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ポインセチア プリンセチア 短日処理 クリスマス

 

我が家はポインセチアを4年、プリンセチアを3年育てています。今年も短日処理を開始しました。上の写真は、昨年9月20日から2か月間短日処理をしたポインセチアとプリンセチアの12月24日〔95日目〕の様子です。綺麗に仕上がりました。

 

9月の中旬〜10月初旬は、ポインセチアの短日処理を開始するのにいい時期です。コナジラミやコナカイガラムシなどの害虫対策をしっかりとやり、日中は陽に当てて、毎日欠かさず短日処理すると、期待を裏切らず美しく色づき、約2か月の短日処理もやってよかったと満足感が得られます。

 

丸4年育てた経験から、短日処理、剪定、害虫対策、植え替えについて、気になったことや工夫した点などを紹介したいと思います。やはり、手間暇かけて色鮮やかに美しく育ったときのうれしさはひとしおです。

 

目次

 


ポインセチア、プリンセチアを発色させるには

ポインセチアの赤い部分は花ではなく苞(ほう)葉と呼ばれるもので、つぼみを包むように葉が変形したものです。苞葉が赤くなるのは花芽が形成されるからです。花は苞葉の中央にまとまって見られます。杯状花序と呼ばれ、雄しべと雌しべ、蜜腺などが見られます。

 

ポインセチアは短日植物で、日照時間が短くなり12時間以下になると花芽が形成されます。そこで人為的に短日処理して、日照時間を12時間以下にするのです。

 

ポインセチアが苞葉を赤くする理由

花芽が形成されると色付いた苞葉が出てくるのですが、何のために色づくのでしょうか。それは、花が小さく目立たないため、苞葉で虫をおびき寄せる為だといわれています。雄しべや雌しべが出てくる頃は、日本ではとっても寒い季節なので受粉は難しいですね。密腺から蜜があふれでそうです。写真はまだ雄しべだけですが、雄しべが枯れた後に、雌しべがにょきっと出てくるようです。自家受粉を防ぐためにでしょうか?でも今まで、雌しべを見たことないんですよねぇ。その前に花がぽろっと落ちてしまっていたような。いつか見つけたいと思います。

ポインセチア 花 蜜腺 

 


短日処理の方法

毎日忘れず夕方5時〜朝8時まで完全遮光

苞葉を赤くするには、日照時間を12時間以下にする必要があります。確実に短日処理するために夕方17時〜翌朝8時くらいまで完全遮光します。遮光方法として多いのが段ボールなどを被せる方法です。

 

日中は、陽によく当てて育てます。暖かい日は屋外で、寒い日は室内でガラス越しによく陽に当てます。多少時間がずれても、日照時間が12時間を超えないように注意しましょう。短日処理は毎日欠かさずに実行する必要があります。毎日欠かさずですので、面倒といえば面倒ですが、次第に美しくなっていくポインセチアをみるのは楽しいものです。

 

短日処理は9月中旬〜10月初旬にはじめる

短日処理は、きれいに色付いていてほしい時期から逆算して2か月〜2か月半前から開始します。

ポインセチア短日処理 2ヶ月

 

経験からいうと、見応えがある大きさと枚数の苞葉が生長するにはやはり2ヶ月以上かかります。

また、短日処理期間中の9月〜11月の気温や日照で花芽の形成や苞葉の生長がずれる可能性があります。日中快晴が多いと生長が早いですが、寒く雨が続くと生長が遅れます。やはり、12月初旬〜クリスマス頃に良い状態になるのをめざすなら9月の中旬〜10月初旬が安心ですね。

 

適温で安定している室内で短日処理すると安心

2018年は、短日処理を開始した9月〜10月はまだ暑い日も多く、昼夜、屋外でポインセチアを管理していました。ここで教訓なのですが、夕方や早朝も気温が高く日差しもある時期に屋外で短日処理する場合は、ポインセチアにかぶせる箱に、黒い色のものを使わないようにしてください。2018年は遮光に使ったものが黒いプラのゴミ箱だったため、早朝でも陽が当たると熱が吸収され、ゴミ箱と接触している葉が枯れてしまいました。中も蒸し暑くなっていてあぶないところでした。完全に遮光しないといけないので光が透過せず熱くならない素材と考えると段ボール箱がいいのかもしれません。

 

やはり室内のほうが気温が安定するので、室内で短日処理することをお勧めします。室内だったら黒いプラスチック製のごみ箱でも大丈夫です。

 

