エアープランツの栽培:チランジア・ベルティナの開花から子株形成

ベルティナ 花

2017年7月の中頃、我が家のチランジア・ベルティナが開花しました。葉が赤く染まって、次々と筒状の紫の花が咲きました。花が終わり、徐々に赤みが褪めていき、全く生長が見られなくなっていたベルティナに突然子株発見!

見えないところで、次の世代の準備をしていたんだね。

開花から、新しい株発見までの様子を紹介します。

〔2018年7月21日更新〕

子株の生長の様子をこちらに追記しました。よろしかったら見てください。

ブラキカウロスはベルティナだった!

購入したとき付いていたタグにはチランジア・ブラキカウロスと書いてありました。

ブラキカウロスとベルティナとカピタータはとっても似ています。まぁどれも性質や育て方は同じなのでそんなにこだわる必要もないのですが、どうも花の付き方がブラキカウロスじゃないのじゃないかと疑いだして、この際しっかりと調べてみました。

ベルティナの花、開花!

ベルティナ 紅葉

中心の濃いピンク色の花序が盛り上がって出てます。どうやらこういう状態はベルティナの特徴のようです。ブラキカウロスとカピタータとベルティナは、葉の形状・花が咲くとき葉が赤くなる・花の色形などほぼ見分けがつかないのですが、中央の花序が見えないようです。

ということで、我が家のチランジアは、ベルティナと判明しました。花が咲くころの赤い葉はとてもきれいです。中央の濃いピンクの花序も鮮やかで気持ちが上がります♪

花は紫の筒状で黄色の雄しべと白い雌しべが出ています。花がまとまって咲けばさぞ美しいだろうと思うのですが、次々と1~2本ずつ出てきて開花し、1日でしぼんてしまいます。

ベルティナ エアープランツ 花
エアープランツ ベルティナ 花

花は数日で終わりを迎えました。花後は、花をカットします。

エアープランツの夏場の育て方

夏場なので、ベランダで育てています。初めは流木に取り付けていましたが、早朝にじょうろでバシャバシャと水やりするので流木が邪魔になり、今ではそのままになっています。裏表にバシャバシャとじょうろのシャワーをかけ、少し振って水をきったり、逆さまにしばらく置くことで葉の元に水が溜まらないようにしています。あとは風通しの良く、直射日光が当たらないところに置くといった感じです。水苔を入れた小さな植木鉢が一応このコの専用の居場所になっており、その上にのっけているときが多いです。

栄養は、液肥をじょうろの水に薄めて水やりします。2000倍で2週間に1度くらいです。

花後はだんだん葉の赤い色が褪めていき、緑にもどっていくのですが、その途中はなんか顔色が悪い、生気のない雰囲気が半端ないです。もともとエアープランツは花が咲くと段々弱っていき、新しい株の生長とともに本体は衰退していくものなので、仕方ないのですけどね。

また夏の間は、ほとんど生長が見られませんでした。

花後約2ヶ月で子株発見

9月になり、涼しい日も増えてきました。今年はずいぶんと早い時期から過ごしやすい気候になりましたね。植物たちも生長の季節です。ベルティナも少しずつ茎が曲がりだしたと思ったら、少し開いた葉の根元に子株発見です!見つけた当初は、2mm程度の芽でしたが、穏やかな季節になると急に生長しだしました。

ベルティナ 子株

10月になって子株は少しずつ大きくなってます。

ベルティナ 子株

親株のほうも赤みがほとんどなくなり、健全な感じに戻りました。

ここしばらくの長雨で気温も低くなって、最近は部屋の中に入れることも増えてきました。そろそろ室内で育てる時期になってきましたね。子株をしっかりと育てたいと思います。

子株の生長

〔2018年7月21日更新〕

親株の根元から出てきた子株も、今ではすっかり一人前の大きさになりました。秋~冬~春の期間、室内で管理していましたが、子株の芽が出てからの生長は早く感じました。何かに固定せず単体で扱っていたので発根はしていない状態です。発根しなてもこのくらい生長するので、発根するともっと早いのかもしれないですね。


〔2018年6月撮影〕

我が家では、冬場は暖かな日差しの入る窓際に置いており、室内温度も一日中安定で20℃以上を保っていたので、ほぼ毎日水やりをしていました。水にざっとくぐらせた後、逆さまにしてパッパッと水を切って置いていました。

6月になり、ガーデニングショップで見かけた花苞がでたファシクラータを見つけ、それとともにバージンコルクに固定しました。寄せ植えを作った様子はこちらにありますので、よろしかったら見てください。

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