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ポインセチア 短日処理

〔12月4日〕

ポインセチアの短日処理を始めて60日、鮮やかに美しく生長しました。苞葉が満足する大きさや数に生長したので、短日処理を終了します。

去年のクリスマスに購入したポインセチアを1年育てて、10月5日から短日処理をはじめました。ポインセチアは短日植物で、日が短くなると花芽を形成します。花芽が形成されると苞葉が赤くなる仕組みだそうです。

ポインセチア 短日処理

ポインセチア 花芽

〔11月13日〕

短日処理40日目の姿です。赤い苞葉が数枚出始めて花芽らしきものが見えてきました。どのくらい苞葉が育つか楽しみです。

この1年の育て方と短日処理中の様子を紹介します。

目次


ポインセチアは実は冬が苦手

クリスマス チェスト

上の写真は去年のクリスマス時期のものです。小さな鉢植えで扱いが楽なので育ててみることにしました。

クリスマスの頃に出回るので寒さに強いと思ってしまいがちですよね。ですが、ポインセチアはメキシコ原産の常緑性低木です。

やはり、日本の環境とは合わないので育てるうえで気を付けなければならないことがあります。


冬のポインセチアは次の点に注意

ポインセチアの冬場の育て方の注意点は以下の通りです。

  • 寒さに弱いので10℃以上の環境(室内・温室)で管理すること
  • 日中は室内でガラス越しに陽によく当てること
  • 乾燥気味に育て、過湿にならないよう水やりの頻度を調整すること

冬場は暖かい室内で管理し、陽によく当てる

ポインセチアは冬場に出回ることから寒さに強いイメージがありますよね。ですが、寒さに弱く、10℃以上の環境で管理する必要があります。また、季節を問わず陽当たりの良いところに置くと元気に育ちます。我が家では、春から10月中旬まではベランダに出したまま、その後〜11月初旬まで、日中15℃以上ある暖かく天気の良い日は、日中はベランダに出しよく陽に当て、夕方には室内へ。11月中旬になるとやはり1日中室内で昼間は陽のよく入る窓辺に置き、夕方には暖かく夜間も冷えない場所へ移動させています。ですが暖房が直接当たる所などは避けましょう。

色々気を使っても気温が低いうえに曇りや雨の日が続くと下の方の葉が落ちてしまいます。これはもう仕方がないことですね。

冬場は、水やりの頻度に注意。様子を見て頻度を調整する

水をやり過ぎると根腐れして葉が落ちてきます。葉が枯れていないのにバラバラと落ちる場合は、根腐れしている可能性が高いので注意が必要です。

ポインセチアは乾燥気味を好むので、水やりは頻度を控え調整します。土の表面が乾いてから更に数日置いてから水やりします。水をあげるときは底から水が出るくらいたっぷりとあげましょう。カラカラに乾燥しすぎても葉がかさかさと枯れてくるので、鉢の大きさや気温に応じて水やり回数を調整するとよいと思います。肥料は12月〜2月くらいまで必要ありません。その他の季節は置き肥を定量与えていました。肥料に書かれている普通の量と頻度で大丈夫です。我が家ではマックGを使っています。


短日処理で苞葉を赤くする

毎日忘れず夕方5時〜朝8時まで完全遮光

苞葉を赤くするには、日照時間を12時間以下にする必要があります。ポインセチアは短日植物で、日照時間が12時間以下の日が続くと花芽が形成されます。苞葉を赤くしたい2カ月位前から短日処理を行います。夕方5時〜朝8時まで、陽が入らないように段ボール箱などをかぶせます。我が家ではちょうど入るゴミ箱があったので、それをかぶせています。

日中は、陽によく当てて育てます。暖かい日は屋外で、寒い日は室内でガラス越しによく陽に当てます。

多少時間がずれても、日照時間が12時間を超えないように注意しましょう。短日処理中は一日も欠かさずに実行する必要があります。

短日処理は9月中旬から10月初旬:適温で安定している室内で短日処理すると安心

短日処理を開始する9月〜10月はまだ暑い日も多く、昼夜、屋外でポインセチアを管理していました。ここで教訓なのですが、夕方や早朝も気温が高く日差しもある時期に外で短日処理する場合は、ポインセチアにかぶせる箱は、黒い色のものは使わないようにしてください。我が家のゴミ箱は黒だったため、早朝でも陽が当たると熱が吸収され、ゴミ箱と接触している葉が枯れてしまいました。中も蒸し暑くなっていてあぶないところでした。完全に遮光しないといけないので光が透過せず熱くならない素材と考えるとやはり段ボール箱がいいのかもしれません。

室内のほうが気温が安定することもあって室内で短日処理することにして現在に至ります。室内だったら黒いプラスチック製のごみ箱でも大丈夫です。蒸れないように夕方には土が乾いているようにしておくのが良いでしょう。