短日処理に使う被いは、株を完全遮光できて高さ・広さにゆとりがあるものを使う

室内で短日処理する場合、完全遮光できるものなら何でも大丈夫です。ただし、新しい苞葉は幾重にも出て秋の間も伸びるので、覆ったり、外したりするときに苞葉に当たって傷つけないように、高さや広さにゆとりのあるものを用意しましょう。そうなるとやはり段ボールが便利ですね。段ボールの場合、隙間から光が入らないように注意が必要です。合わせ目の部分など更に厚紙を重ねるなどして完全遮光します。短日処理の事前に用意しておきましょう。

 


短日処理の経過

短日処理を始めてから形成された葉が美しく発色する

苞葉の色付きは、紅葉のように既に生えている葉が変化するわけではなく、短日処理を続けると色付いた新葉が出てきます。短日処理を始めてすぐに生えてくる葉は、緑と色付きが混じりあまりきれいな色ではない葉ですが、これは、短日処理前に形成されていた葉が出てきたからです。花芽が分化してから形成された新葉は苞葉で、一色で色鮮やかです。

ポインセチア 短日処理 苞 色付きプリンセチア 短日処理 苞 色付き

 

苞葉が赤くなる:短日処理約40日で花芽が出る

地域やその年の日照や気温などの条件で多少日数に変動があり、花芽分化に必要な短日処理日数は40日〜60日です。我が家のポインセチアやプリンセチアは40日前後で完全に色付いた苞葉が出てきて、花芽分化が確認できます。苞葉が完全に色付き花芽が形成されたことが確認できるのが終了の目安ですが、我が家では、花芽が付いたのを確認した後も念のため色付いた苞葉が出揃うまで60日間短日処理をしています。そこまで必要ないと思いますがとりあえず納得がいくまでやってます。

 

30日後

すでに生えていた葉や花芽分化前に形成された葉が色付き始めます。葉柄の色も色づきます。

 

40日後

 

50日後:花芽

ポインセチア プリンセチア 短日処理
ポインセチア 花プリンセチア 花

 

60日後:花

ポインセチア 短日処理プリンセチア 短日処理
ポインセチア 花 蜜腺 プリンセチア 花 雄しべ 蜜腺

苞葉がきれいに色付き、大きく育ちだしています。まだ、小さな苞葉もあるので、見ごろはもう少し先ですね。

短日処理はここで終了です。

花も膨らみ、唇のような蜜腺が形成されました。プリンセチアの方は蜜が満たされています。雄しべも出てきました。

 

70日後

ポインセチア プリンセチア 短日処理
2か月間の短日処理終了後、10日経ちました。トータル70日です。最近肌寒くなってきたので、窓辺の明るく暖かい所で育てています。苞葉が大きく育ちました。プリンセチアの右上の苞葉が小さいのは、不注意で3枚ちぎってしまったからです。本来あるべき大きな葉がないのが残念ですが、今付いてる葉ももうしばらく生長して今より大きくなってくれることと思います。毎日きちんと短日処理すれば期待を裏切らない発色と生長をみせてくれます。

 

80日後

ポインセチア プリンセチア 短日処理
ポインセチア 花 蜜腺 雄しべ
苞葉が大きくなってます。ポインセチアの方は、まだ花が開き切っていません。

 

プリンセチアの方は花は満開で、雄しべが枯れてきています。花がぽろっと落ちるようになってきました。雌しべが出てくるまでに、花はなくなりそうな予感が…。
プリンセチア 花 雄しべ 蜜腺

 

95日後

ポインセチア 短日処理プリンセチア 短日処理
クリスマス当日です。ポインセチアの方は、緑の葉が生え始めました。ポインセチアは、このあたりがピークですね。プリンセチアの方は雄花がほぼ落ちましたが、まだ色付いた葉が出ています。

 

ポインセチア 花プリンセチア 花

 

短日処理から2ヶ月後からほぼ1ヶ月間楽しめる

短日処理を始めて、見応えがある大きさと枚数の苞葉が生長するにはやはり2ヶ月以上かかります。短日処理の期間は、約40日前後で花芽が付きだすので、その後、様子を見ながら期間を延長すればいいと思います。

 

60日間短日処理をし、処理を終了した後も苞葉は開きます。見ごろは、その後一か月くらいです。年末年始ごろには花は徐々にしぼみ緑の新葉が出てきます。

 


短日処理中の育て方・注意点

ポインセチアの冬場の育て方の注意点は以下の通りです。

  • 寒さに弱いので10℃以上の環境(室内・温室)で管理すること
  • 日中は室内でガラス越しに陽によく当てること
  • 乾燥気味に育て、過湿にならないよう水やりの頻度を調整すること
  • 肥料を適量与えること
  • 害虫やカビに注意

 

