、葉間の詰まったトラディスカンティアに育つのではないでしょうか。これからどんな風に育つか楽しみです。