上の写真は、短日処理から25日目です。10月中は、殆ど変化がなかったのですが、葉柄の赤が鮮やかになっていき、11月に入って新葉がわずかに赤くなりました。この葉は短日処理する前から芽が形成されていたもので、緑に赤がさしていく感じで、最終的には部分的に黒ずんで美しく発色しませんでした。

赤くなるのは花芽が形成されるからなのですが、この時点では花芽が出てくる様子はまだみられません。完全に赤い鮮やかな苞葉が出てくるのは、短日処理を開始して花芽の分化が行われてからです。

苞葉が赤くなる:短日処理約40日で花芽が出る

ポインセチア 短日処理

上の写真は短日処理から40日目の様子です。赤くなる葉は苞葉と呼ばれるもので、新しく出てきた苞葉は初めから赤く鮮やかな色をしています。まだまだ苞葉が育ちそうですね。花芽も確認できるようになりました。

短日処理期間の目安はだいたい40日ですが、花芽が複数出て、満足いく枚数の苞葉が揃うまで、もうしばらく続けました。

うちでは、朝8時から17時までの9時間の日照時間をとっています。短日処理は日照時間を12時間以下にすることなので、実際には3時間の余裕があります。なので、多少箱を被せるのを忘れて遅くなっても大丈夫です。その時間にお家にいらっしゃる場合は、毎日習慣にしてしまえば案外面倒でなくなります。気になるといえば、段ボール箱などを部屋に置いている状態がおしゃれじゃないのでそれが気のなるかどうかですね。ですが、徐々に赤い苞葉が生長していく様をみると何とも愛着が湧いてきて満ち足りた気持ちになります。

短日処理から2ヶ月でよい状態に

ポインセチア短日処理 2ヶ月

短日処理から60日、苞葉が大きく育ち、とても立派になりました。売り物のポインセチアと比べても遜色ないくらいに生長しました。また、これから育つ小さな苞葉もまだあるのでクリスマス頃には一段と美しくなりそうです。

短日処理を始めて、見応えがある大きさと枚数の苞葉が生長するには2ヶ月以上かかります。我が家は10月5日に短日処理を開始しましたが、もう少し早くに仕上げたい場合は、9月中旬くらいに開始するといいですね。

来年は我が家も9月中旬から開始しようと思います。

短日処理の期間は、約40日で花芽が付きだすので、その後、様子を見ながら期間を延長すればいいと思います。

 

小さな枝にも花が付き苞葉が赤くなります。4月〜5月に剪定を行いますが、節を多く残すと脇芽が多くなり、こじんまりとしたものが多数できてしまいます。枝の数を減らして栄養を集中させるほうが大輪になりますよね。株の大きさと枝の数、方向など、仕上がりをイメージしながら剪定するといいと思います。後の剪定の項で、詳しく書きます。

 


生長の記録

今までの成長の記録を残していきます。

3月初旬頃の様子

暖かい日差しの日が増え日中は屋外に出す季節となりました。赤い苞葉も残っていますが新芽が生長しだしています。

4月〜5月頃剪定して植え替え、夏を迎える

上の写真は4月初旬の様子です。まだ赤い苞葉が残っています。

ポインセチア 剪定

4月〜5月頃に剪定します。切り口からは白い液体が出てきます。この液体はかぶれる場合もあるので皮膚につかないよう注意します。切り口が乾いた頃に植え替えも行うとちょうどよいですね。もちろん植え替えた後に剪定するのもOKです。

 

上にも書きましたが、苞葉が出て色づく頃になって、小枝が多すぎると反省しました。上の写真の切り戻しは甘いです。節をたくさん残して剪定するとカットした下の部分の大部分の節から芽が出て生長するので、芽の数を考えて剪定しましょう。我が家の感想としては、もっと短く、1,2個節を残したところでカットするとよいと思いました。節が残っていればそこから芽がでるので、葉は残す必要ありません。

また、上の写真では剪定しなかった枝があります。その枝2本が背が高く、その他の枝と高さの点でちょっと気になる差がでました。下の写真でも2本だけ突出していますよね。微妙に枝を残さず、すべての枝を剪定したほうが自然な枝ぶりになると思います。まぁ…その2本の枝が大きく美しく生長したのですけどね。

ともかく大きな枝が数本生長するように、バランスよい長さと方向に生長するように剪定するとベストです。

 

ポインセチア 夏

春から夏にかけては、屋外で育てます。上の写真は8月の様子です。日中よく陽に当てますが、真夏の直射日光だけは避けます。真夏は陽が高くならない午前中の間だけ陽に当て、昼ごろからは明るい日陰に置いていました。

水やりは土が乾いたらたっぷりとあげます。

9月以降は、上に記した短日処理の項に戻ります。

来年は、今年の反省点である剪定と短日処理開始の時期に注意して、一回り大きな株に育てたいと思います。