暖かい室内で管理し、陽によく当てる

ポインセチアは冬場に出回ることから寒さに強いイメージがありますよね。ですが、寒さに弱く、10℃以上の環境で管理する必要があります。また、季節を問わず陽当たりの良いところに置くと元気に育ちます。我が家では、春から短日処理開始まではベランダに出したまま、その後〜11月初旬まで、日中15℃以上ある暖かく天気の良い日は、日中はベランダに出しよく陽に当て、夕方には室内へ。11月中旬になるとやはり1日中室内で昼間は陽のよく入る窓辺に置き、夕方には暖かく夜間も冷えない場所へ移動させています。ですが暖房が直接当たる所などは避けましょう。

 

色々気を使っても、気温が低いうえに曇りや雨の日が続くと下の方の葉が落ちてしまいます。これはもう仕方がないことですね。

 

水やりの頻度に注意。様子を見て頻度を調整する

水をやり過ぎると根腐れして葉が落ちてきます。葉が枯れていないのにバラバラと落ちる場合は、根腐れしている可能性が高いので注意が必要です。反対にカラカラに乾燥しすぎても葉がかさかさと枯れてくるので、鉢の大きさや気温に応じて水やり回数を調整するとよいと思います。

 

ポインセチアは乾燥気味を好むので、水やりは土の状態をみて調整します。水をあげるときは底から水が出るくらいたっぷりとあげましょう。4月〜10月頃は土の表面が乾いたら水やりします。冬場(11月〜3月)は、土の表面が乾いて2〜3日経ってから水やりするなど頻度は控えめにします。

 

肥料は与えすぎず適量を

肥料は12月〜2月くらいまで必要ありません。その他の季節は置き肥を定量与えていました。肥料に書かれている普通の量と頻度で大丈夫です。我が家では最初の頃はマックGやプロミックの「観葉植物用」を使っていました。2か月に一度の頻度です。2019年の9月からは、花の分化促進のために「花咲く肥料」にしています。草花用の肥料はリン酸の配合を強化していますね。リン酸は、開花を促す効果があります。

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室内で蔓延するコナカイガラムシに注意

冬の室内は、コナカイガラムシが繁殖しやすい環境です。取りつくとなかなかしつこく駆除が困難です。特に花の部分につきやすく、よく観察し駆除します。成虫は農薬が効かないので、爪楊枝などを使って除去します。また、日ごろから予防しましょう。

 

我が家も害虫には悩まされ、2019年はコナジラミとコナカイガラムシの被害によって、ポインセチアの苞葉が縮れたり、委小化するなど、外見が著しく損なわれました。詳しくは下に書いていますのでみてください。

 


短日処理前にポインセチアを美しく仕立てるためのお手入れ

美しく色づいたポインセチアを仕立てるために、短日処理前に、樹形やコンディションを整えておくと、仕上がりがさらに美しくなります。

  • 切り戻しや無駄な脇芽を切り取り、株を整える
  • 虫やカビなど病気の予防・駆除をしておく

 

切り戻しや無駄な脇芽を切り取り、株を整える

すべての枝の先端に花芽が形成されるので、小さな脇芽や重なり合った部分の芽はあらかじめ剪定して整理しておいたほうが株全体が美しいです。仕立て方はいろいろありますが、うちのは鉢がちいさいので、輪状についた苞葉が、大体同じくらいの位置について大輪になるように仕立てました。小枝を整理しないと小さな脇芽や隠れた枝まで赤くなるので、下の写真のように株の裾の方が乱れた感じになってしまいます。

 

枝の高さを揃えるのは、4月くらいに切り戻しを行うのがよいタイミングだと思います。節を多く残すと脇芽が多くなり、こじんまりとしたものが多数できてしまいます。節を2〜3節残して切ると節から新芽が出てきます。かなり切り戻しても大丈夫です。年末までに思った以上に生長します。短日処理中も苞葉が出て生長しますので、切り戻さないとかなり大きい段ボールが必要となります。ですので、室内で短日処理する場合は思い切り切り戻しすることをおすすめします。

なお、剪定の際、切り口からは白い液体が出てきます。この液体はかぶれる場合があるので皮膚につかないよう注意します。


〔ポインセチア・プリンセチア4月切り戻し〕

 

4月に上の写真くらい切り戻しても、8月下旬にはこの通りです。


〔ポインセチア8月下旬〕

 


〔プリンセチア8月下旬〕

 

短日処理前にもう一度剪定…枝数を整理する

枝の数を減らして栄養を集中させるほうが大輪になりますよね。株の大きさと枝の数、方向など、仕上がりをイメージしながら剪定するといいと思います。我が家は内径12cmの4号鉢で同じくらいの高さの枝3枝残しました。過去2回の経験と反省から、大きな苞葉を育てるなら枝間隔をあけてこのくらいの枝数がいいとの判断です。


〔ポインセチアの枝数の整理後/斜めから・上から〕

 


〔枝数の整理後〕

 

枝数が多すぎると苞葉が小さくなる

2019年は、脇芽を整理して、同じくらいの大きさの枝を6本残しましたが、枝の間隔が狭かったため、陽当たり等微妙な条件により生長に差が出てまとまりが悪くなってしまい、苞葉も2018年に比べて小さめでした。苞葉の大きさは枝数だけで決まるものではありませんが、一つの要因であることも確かだと思います。また、株の大きさによりますので、鉢の大きさに応じて枝数を決めるといいのではないでしょうか。

 


害虫や病気などのトラブル対策

通年ではカイガラムシに注意

ポインセチア 花 カイガラムシ
ポインセチア 花 カイガラムシ

白いわらじ虫のようなのがコナカイガラムシで、白く綿のように見えるのはコナカイガラムシの分泌物です。

 

カイガラムシは至る所にいるため、風にのって入ってきたり衣服や荷物について入ってきたり、侵入経路は多岐に渡ります。そして通気性の悪いところを好みます。室内に取り込む前にベニカXファインスプレーの噴霧とオルトランの散布などでしっかり対策しておきましょう。それでも冬の室内は、カイガラムシにとって住みやすい環境なので、カイガラムシの被害がでることも多いです。かなりしつこいので駆除に悩みますが、成虫には薬剤が効きにくいので、大繁殖しないうちに爪楊枝の先などでこそぎ取るようにして、こまめに駆除します。また、こそぎ取った後は屋外でベニカXファインスプレーをかけています。花部写真の黄色い部分は蜜栓で、いつも蜜が溢れている状態なので虫も集まりやすいんでしょうね。花の部分に被害が集中します。

 

土回りは蒸れるとカビが付きやすい

ポインセチアは購入するときは大概プラ鉢ですが、植え替えの時期4月〜5月にひと回り大きい鉢に植え替えるときには、素焼きなどの蒸れない素材の植木鉢に植えたほうがいいです。プラ鉢では夏の間蒸れやすくカビが発生する場合があります。一年を通して乾燥気味に育て、特に夏はプラ鉢の場合は過湿に注意しましょう。

 

コナジラミに注意

コナジラミがとりつくと、駆除しきれず、かなり大変です。葉に細かい傷のようなものがついていると要注意。裏側に白くて小さな虫が多数ついていたりします。これはオンシツコナジラミという飛ぶ虫で、葉の裏に付いて汁を吸います。薬剤噴霧や葉に水をかけて追い払っても、成虫は飛び立ってまた戻ってきてしまいます。また葉の裏に卵を産みつけますが、これが取れません。とても厄介です。昨年は我が家もコナジラミがポインセチアにもプリンセチアにも取りつき、ベニカXファインスプレーを葉の裏に散布し、毎日水やりの時に葉の裏を洗うなどしましたが、一度発生して、卵まで産みつけられていたら完全に駆除するのは難しく、苦い経験でした。


〔コナジラミが付いた葉の表〕

 


〔葉の裏のコナジラミの卵(薄い楕円)と成虫(白く立体的なもの)〕

 

害虫の弊害

葉の汁を吸うタイプの害虫は、とり付くと葉が奇形化したり、葉が出なくなったりしてしまいます。また、すす病などを引き起こし枯らしかねません。早め早めに手を打ちましょう。写真は、昨年のプリンセチアで、葉が縮れたようになったり、葉がきれいに生長しませんでした。葉が繊細なのか、ポインセチアより害虫に弱く被害が大きかったです。

 

害虫や病気には、予防が大事

コナジラミは高温で乾燥を好み、春から10月頃まで発生しますが、室内の暖かいところでは、冬でも発生します。夏の間は、水やりのときに葉にもみずをかけたり、葉のうら・おもて両面に霧吹きするなどしてコナジラミが付かないようにしましょう。コナカイガラムシにも霧吹きは効果的です。

 

また、ベニカXファインスプレーやオルトランなどは発生初期には効果的です。害虫や病気は早めに気付いて対策するのが一番ですね。

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葉の縮れは根詰まりによる乾燥かも

ポインセチア 葉の変形 ちぢれ 根詰まり 乾燥プリンセチア 葉の変形 ちぢれ 根詰まり 乾燥

2019年に、特にプリンセチアの方で苞のちぢれや変形が起こりました。はじめは葉焼けやダニを疑いましたが、どうやら根詰まりによる乾燥が原因のようでした。プリンセチアの方は特に根が詰まっていて、水の吸収がうまくいっていないのに、11月に入って晴天が多く日中は室内が30℃くらいになり日差しも強かったので、水切れを起こしてしまったのだと思います。実は4月の切り戻しの際、かなりの強剪定をしたので植え替えをしなかったのです。夏の間かなり育ち、根も育って根詰まり気味だなと思ったのですが、とりあえず今年は、機を逃がしたのでそのまま短日処理を開始しました。やっぱり、毎年きちんと植え替えするべきですね。反省です。

 


一年を通した育て方

花後1月〜3月

1月始めには緑の葉が出てきます。同時に花は枯れて、結実しなかったのでぽろぽろと落ちてきました。室内管理で、日中は陽の当たる窓際で育て、夜になると室温の安定した比較的暖かいところに置きます。水やりは、土が乾いてから2〜3日してから水やりします。株の様子や土の様子を見て頻度を調節します。だいたい5日〜7日に一度くらいの頻度になります。肥料は必要ありません。


〔昨年の1月下旬〕

 

3月になると暖かい日差しの日が増え、日中は屋外に出す季節となりました。赤い苞葉も残っていますが新芽が生長しだしています。


〔昨年の3月中旬〕

 

春から夏の管理の仕方

春から夏にかけては、屋外で育てます。ポインセチアの生育適温は、20℃〜30℃で、35℃でも旺盛に育つ暑さに強い植物です。

日中よく陽に当てますが、真夏の直射日光だけは避けます。真夏は陽が高くならない午前中の間だけ陽に当て、昼ごろからは明るい日陰に置いていました。

 

乾燥気味を好むので、過湿にならない様に注意します。水やりは土が乾いたらたっぷりとあげます。春から11月頃まで肥料も2か月に一度の割で観葉植物用の固形肥料を鉢の号数にあった量を与えます。今年は9月頃から花芽の形成に備えて、草花・鉢花用の固形肥料を与えています。草花用の肥料には、開花を促すリン酸の比率が高く配合されています。

 

また、水やりの他にカイガラムシやコナジラミなどの害虫防止に葉の裏表に霧吹きで葉水します。2019年は2種類の害虫被害がひどくて駆除しきれなかったので、ともかく予防が大事だと思いました。じょうろでバシャバシャ水をかけると葉にキズができるので、霧吹きがいいです。よく観察し、必要に応じてベニカXファインスプレーを噴霧しています。

 

4月〜5月頃剪定して植え替え

4月下旬、観葉植物の土を使いひと回り大きい鉢に植え替えます。軽石を1/3程度入れ、水はけのよい観葉植物用の培養土で問題ありません。鉢は、素焼き等の蒸れにくい素材の鉢がいいです。

植え替えは毎年行うことをおすすめします。鉢を大きくしたくない場合は、根を整理して同じ鉢に戻します。植え替えせず、根詰まりすると水の吸収がうまくいかず、根腐れや水切れといったトラブルになります。水切れすると葉や苞葉の縮れや変形も起こりますので、短日処理で苞葉がきれいに育たず後悔することになることもあります。この時期にきちんと根の整理を行いましょう。

 

植え替えと剪定は同時にやるといいです。


〔4月下旬植え替えと切り戻し〕

 

切り戻す際、切り口からは白い液体が出てきます。この液体はかぶれる場合もあるので皮膚につかないよう注意します。

 

節をたくさん残して剪定するとカットした下の部分の大部分の節から芽が出て生長するので、芽の数を考えて剪定しましょう。節が残っていればそこから芽がでるので、葉を残す必要ありません。このタイミングでしっかり切り戻しておかないと、年末までに大きく生長するので、短日処理をするときになって段ボールに入りきらないという可能性もあります。我が家の切り戻しの様子はこちらを見てください。

 

ともかく大きな枝が数本生長するように、バランスのよい長さと方向に生長するように剪定するとベストです。枝の長さを揃えて育てたい茎枝はすべて切り戻ししましょう。今、ちょうどよい高さだからと切り戻さずにに残していると、結果的に切り戻した茎よりよく伸びるため高さが揃わなくなります。

 

梅雨〜夏

梅雨時期は蒸れやすいので、水やりを控えめにします。夏は陽ざしが強くなってきますので、直射日光を避け、風通しのいい明るい日陰で管理します。気温の穏やかな夕方や早朝にたっぷり水やりをします。カイガラムシやコナジラミ、カビなどが発生しやすい時期なので、対策をとりましょう。